magazine

連載 / ブログ

2020.04.22

連載|シニアの愛チワワ|vol.4

君がそこにいる幸せ。ひなたぼっこ

子犬の頃からひなたぼっこが好きな愛犬。ひなたぼっこをしている愛犬の姿を見ているだけで穏やかな気持ちになり、心が癒やされます。
老犬との生活ゆえに味わえる、ゆっくりと流れる心地よい時間を皆様にお裾分けできたらと思います。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

この記事をシェアする

ひなた発見センサー

子犬の頃から愛犬の「ひなた発見センサー」は、かなり発達しており、ひなたを見つけると満足そうにそこで落ち着き、外を眺めます。
のんびりと日の光と暖かさを堪能している愛犬の姿は、まるで猫のようです。
そんな愛犬を見て「いい生活だな」と思う飼い主。できれば一緒にひなたでのんびりしたいと思うのですが、そうはいかないのが人間の現実。

「気持ちよさそうだね」と声をかけても、「今は話しかけないでください」といわんばかりの視線をちらっとこちらに向けるだけです。
ときどき驚くような格好で転がっている愛犬。思わず2度見をしてしまいます。
ひなたが好きな愛犬。気持ちよさそうにしている愛犬の姿を眺めているだけで幸せな気持ちになります。

ときどき遊びに来るお友達

ふと窓の外を見てみると、かわいい来客者がいました。来客者の猫は、愛犬と同じようにひなたぼっこをしている最中でした。
愛犬は他の動物にあまり興味がなく、なわばりへの侵入者と思わないのか、犬としての意識が低いのか、まったく気にしません。
あきらかに視界に入っているだろうと思う場所を横切っても「ふうん」とでもいわんばかりの態度でスルーをする愛犬。逆に来客者の猫が、愛犬がいることに気付いて驚いて逃げて行きます。

君が狩猟犬だったらその「気」を消すスキルはとてもすごいと思うけれど、それでいいのかい?とこちらが疑問に思うくらいに猫の存在を気にしない愛犬。
「何事も気にし過ぎはよくないよ、ちいさなことは気にしない方がいいよ」と愛犬に言われている気がしてしまいます。

外のにおい

外の風は季節のにおいや、他の犬のにおいを運んできます。
愛犬は子犬の頃から外のにおいをかぐことが好きで、外に出るとからだ全体をつかって大きく深呼吸をします。
心臓病を患ってから愛犬は外に散歩へ行けなくなってしまいました。動物病院へ車に乗って行くだけでも、帰ってくると疲れてしまい、いつも以上に眠ります。
そんな愛犬の楽しみは、ひなたぼっこをする前に、開いている窓から外のにおいをかぐことです。

「すんすん」と小刻みに鼻を鳴らして、慎重深く外のにおいを確認し、最後に「スハー」と大きく深呼吸をします。
犬にとってにおいは大切な情報であり、楽しみのひとつだと思っています。今日はどんな面白い情報が愛犬のところに届いたのでしょうか?
老犬になっても毎日新しい刺激を愛犬に味わってほしいと思い、体調のいいときは外のにおいを嗅がせるようにしています。

ひなたにいる君

日が当たる場所にいる愛犬。気持ちよさそうな寝顔。ひなたから戻ってきたときの愛犬のにおい。どれもたまらなく愛おしく感じるものばかりです。
老犬との生活はのんびりとしていて、とても心地がいいものです。いつまでもこの穏やかな日々が続けばいいなと思っています。
これから寒い季節がやってきます。たまには愛犬と一緒に、ひなたぼっこを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

  • 公開日:

    2019.12.13

  • 更新日:

    2020.04.22

この記事をシェアする