magazine

連載 / ブログ

2019.12.25

連載|保護犬チロル|vol.4

保護犬チロルとの愉快な日常|落ち着かないお留守番

家族が会社に行ったり学校に行ったりと、どうしても家を空けてしまう機会はありますよね。そんな時の愛犬のお留守番。
うちのチロルに関しては一番苦労し、しつけに対して後悔しているのが、このお留守番です。チロルはモノを破壊してしまうのです。

#保護犬チロル

Author :小野さくら/ドッグライター

この記事をシェアする

チロルの破壊行動

まず、チロルは家の中で放し飼いです。

家にきた当初は、用意していたケージに入れていたのですが、何かに入れられるということに対する恐怖感が強いらしく、始終落ち着かない様子で目を離したすきにケージをよじ登って脱走していました。

また、もともとは野外で過ごしていたからなのか、散歩に行き始めるようになるとトイレは外で済ませるようになり、家では一切トイレをしません。そのため、チロルがリラックスできる場所を見つけられるようにと、お留守番のときでも家の中で自由に動きまわれるようにしました。

その結果、家に帰ると座布団を引きちぎって綿を出す、スニーカーなど布製のものをぼろぼろにするなど、家の中のものを破壊するようになっていきました。

犬が破壊行動を行う理由って?

チロルの破壊行為が始まってからは、家に帰ってくるたびに今日は何がぼろぼろになっているのだろう・・・と、ひやひやするようになり、「犬の破壊行動の理由」を調べてみました。

一般的には、犬がストレスを感じている、分離不安を感じている、運動不足である、退屈しているなど様々な状態が考えられるそう。どの状態も、チロルにとっては良くない状況であることを示しています。

分離不安症かもしれないサイン

調べて分かってきた理由の中で、気になったのは「分離不安症」でした。

無駄吠えをする、破壊行動を起こす、家や部屋から逃げ出そうとする、尿失禁や便失禁、嘔吐、食糞、落ち着きがないなどといった状況は、分離不安症の症状と言われています。

尿失禁の場合は、単なるマーキングや尿管結石などの病気の可能性があるので、分離不安症かしつけ不足か病気かの見極めが難しいのだとか。チロルの場合トイレは外派で、これはありませんでした。

破壊行動への対処法

うちのチロルにも分離不安症を疑いまいたが、症状が破壊行動のみで、毎日起こるわけではありません。
家族がいる時でも破壊行動があったことから、ストレスが溜まっているのが原因ではないかと考えるように。

私たちが行った対処法

まずモノを噛まれないように片付け、散歩も毎回違うコースを通るようにしてみました。この方法によって少しは解消されましたが、今でも帰ってきたらチロルの布団から綿が出ていることがたまにあります。
散歩や一緒に遊ぶ時間を長くしてみたり、噛み応えのあるおもちゃを用意するなど、今でも試行錯誤を続けています。

うちの方針

家のモノを破壊されるのは、家族にとっては困ったことです。チロルの場合は、家に帰った時には破壊行動は完了しており、家族が帰ってきたことに対して喜んでいる最中ですから、それから叱ることは出来ません。

今は、家族がいるときにモノを壊す仕草を見つけたら、<その場で><その行動をしている時に>現行犯として叱るようにしています。また、上手に遊べた時には思いっきり褒めます。

これを繰り返して、「モノを壊すと家族に叱られる」ことを覚え、そうでなければいっぱい褒めてもらえると分かってくれるようになればいいなと思っています。

ストレスのない生活を目指して

お互いに毎日楽しい日々を過ごすためには、人も犬もストレスのない生活が大事です。

犬は言葉を話すことが出来ないので、何に不満があるのか何が適切な対応か悩むこともありますよね。私たちにとっては、チロルのお留守番が一番悩んだことで、今でも完全には解決できていない悩みの1つです。とはいえ、一緒に暮らす家族ですから、これからも根気強く付き合っていきたいと考えています。

この連載をもっと読む
◎ライタープロフィール
小野 さくら ドッグライター

小野 さくら/ドッグライター

雑種犬チロル(10歳)とチワワのきなこ(7歳)とハムスター2匹を飼っている動物好き。
保護犬チロルと出会ってから犬好きに拍車がかかる。雑種犬の魅力を広めると共に殺処分などの悲しい犬を減らしたいと思い、ドッグライターを始める。

この記事をシェアする

知りたい情報を検索!