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しつけ

2020.02.20

マナーハンドラーテストとは?テスト項目や申込み方法を解説

「マナーハンドラーテスト」という言葉を聞いたことはありますか?これは家庭犬が現代の社会に適応するための最低限の基本的なマナーやしつけを試験にしたものです。近年では、基本的なマナーやしつけが出来ていないことによる犬の問題行動や飼い主の迷惑行為が社会から厳しい目を浴びる原因の1つともなっています。犬と暮らしている方にはぜひ目を通して頂きたい内容となっているので、参考にしてみてください。

#犬にまつわる仕事/資格

Author :大森 きこ/ドッグライター

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マナーハンドラーテストってどんな試験?

マナーハンドラーテスト

マナーハンドラーテストとは一般社団法人優良家庭犬普及協会が主催する試験で、家庭で飼われている犬が社会に適応するためのマナーとしつけを学ぶことが出来ます。

元々同協会が主催している「グッドシチズンテスト」と目的は同じですが、もっと気軽に受けることができるようにと、2011年に『マナーハンドラーテスト』が誕生しました。

試験はハンドラーと呼ばれる飼い主さんとペアになって行われ、9種目全てをクリアすると合格となります。

試験の難易度は?

試験内容は実技のみで、お座りや待てなどの基本的な指示から、飼い主さんの足元で一定時間大人しく過ごすことが出来るかなど少し難易度の高いものまで9項目あります。

しかしグッドシチズンテストに比べると試験の際の想定シーンは優しいものになっているので、飼い主さんも犬もリラックスして臨みましょう。

マナーハンドラーテストの試験項目

マナーハンドラーテスト

マナーハンドラーテストの実技試験で行われる項目は、犬との暮らしにおいて「周りに迷惑をかけない」「飼い主の指示をきちんときける」などの、本当に基本的なものになっています。

ここではマナーハンドラーテストの内容をご紹介していきます。

飼い主の指示で行動することができる

お座りや待てはもちろん、伏せや呼び戻しなど生活で欠かせない項目も試験内容に入っているので、普段から出来ている犬にとっては優しい項目かもしれません。

ハンドラーの指示に従い、10秒~20秒の間それぞれ決められた時間を同じ姿勢でいることが求められます。呼び戻しは犬とハンドラーが離れ、ハンドラーの呼びかけで戻ってこれたら合格です。

人との触れ合いや誘惑に抵抗がなくなる

お散歩中、犬好きの人に「触っても良いですか?」と聞かれることありますよね。試験ではそのような状況を想定した項目があります。ハンドラーは第三者に犬が苦手な場所や触られ方を伝え、第三者が数回頭を撫でて嫌がらなければ合格です。

また、散歩中の物音や臭いの誘惑を想定した項目もあり、音を出している人の横を通り過ぎる・お菓子の臭いにつられること無く通り過ぎる、などが出来るかを判断します。

リラックスして欲しいときにリラックスすることができる

ドッグカフェに行った時やお留守番中は、犬にもリラックスしていて欲しいですよね。

試験では、指示があるまで飼い主さんの足元で落ち着いた状態でいなければいけない項目があります。3回までは立ち上がっても大丈夫ですが、4回立ち上がると失格となってしまいます。

普段の生活の中でも練習出来る項目ですし、足元で落ち着くことが出来るとお出かけの幅も広がりますよね。

マナーハンドラーテストの申し込み方法

マナーハンドラーテスト

マナーハンドラーテストの開催は一般社団法人優良家庭犬普及協会での開催の他、提携団体が個別で開催することもあります。
団体主催の試験日程も一般社団法人優良家庭犬普及協会のホームページで確認することが出来ます。

受験概要

受験期間:一般社団法人優良家庭犬普及協会のホームページにてお知らせがあります。
受験費用:一般 3,500円 / 優良家庭犬普及協会 会員:3,000円 / 学生 2,000円

申込み方法

規定の申込みフォームに必要事項を記入し、主催団体か一般社団法人優良家庭犬普及協会へ送付してください。

申込みの際には健康診断書の提出が必要となるので、ホームページに掲載されている「主治医の先生へ診断書」を持って健康診断を受けましょう。 申込み用紙が受理されると数日で受付票が届くので、受験費用を支払ったら申込み完了となります。

一般社団法人優良家庭犬普及協会のホームページ

マナーハンドラーテストは愛犬との絆を深めたい人におすすめ!

マナーハンドラーテスト

犬を飼育する人が増えるとともに、マナーを守らない飼い主の迷惑行為も増えて問題になっています。マナーハンドラーテストは、犬との暮らしの中で最低限身につけておきたい内容なので、ぜひ犬を飼っている飼い主さんはチャレンジしていただきたい試験です。人間社会で暮らす犬を守れるのは飼い主さんだけなので、一緒にハードルを乗り越えながら絆を深めていきましょう。

◎ライタープロフィール
大森 きこ

大森 きこ/ドッグライター

家族で出来る範囲での保護活動をしています。今まで小型犬から大型犬まで様々なコたちと出会い、新しい家族を見つけるお手伝いをしてきました。どんなコでも迎えてあげられるようにと、現在はペット看護師の資格を取るための勉強中です。

  • 公開日:

    2019.11.06

  • 更新日:

    2020.02.20

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