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犬種図鑑

2019.12.16

ダックスにも3つの犬種がある!それぞれの歴史や性格の違いまでご紹介

短めの足で元気いっぱいに走り回る姿がチャーミングなダックスは、古くから狩猟犬として活躍してきました。家庭犬として生活するようになってからは、その見た目のかわいさから人気の高い犬種の1つです。
ダックスと一言に言っても、サイズごとに犬種が分類されているのをご存知でしょうか?今回は、ダックスの犬種グループについて、歴史や性格、家庭に迎え入れる場合の注意点についてご紹介します。

Author :KANAKO/トリマー

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ダックスの歴史と犬種を紹介

ダックス

一般社団法人ジャパンケネルクラブでは、犬種を生存目的や形態・用途によって10のグループに分類されています。 全犬種の中で唯一、ダックスフンド単一の犬種グループとして分けられています。

ダックスの歴史

ダックスのはっきりとした起源は不明です。中世の頃に狩猟につかわれていたハウンドドッグやピンシェルなどの犬種をかけ合わせ、アナグマ猟をするために誕生したのが始まりと言われています。

もともとダックスは体重が15kgもある大きなサイズでした。地面の穴の中に住んでいるアナグマを獲るために手足を短くし、筋肉質で引き締まった胴に寄せられていき、現在のダックスの特徴でもある胴が長く足が短めの体型となりました。

その後、ダックスはアナウサギや小さなキツネを獲るようになり、獲物に合わせて小さいサイズになっていきました。そこで生まれたのが、ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドです。

3つの犬種

ダックスには、体重や胸囲のサイズにより、3つの犬種が分類されています。

【スタンダードダックスフンド】
胸囲35cm以上、体重9kg以上
【ミニチュアダックスフンド】
胸囲30~35cm、体重4.5~4.8kg(15カ月を経過した時点)
【カニンヘンダックスフンド】
胸囲30cm以下、体重3.2~3.5kg(15カ月を経過した時点)

ダックスの性格と被毛の種類

ダックス

ダックスは、サイズによる性格の違いはほとんどないと言われています。猟犬だったため勇敢で負けず嫌いな一面もありますが、陽気で好奇心旺盛な性格は飼いやすい犬種として人気があります。
サイズ別に3つの犬種に分けられているダックスですが、被毛の種類も3つに分けられており、それぞれに性格の特徴が異なります。

・スムースヘアード
・ロングヘアード
・ワイヤーヘアード

スムースヘアード

光沢のある短毛のスムースヘアードのダックスは、ミニチュアピンシャーとの交配によって生まれました。性格は、活発で遊び好きですが、少々気が強いところがあります。短毛のため抜け毛は多くはありませんが、生えかわる時期になると目立ちやすくなります。

ロングヘアード

やわらかい長毛のロングヘアードのダックスは、パピヨンとの交配によって生まれました。性格は温厚で人懐っこく、甘えん坊な犬が多いです。抜け毛は多く、もつれや毛玉になりやすいのでこまめなブラッシングが必要です。

ワイヤーヘアード

硬さのある長毛のワイヤーヘアードのダックスは、ミニチュアシュナウザーとの交配により生まれました。性格は飼い主に忠実で服従性が高く頑固です。抜け毛は、ロングヘアードほど多くはありませんが、毛が伸び続けるため定期的なカットが必要です。

ダックスを家庭に迎え入れる場合の注意点

ダックス

ダックスフンドは飼いやすいことから、長年人気犬種となっています。性格や性質を理解してあげることで、日常生活も楽しく暮らすことができます。

ダックスは穴掘りが大好き

ダックスは穴掘りが大好きです。クッションやベッドなどを一生懸命掘ってしまう犬が多いです。これはアナグマの猟をしていたための本能の名残と言われています。穴掘りをしてもいいところとダメなところを、しっかりと教えてあげる必要があります。庭や公園など、穴を掘ってもいい場所で思う存分掘らせストレス発散させてあげましょう。

ダックスはよく吠える

ダックスを飼う上で多い悩みに、吠えやすいということがあります。吠える声も小型犬の中では大きい方です。チャイムに吠える、散歩中に他の犬や人に対して吠える、ケージから出して欲しくて吠えるなど原因はさまざまあります。チャイムや人、他の動物に対して吠える場合は、「ダメ」と止めさせ、すぐに止めたらご褒美におやつをあげるというのを繰り返し教えてあげます。要求吠えに対しては、無視をするのが一番です。静かになったら出してあげ、吠えても出してもらえないということを理解させましょう。

ダックスはヘルニアになりやすい

ダックスの特徴的な体型は、足や腰に負担がかかりやすいことから、椎間板ヘルニアになりやすい犬種と言えます。ソファやベッドの上り下りやジャンプは出来るだけさせないようにし、スロープなどをつけ負担のかからない工夫をしてあげましょう。毎日、散歩や運動をさせ筋力をつけてあげるのも予防になります。

ダックスは飼い主に従順な良きパートナー

ダックス

ダックスの歴史、性格、家庭に迎え入れる場合の注意点などについてご紹介しました。可愛らしい見た目で人気高い犬種ですが、ダックスの性質を知らないで飼ってしまうと、犬も飼い主も幸せな生活を送ることはできません。猟犬として活躍していたため、飼い主に従順な賢さを持っています。しつけ方や病気についてしっかり理解することで良きパートナーとなれるはずです。

◎ライタープロフィール
KANAKO トリマー

KANAKO/トリマー

ミニチュアダックスフンド8頭と暮らし、犬にまみれた幸せいっぱいの生活を送っています。
普段は犬の服をハンドメイドで作ったり、トリマーとしての経験を活かしカットを楽しんだりしています。

  • 更新日:

    2019.12.16

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