magazine

健康管理 / 病気

2019.12.25

犬の皮膚が赤いとき。考えられる原因や対処法について

愛犬の皮膚が赤い、痒がる、毛が抜ける。このような症状が見られるときは、愛犬が皮膚病にかかっている疑いがあります。愛犬が痒みや痛みでつらい思いをしていると、飼い主さんも見ていてつらくなりますよね。ここでは、愛犬の皮膚が赤いときに考えられる原因や対処法についてご紹介します。

Author :docdog編集部

この記事をシェアする

犬の皮膚が赤いときに考えられる原因

犬 皮膚 赤い

犬の皮膚が赤いときには、皮膚の感染症やアレルギーなどの疑いがありますが、原因を特定するには動物病院で検査を受けることが大切です。

皮膚病

皮膚病は、犬の病気の中で最も多い病気です。犬の皮膚病の原因は1つとは限らず、「皮膚が赤い」などの簡単な症状から原因を判明させることが困難な病気でもあります。皮膚病の種類は様々ですが、皮膚の感染症やアレルギーなどがあります。

皮膚の感染症

皮膚の感染症の多くは、皮膚のバリア機能が低下しているときに起こります。真菌(カビ)が増殖する「マラセチア皮膚炎」や「皮膚糸状菌症」、強い痒みを伴う「膿皮症」、ニキビダニが感染する「毛包虫症」、ヒゼンダニによる「疥癬症」などがあります。

アレルギー

アレルギーには食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、ノミアレルギー性皮膚炎などがあります。アレルギー性皮膚炎は再発性が高く完治が難しい病気であり、生涯にわたり上手に付き合っていくことが大切です。

その他

単純な原因として、犬が着用した服が身体に合わず脇が擦れたり、首輪が合わず擦れて赤くなることがあります。また、シャンプー後によく乾かさず痒みが出てしまったり、シャンプー剤のすすぎ残しが原因で皮膚病を引き起こすことがあります。

犬の皮膚病で見られる症状とは

犬 皮膚 赤い

皮膚病には皮膚が赤くなる、かさぶたができる、脱毛、潰瘍、膿疱、皮膚のべたつき、フケ、痒み、痛がる、匂いが出るなどの症状があります。

症状の程度は原因によって様々

犬の皮膚病の症状や程度は、その原因によって様々です。軽度の赤みや少量の乾いたフケが出ている程度で、犬が気にしていない場合もあれば、激しい痒みを伴うことで引っ掻いて出血したり、痛みや痒みで睡眠不足に陥ったり食欲が低下することもあります。

犬の皮膚が赤いときの対処法

犬 皮膚 赤い

皮膚が赤い原因が、服や首輪の擦れなどの単純なものであれば、着用をやめることが対処法になりますが、感染症やアレルギーなどの皮膚病の疑いがあればで動物病院を受診し、必要に応じて薬剤やシャンプーを使用した治療を受けることになります。

皮膚病に使用する治療薬

皮膚病を治療するには、原因に応じた抗生物質や抗真菌剤、抗ヒスタミン薬の投与、外用薬の塗布などが行われます。ノミアレルギーなど寄生虫の疑いがあれば、まず駆虫薬を使用します。

シャンプー

皮膚を衛生的に保つためにも日々のシャンプーは大切であり、皮膚病の原因によっては薬用シャンプーでの洗浄が推奨されます。薬用シャンプーには抗菌性や角質溶解性、保湿性、止痒性などがあるので、原因に合ったシャンプーを動物病院で選んでもらう必要があります。

食餌療法

皮膚病の原因が食物アレルギーの場合、食餌を療法食に切り替えることで改善が期待できます。アレルギーに対応して作られた療法食にはいくつか種類がありますが、これまで食べたことのない材料をたんぱく質として用いた製品や、犬の身体がアレルゲンを認識できないほどにたんぱく質を加水分解した製品などがあります。

犬の皮膚が赤いときは、早めの対処が大切

犬 皮膚 赤い

犬は全身毛で覆われているため、皮膚に赤みなどの異常があっても発見が遅れてしまうことがあります。皮膚病の種類によっては対処が遅れることで症状が悪化したり、他の犬や人に病気を移してしまう可能性もあるので、日頃からブラッシングなどで犬とスキンシップを取りながら身体に異常がないか観察しましょう。そして、異常を感じたら早めに動物病院を受診しましょう。

この記事をシェアする

知りたい情報を検索!