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健康管理 / 病気

2020.01.16

老犬がなりやすい4つの病気と、老化をケアするための食事法とは

一見元気そうに見えても、犬の体は年齢と共に少しずつ衰えていきます。それに伴って、ちょっとした体調不良がきっかけで病気を発症しやすくもなっていきます。何か一つの病気が元で、他のところにも不調が出てきてしまうことがありますので、老犬・シニア犬は、特に飼い主さんが体調管理に気を配ってあげる必要があります。今回は、老犬・シニア犬がかかりやすい病気と、元気で過ごすためのコツをご紹介します。

Author :docdog編集部

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老犬がかかりやすい4つの病気

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老犬がなりやすいと言われている、4つの代表的な病気を紹介します。

腎不全

犬の腎臓の働きは私たち人の腎臓と同じで、体の中の老廃物をおしっことして排出する役目をしています。この働きが衰えてしまうと、体内に老廃物が溜まり腎不全を引き起こす危険性が出てきます。

腎臓は年齢と共に機能が衰えていき、一度衰えてしまった機能が回復することはないとされています。

悪性腫瘍

いわゆるガンというものです。老犬が発症する確率はかなり高いとされていて、症状の違いはありますが10歳を超える老犬の約半数はガンを発症するとも言われています。

心臓病

老犬になると心臓の機能も当然衰えてくるのですが、小型犬と大型犬ではかかりやすい病気に少し違いがあります。

小型犬に多い心臓病は「僧帽弁(そうぼうべん)閉鎖不全症」で、これは心臓の左心房と左心室の間にある弁が完全に閉じなくなってしまう病気です。

大型犬に多い心臓病は「心筋症」で、心臓の筋肉が正常に働かくなってそれと同時に心臓も正常に動かなくなってしまう病気です。

心筋症は小型犬でもなることがありますが、いずれにしろ早急に対処をしないと命に危険が及ぶこともあります。

糖尿病

7歳を過ぎた老犬は、糖尿病の心配も出てきます。犬がかかる糖尿病は、人がかかるものと症状はほぼ同じですが、糖尿病になってしまう原因は明確には解明されていません。

さらに、糖尿病は飼い主さんがなかなか気付きにくく、腎不全や白内障などの合併症を引き起こして初めて気が付くこともあります。

病気になりにくい老犬の身体をつくる|食事内容とは

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老化を防ぐには、子犬の時期には子犬に必要な栄養素を、成犬になったら成犬に必要な栄養素をそれぞれしっかりと摂取し、適度な運動をして筋力付けていくことが大切です。

ただ、とは言っても、子犬のうちから老化のことを考えている飼い主さんはあまり多くはありません。老犬になる頃になってようやく考え始めるのが一般的です。そこで、老犬になってから老化を防ぐ努力をするのであれば、食事内容を改善していくのが一番の近道と言えます。

老犬の食事メニュー

老犬になるに連れて、1回に食べる食事の量が段々と減っていくようになります。食べる量が減ってしまったとしても、少しの量でも老犬にとって必要な栄養素が含まれていて、適切なカロリー摂取もできるようなフードに切り替えるのがおすすめです。

また、食べやすいようにドライフードを柔らかくふやかして与えたり、1日に与える量自体は変えずに食事の回数を増やしたりすることも推奨されます。
老犬になったから食が細くなって当然と思わずに、必要な栄養素をしっかりと摂取できるような工夫をしてあげてください。その結果、健康を維持するための栄養素が体に行き渡り、老化防止にも繋がっていきます。

老犬の病気は暮らしの工夫で防げることもある

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老犬の病気は完全になくすことはできませんが、暮らしの中のちょっとした工夫で進行を遅らせたりかかりにくくしたりすることは可能です。例えば、天気の良い日には過ごしやすい時間を選んで散歩に出掛け、公園のベンチなどでゆっくりと休みながら日光浴などをするのもおすすめです。

また、食事を取りやすいように食器台を用意して、頭を下げずに楽な姿勢で食べられるようにすると、食欲が戻り栄養をしっかり摂れるようにもなります。動物病院での健康診断なども大切ですが、飼い主さんのひと手間で老犬の暮らしも快適に変化しますので、ぜひ無理のない範囲で心掛けてみてください。

  • 公開日:

    2019.12.07

  • 更新日:

    2020.01.16

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