にんじんには、ビタミンが多く含まれており、中でもβカロテンという成分が多いというのは有名ですよね。
βカロテンには、抗酸化作用や抗発癌作用などがあることが知られています。
愛犬にもおすすめな食材なので、ぜひ手作りごはんにも利用しましょう。
愛犬ににんじんをあげる際には、茹でたり蒸したり炒めたり、火を通してからあげるのがおすすめです。
生のまま与えるのもNGではありませんが、にんじんには食物繊維も豊富に含まれているので、犬には消化がしにくい食べ方と言えます。
その結果、下痢などを起こしてしまうこともあるので、加熱してからあげるようにしましょう。
火を通すと甘みも増すので、愛犬も喜んでくれるはずです。
にんじんは茹でればある程度はやわらかくなりますが、それでも大きいサイズのものを愛犬に与えてしまうとノドに詰まらせてしまう恐れがあります。
とくに小型犬には要注意です。
ダイス状に細かく切ったり、すりおろすなどして、愛犬が食べやすいサイズにしてあげてください。
すでに愛犬に手作りごはんをあげているという方や、これから手作りごはんに挑戦したいと思っていらっしゃる方に、手作りごはんの達人たちの作品をご紹介します。
Instagramで愛犬のごはんを紹介していらっしゃる方たちのごはんは、見た目にも美しくどれも作品と呼ぶにふさわしい出来栄えです。
ぜひみなさんも参考にしてみてください!
ポメラニアン×チワワのティーくんの飼い主さんが作るごはんは、いつも盛り付けがアーティスティック。
たくさんの野菜に青魚、そこにちょっぴりのドライフードもちりばめられたバランスのよいご飯です。ただ野菜を切って盛るだけではなく、こちらの写真のように美しく盛り付ければ、テンションもあがりますよね。にんじんの鮮やかなオレンジ色がとてもキレイです。
こちらは、これから手作りごはんを始める方も参考にしやすいお手本と言えます。
ミニチュアシュナウザーのメイちゃんとテンちゃんの飼い主さんの手作りごはんは、ドッグフードにトッピングをするスタイルです。
2匹ともお野菜が大好きで、いつもいろいろな野菜や小魚をトッピングしてもらっています。この日は、小松菜・にんじん・トマト・じゃこがトッピングされていますね。色とりどりでおいしそう!
食材のサイズもドッグフードの大きさにそろえられていて、メイちゃんとテンちゃんも食べやすそうですよね。
ごはん全部を手作りするのではなく、ドッグフードに手作りトッピングをするというのも1つのアイデアです。
11歳のここあさん。もうシニアの仲間入りですが食欲は旺盛です。その理由は、毎日の贅沢なごはんでしょう。
ここあさんの飼い主さんは、「これが本当にワンコさんのご飯なの?」と思わず二度見してしまうほど手の込んだごはんを作られています。
この日のメニューは、なんと「お刺身定食」!品数も驚きですが、そのクオリティに脱帽です。
毎日ここまでの手作りごはんを作るのは難しいですが、見ているだけでも幸せな気持ちになれるので、ぜひ参考になさってください。
中の写真もきれいで、マネしたくなるレシピがたくさん掲載されています。
「ペットのためのフード」という視点で作られているレシピ集が多い中、こちらの本は「大切な家族のために、みんながおいしく食べられるもの」という考え方で作られているのが印象的。著者の方の深い「犬愛」が感じられる素敵なレシピ本です。
お出かけ用のおべんとうのレシピなども紹介されているので、飼い主さんもワクワク楽しみながら作れます。
彩りのきれいなにんじんは、少量でもごはんが華やかになります。体にもいい食材なので、愛犬の手作りごはんには使い勝手がいいですね。
毎日手作りは難しいかもしれませんが、イベントや特別な日にはぜひ、愛犬の好きなものをふんだんに使った手作りごはんで、愛犬を喜ばせてあげてください!
▼下記の資料を参考に執筆しました。
(1)文部科学省食品データベース