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食べもの

2019.12.28

犬×食べ物を知る!

犬がはちみつを食べても大丈夫?成分や身体に与える影響について

甘くてとろみのあるはちみつは、ホットケーキにかけてもヨーグルトに入れても相性抜群ですね。しかし、赤ちゃんに与えてはいけない、という話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。ここでは、はちみつの成分や犬にはちみつを与えても大丈夫なのかを解説します。

#Foods

Author :docdog編集部

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はちみつに含まれる成分とは?

犬 はちみつ

はちみつのおよそ8割はブドウ糖や果糖などの糖類です。 甘いものが好きな犬に与えると喜ぶかもしれませんが、私たちよりも随分と身体の小さな犬にとっては、はちみつを与えるとカロリーオーバーになる場合があります。
糖類以外にはビタミンB1やビタミンB2、ビタミンC、カリウムやナトリウム、鉄などのミネラル、必須アミノ酸、ポリフェノールなど多くの栄養素が含まれており、これらの成分はイオンの形ではちみつに入り込んでいるため身体に吸入されやすくなっています。

犬にはちみつを与えた場合に起こり得る症状や病気

犬 はちみつ

人では、1才未満の赤ちゃんがはちみつを食べると乳児ボツリヌス症にかかることがあり、便秘や哺乳力の低下、元気が無くなるなどの症状が現れるため与えてはいけないとされています。では、犬が摂取した場合体調に変化が見られることはあるのでしょうか?

ボツリヌス症

犬がボツリヌス菌の混入したはちみつを食べることで、食中毒の一種であるボツリヌス症を発症する可能性があります。通常はちみつは、包装する前に加熱処理を行っていないため生きたボツリヌス菌が入っていることがあります。

さらに、熱に強いため自宅で通常の加熱調理をしたとしても、菌は簡単には死にません。耐熱性は120℃で4分とされています。

犬がボツリヌス症を発症した場合、はちみつを摂取した後24~48時間で中毒症状が現れます。全身の虚脱や瞳孔の散大、嚥下障害により唾液を飲み込めなくなり、よだれを垂らすなどの様子が見られます。更に嘔吐や全身の衰弱のために誤嚥性肺炎を起こし、最悪の場合呼吸麻痺を起こし死に至ることもあります。

アレルギー

犬の体質によっては、はちみつに対してアレルギー反応を起こすことがあります。はちみつを食べさせてから、皮膚を痒がったり、目の充血、下痢や嘔吐などの症状が見られる場合には、はちみつアレルギーの疑いがあります。

虫歯

人と比べ犬は、虫歯になりにくとされています。その理由の1つに、犬は唾液中にアミラーゼという消化酵素を含まないために、口腔内で糖が作られないということが挙げられます。虫歯菌は糖質をエサにして繁殖しますが、はちみつには糖質が多く含まれているため虫歯になるリスクが高くなると考えられます。

犬にはちみつを与え、症状が出てしまった場合の対処法とは

犬 はちみつ

犬にはちみつを与えることで何らかの症状が出てしまった場合には、症状にあった対処が求められます。特にボツリヌス菌を摂取した場合には命に関わることもあるので、迅速に対応する必要があります。

ボツリヌス症

ボツリヌス症の疑いがあれば、自宅での対処は困難なため早急に動物病院を受診します。はちみつを食べた直後であれば、吐かせるための処置や胃の洗浄が行われることがあります。必要に応じて、血液検査や尿検査を行ったり、酸素吸入や薬剤の投与が行われます。

アレルギー

はちみつに対するアレルギー反応であれば、はちみつを与えなければ症状は改善します。与えることを止めても身体を痒がったり、下痢や嘔吐の症状が落ち着かないようであれば動物病院を受診しましょう。

犬にはちみつを与えることはリスクを伴います

犬 はちみつ

はちみつは栄養が豊富ですが、ボツリヌス菌によるリスクがあります。また、8割が糖類であり肥満になりやすいというリスクを考えると、与えない方が良いものと言えます。
また、基本的には質の良いドッグフードをきちんと食べていれば必要な栄養素を摂取できるので、 食欲が低下し痩せてきて、何か食べるものを食べさせたい時などに参考にしましょう。

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