犬にキャベツを食べさせても大丈夫です。1年中手に入れやすいキャベツは、愛犬の手作りごはんにおすすめの食材ですね。ここではまず、キャベツの栄養素や食べさせる上での注意点を見ていきましょう。
キャベツは食物繊維が豊富と思われがちですが、実際は1グラムに対しては、それほど多く含まれていません。しかし犬は食物繊維の消化をあまり得意ではないので、食物繊維豊富な野菜の与え過ぎには注意しましょう。キャベツには食物繊維の他、ビタミンCやビタミンK、ミネラルなど、豊富な栄養素が含まれています。
愛犬にキャベツを与えるときにはできるだけ細かく切ってから与えるようにしましょう。また、生のままのキャベツは、加熱したキャベツより消化しにくくなりますので、レンジやお湯で軽く加熱してから食べさせるのが基本です。キャベツを茹でるときには、栄養素がゆで汁に流れ出てしまいますので、ゆで汁ごとあげられるといいですね!
生のままでも食べられるキャベツですが、まれに消化不良を起こしてしまうコもいます。消化機能が弱まっている高齢犬や、体調不良のコには負担がかかりますので、食べさせるのを控えた方がいいでしょう。また、キャベツの芯には硝酸イオンが含まれており、中毒症状を引き起こす可能性があります。消化しにくい部分でもあるので、取り除いて与えるようにしましょう。
実際に手作りごはんを作っている家庭では、どんな愛犬ごはんを作っているのでしょうか?覗いてみましょう。
たまには愛犬にもラーメンはいかがですか?お野菜たっぷりのタンメン風ラーメンは、豆乳スープで食いつき抜群です。食べやすいように麺は短くカットしてあって、とても配慮された内容に仕上がっていますね。材料は、鶏むね肉・中華めん・にんじん・アスパラ・ズッキーニ・キャベツ・コーン・エリンギ・豆乳となっています。
一見、人間のごはん?と思われるかもしれませんが、犬のための愛媛鯛のロールキャベツです。食べさせるときにはミキサーで細かくして食べやすいよう配慮しているみたいですよ!材料:愛媛鯛、キャベツなど
皮膚のトラブルを抱えている犬のために、手作りごはんを作り始めたそうです。モロヘイヤや黒ごまを使った、飼い主さんの愛情たっぷりのレシピですね。うらやましい・・・!材料:モロヘイヤ・椎茸・キャベツ・もやし・ササミ・白米・黒ごま
手作りごはんが大好きで待ちきれない様子のワンちゃん。鹿肉にゆでたキャベツ、かぼちゃのリゾットと、いろどりもよく、バランスのいいレシピです。材料:鹿肉(北のグルメ)・キャベツ・玄米・かぼちゃ・さつまいも・人参・ブロッコリー・ミニトマト・亜麻仁油
愛犬のためにチャレンジしてみたいけど、人間とは違うし、犬の手作りごはんは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか?最後に、初めて手作りごはんを作ってみたい方におすすめな料理本を2つご紹介します。
初めて犬の手作りごはんにチャレンジしてみたい方におすすめな1冊です。いきなり全部手作りでとなると、続けられるか心配ですよね。この本はドッグフードにトッピングとして、さまざまな食材を取り入れることができます。レシピが豊富なので、食材を覚えながらいろいろと試してみてはいかがでしょうか。
犬のごはんと人のごはんが一緒に作れるという嬉しいレシピが満載の本です。なかなか時間が取ることができない人でも、犬と人のごはんが一緒に作れるので、手間がかかりません。写真だけ見ていても、犬のごはんとは思えないほどおいしそうなレシピばかりですよ。
今回は、キャベツを使った犬の手作りごはんをご紹介しました。キャベツは手に入れやすいだけではなく栄養も豊富な野菜です。実際に手作りごはんを作っている人のレシピを参考に、挑戦してみてはいかがでしょうか?