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犬にまつわる雑学

2019.12.23

アルゼンチンはペット飼育率80%!日本と違う犬事情について紹介

サッカー強豪国として有名な南米に位置しているアルゼンチン。実は、ペット飼育率は全体の80%・犬の飼育率は66%と多くのご家庭で犬との暮らしが行われています。日本も犬猫と過ごしている家庭がありますが、ペットの飼育率は約37%とアルゼンチンと比べると随分と低くなります。今回は、そんな犬天国?とも言えるアルゼンチンの犬事情について日本との違いを交えながらご紹介していきたいと思います。

Author :docdog編集部

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アルゼンチンのペット飼育率が多い理由

犬 アルゼンチン

2015年にはペット飼育率80%で世界No.1にもなったアルゼンチン。飼育されているペットの内訳としては、犬が66%、猫が32%、残りは鳥や小動物、魚などになっています。

犬の飼育頭数は920万匹となり世界でもトップクラスです。ちなみに日本の犬の飼育頭数は892万匹(2018年データ)なので、アルゼンチンよりもやや少なめですね。一体アルゼンチンでは、なぜこれほどまでにもペットが飼われているのでしょうか?

ペット可の物件が多い

アルゼンチンでペットを飼育している家庭が多い理由としては、ペット可の住居が多く飼いやすい環境が整っているという点が挙げられます。

日本ではまだまだペット可の賃貸を探すのは大変ですが、ペット飼育率80%という高い数字を出しているということは、ほとんどの住居がペット可といえるでしょう。飼育されている数が多い分アルゼンチンの道端には犬の排泄物が落ちていることが多く、足元を注視しながら歩かなければなりません。

野犬が多いことに加えて、残念ながら排泄物を持ち帰るというマナーが浸透していないため、犬の散歩でしっかりと後始末しない飼い主も少なくないのだそうです。

アルゼンチン原産の犬種

犬 アルゼンチン

アルゼンチン原産の犬種は?と聞かれたら答えられる方はあまりいないかもしれません。ここでは、アルゼンチン原産の希少犬「ドゴ・アルヘンティーノ」について紹介します。

ドゴ・アルヘンティーノ

聞き慣れない名前のドゴ・アルヘンティーノは、2018年のJKC登録頭数は3頭と日本ではとても希少な犬種です。ドゴ・アルヘンティーノは、ジャガーやピューマなどのネコ科の大型野生獣にも立ち向かうほどの勇敢さを持った獣猟犬です。スペイン語で「アルゼンチンのブルドッグ」という意味の名前を持ち「ドゴ」という愛称で親しまれています。

当初は、マスティフやブルドッグ、ブルテリアなどの異種間交配によって作出した闘犬と考えられていましたが、のちに優れた狩猟能力を見せたことで、狩猟犬として扱われることになりました。

ドゴ・アルヘンティーノの体高はオスが62~68cm、メスが60~65cmほどで、体重36~45kgの大型犬です。見た目はピットブルによく似ていると言われ、性格は陽気で友好的、そして控えめな一面も持ちます。

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アルゼンチンの犬の飼育事情

犬を飼っている方がとても多いアルゼンチンですが、日本と犬の飼育事情はどう違ってくるのでしょうか。犬に関する法律なども紹介していきます。

お散歩代行サービスが人気

アルゼンチンでは、お散歩代行サービスの給料がいいため、人気の職業のひとつでたくさん存在しています。

日本では小型犬が好まれる傾向にありますが、アルゼンチンでは大型犬を飼われている方が多いうえに、一家庭で何頭も飼われているため、散歩も重労働になります。そのため、お散歩代行の需要が高いようです。

ペットの誘拐も多い

ペットの飼育率が高いゆえに子どもの誘拐に加えて、ペットの誘拐事件も頻繁に起こっています。最近は、日本でも犬の誘拐が増えており、お店の外などに繋がないよう注意されていますが、アルゼンチンでペットを誘拐した犯人は、迷子札に書かれた連絡先に電話し、身代金を要求してくるのだそうです。恐ろしい話ですよね。

犬の法律

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの条例で、犬の散歩についての規則が定められています。同時に散歩させられる犬の頭数は8頭まで、3匹以上を連れて行く場合には登録証をもらわなければなりません。

他にもリードなしに連れて歩いてはいけない、街の構造物に繋いではいけないなどの決まりがあるものの、厳しく取り締まられることが少ないため守っている飼い主が少ないのが現状です。

なぜ頭数制限が規制されているのかというと、先程も少しお話した通り、連れて歩く数が数頭ではなく一度に10頭近く連れて歩くためです。しかも、力のある大型犬を一度にその数連れて歩くのですから、驚きですよね。

【ちょっと小話】サッカー中に犬が乱入!?

サッカー強豪国としても知られるアルゼンチンでは、試合中・練習中に犬やイグアナなどの動物がフィールドに度々乱入してくる様子がカメラに捉えられています。とっても上手にボールをドリブルする犬もいれば、大事なシュートを止めてしまった犬もいるとか・・・。でもその愛らしい姿に「ぜひマスコットキャラクターに就任して欲しい!」とか「次なるヒーローを発掘した!」とか、そんな楽し気なコメントばかりが寄せられています。大事な試合中の乱入にもかかわらず、観客の声がこんなにも温かいのは、ペットを飼育しているご家庭が多い所以なのかもしれませんね。

多くの人が犬と暮らすアルゼンチン

犬 アルゼンチン

オランダには、日本とは違う面が多くあることが分かりました。犬を飼っている方が多いゆえの様々な犬事情があるようです。街を歩けば、野良犬を含めたくさんの犬に出会える国ですが、衛生面やマナーの面ではまだまだこれから、と言えるかもしれませんね。

  • 更新日:

    2019.12.23

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