愛犬の写真はたくさん撮っているのに、なんとなく同じような写真ばかり......という経験はありませんか?そんなときは、ハイアングルやローアングル、愛犬の目線に合わせて真正面からなど、いろいろなアングルで撮ってみましょう。
ハイアングルで撮ると上目遣いのかわいらしい表情が撮れます。そして、愛犬の目線に合わせて撮った場合は臨場感が出て、愛犬の自然な表情が引き立つ仕上がりになります。
iPhoneで愛犬を撮るときは、ローアングルもおすすめです。一眼レフに比べ、iPhoneをはじめとしたスマホカメラのほうが、地面により近い場所で構えられ、かつ構図をチェックしながら撮りやすいからです。
ローアングルから撮ると愛犬の存在感が引き立った写真になったり、意外な表情が収められたりします。ぜひ試してみてください。
iPhoneには、便利なカメラ機能が備わっています。それらを上手に活用して愛犬を撮るコツをご紹介します。
iPhone 8 PlusとiPhone X以降は、カメラappに「ポートレートモード」があります。ポートレートモードで撮ると背景をぼかすことができるので、被写体が引き立った柔らかい雰囲気の写真が撮れます。
やり方はとても簡単です。まずカメラappを開いたら「ポートレートモード」に切り替えます。被写体である愛犬との距離が近すぎると「離れてください」と表示され、逆に遠すぎると「被写体を2.5メートル以内に配置してください」とコメントが現れます。そして、その指示通りに調整してシャッターボタンを押します。
なお、iPhone X以降は背面カメラから「前面カメラ」に切り替えて、ポートレートモードでセルフィーもできるので、愛犬と一緒に撮ってみるのもよいでしょう。
露出補正機能で調整すると、明るい写真が撮れます。撮るときに被写体である愛犬をタップすると、四角い枠が表示されます。そして、枠の隣にある太陽のマークを上下に動かすと明るさを調整できます。
なお、あえて露出をオーバーぎみに明るくして撮る(ハイキー)のもおすすめです。ハイキーの写真は、ふんわりとした優しい印象になるのが特徴です。
最後に、iPhoneで撮った愛犬の写真を加工するときの、ちょっとしたコツをご紹介します。
愛犬の姿が全部映っている写真もよいですが、あえてどこか一部をトリミングしてクローズアップさせるのもおすすめです。例えば、プニプニとして形がかわいい肉球をクローズアップした写真は、犬のチャームポイントがより引き立って見えます。
撮った写真がイマイチ......というときでも、トリミングをすることで違った印象になるので、試してみるとよいでしょう。
いろいろな場所で撮った愛犬の写真や、愛犬を迎えたばかりの頃、1歳になった頃といった成長過程がわかる写真など、愛犬の複数の写真を組み合わせてコラージュすると、その背景にあるストーリーを想像させるような写真になります。
また、コラージュした写真をデコレーションして、かわいさを倍増させたりするのもおすすめです。
今回ご紹介した以外にも、iPhoneには便利なカメラ機能が備わっています。それらを上手に活用すれば、今までとは違った写真が撮れるようになるでしょう。
また、愛犬の写真をコラージュしてみるのも楽しいでしょう。愛犬のおちゃめな表情や、元気いっぱい走り回る姿など、たくさんの愛犬の写真を残していってくださいね!