犬に関することわざや慣用句は世界中にたくさんあります。犬のことわざや慣用句は古くから伝わっており、現在でも日常生活の中でよく使われています。このように、犬のことわざや慣用句の多さは、昔から犬と人間が深く関わってきた証の1つとも言えます。
犬は動物の中で最も長い時間を人間と過ごし、古くから私たち人間にとって、とても大切な存在でした。人のために様々な仕事をこなし、今では大切な家族の一員です。犬は常に人間の身近にいたからこそ、犬に関する表現がこれほど多くあるのかもしれませんね。
ここでは日本語の犬に関することわざや慣用句を紹介していきます。また、それぞれのことわざや慣用句の意味も解説していきます。
弱い犬は相手の犬がいないところで遠吠えをすることを由来にしたことわざです。相手よりも自分の立場が弱いと感じている人が面と向かっては何も言わないのに、裏では悪口や文句をいうという意味です。
尻尾を振りながら近づいてくる従順でフレンドリーな犬は罰を受けることがありません。人間もこれと同じで、従順で愛想がよければ悪いことは起きないという意味です。
犬と猿は仲が悪い動物だと考えられています。そのため、非常に仲が悪いという意味の慣用句です。
煩悩は人を苦しませる働きのことを言います。犬は追えば去りますが、煩悩は追っても去ってくれないという意味のことわざです。
日本以外にも世界中で犬に関することわざ・慣用句は数多く存在します。普段はあまり聞くことのない英語の慣用句の和訳と注釈を解説していきます。
訳:犬は人間の親友である。
この慣用句は訳そのままの意味で、人間と犬の絆を簡単に言い表したものです。犬は苦境にいるときも頼りになる存在だということが伺えます。
訳:肉屋の犬と同じくらい健全である。
肉屋の犬は肉の切れ端をたくさんもらい、健全であると考えられていました。そのため、このことわざは「非常に健全である」という意味を持ちます。
訳:吠える犬は噛まない。
この間よくは英語だけではなく、日本語にもあります。犬は噛み付く勇気がないからこそ吠えることが由来になっています。これは、やる気があるほど実力がないという意味です。
訳:年老いた犬に新しい芸は教えられない。
これは老犬は物覚えが悪いという考え方に由来した慣用句です。歳をとってからは新しいことを学ぶことはできないので、若いうちに知識や技術を身につけるべきだという意味です。
訳:猫と犬が降っている。
「猫と犬」は「信じられないほど」という意味があります。そのため、このことわざは、信じられないほどの大雨が降っているという意味があります。
犬に関することわざや慣用句は、日常生活で使えるそうなものがたくさんありますよね。また、英語の勉強が苦手な方も、大好きな犬に関することわざなら、まずは取り組みやすいのではないでしょうか?ぜひ犬に関することわざや慣用句を日常生活の中で使ってみてくださいね。