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犬の生態 / 気持ち

2020.02.07

犬が寝る時間はどれくらい?寝る時間が増えた場合の理由も解説

昼間も気持ちよさそうに寝ている愛犬を見て、「こんなに寝ていて大丈夫なの?」と思ったことはありませんか?犬の睡眠メカニズムは人間とは異なり、犬の場合には、体や脳を休め疲労を回復するためには、長い睡眠時間が必要になります。 今回は、子犬・成犬・老犬における平均睡眠時間や、寝ている時間が増えた場合に考えられる理由などについて解説していきます。

Author :docdog編集部

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犬が寝る時間は1日どれぐらい?

犬 寝る時間

犬が寝ている時間は年齢とともに変化し、子犬、成犬、老犬で異なります。それぞれの平均睡眠時間を見ていきましょう。

子犬の平均睡眠時間

子犬の平均睡眠時間は、18~19時間程度です。子犬は好奇心旺盛でよく動き回り体力を消耗しますが、体が未完成で体力の回復に時間がかかるため、長い睡眠時間が必要です。可愛いからたくさん遊んであげたくなることもあるかと思いますが、寝ている間に成長ホルモンが分泌されるため、十分に睡眠をとらせてあげましょう。

なお、子犬の睡眠時間は、体力が備わってくる1歳頃から徐々に短くなっていきます。

成犬の平均睡眠時間

成犬になると睡眠時間は、12~15時間程度になります。犬といえば活発なイメージがありますが、元気な成犬でも1日の半分以上は寝て過ごします。

老犬の睡眠時間

老犬になると、成犬期より睡眠時間が長くなり、16~18時間程度を寝て過ごします。加齢により体力が低下し疲れやすくなるため、長い睡眠時間が必要なのです。そのため食事とトイレ以外は、寝て過ごしていることも珍しくありません。寝ているときは無理に起こしたりせず、休ませてあげましょう。

犬の睡眠時間は長いが眠りは浅い

犬の睡眠時間は長いですが、実は浅い眠りの時間が長く、人のように長い時間熟睡していません。人と同様、犬も寝ているときには、浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)を繰り返していますが、睡眠時間の約8割がレム睡眠で、ノンレム睡眠はたったの2割程度と言われています。

眠りが浅く寝ている時間が長いのは、野生時代の名残と言われています。野生で生活していた犬は、寝ているときに襲撃される危険があるので、気配を感じたらすぐに動き出せるよう、浅い眠りにならざるを得ませんでした。また、狩りにはたくさんのエネルギーが必要となるので、活動していないときは小まめに睡眠時間を確保し、体力を温存していました。そのため「眠りが浅い・睡眠時間が長い」という睡眠になったのです。

ペットとして人と暮らすようになった現在、犬は敵に襲撃されることはありませんが、野生時代の睡眠の習慣が残っていると考えられています。

犬が寝る時間帯は夜?飼い主と同じ?

犬 寝る時間

かつて犬が狩りをしていた頃は、暗い時間帯の方が気配を消して獲物を狙いやすかったため、夜に長時間寝る習慣はありませんでした。しかし、適応能力に優れている犬は、ペットとして暮らすようになってからは、飼い主さんの生活ペースに合わせて夜に長い時間寝るようになりました。

とはいえ、先述のように野生時代の名残が残っているため、夜にある程度寝たとしても昼間も睡眠をとり、多くの睡眠時間を確保しています。

愛犬の寝る時間が増えたときに考えられる理由

犬 寝る時間

老犬になると体力が衰えてくるため、寝ている時間が増えるのは自然なことです。しかし加齢によるものでなく、いつもより寝ている時間が長くなったときは、病気を患っている可能性が考えられます。

病気を患っていると体のだるさが増し、休息をとって回復させようとするため睡眠時間が長くなるのです。また、体のどこかに痛みがある場合も、痛みが生じるのを防ぐためにずっと寝ていることがあります。大好きな散歩にも行こうとせず、寝ている時間が長くなった場合は、獣医師に相談した方がよいでしょう。

愛犬の健康維持のために寝る時間を十分に確保してあげよう

犬 寝る時間

犬にとっても睡眠は、脳や体を休め体力を回復させるための大切な時間です。睡眠不足になると健康に支障をきたす恐れがあるので、安眠を妨げないようにしてあげましょう。

老犬になると、食事とトイレ以外は寝て過ごしていることもありますが、体力がある成犬期にもかかわらず、あまりにも寝ている時間が長い場合は、病気を患っている可能性があるので獣医師に診てもらうようにしましょう。

  • 公開日:

    2019.11.06

  • 更新日:

    2020.02.07

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