magazine

食べもの

2019.11.04

犬×食べ物を知る!

犬は米を食べられる?注意点や話題の米粉についても解説

日本人が慣れ親しんだ主食といえばお米ですが、飼い主さんが食べていたら匂いに誘われて物欲しそうにみつめる犬も少なくありません。そもそも犬に米を食べさせても大丈夫なのでしょうか?与えるときの注意点に加え、米粉や米麹などについても詳しくご紹介します。

#Foods

Author :docdog編集部

この記事をシェアする

犬も米を食べてOK!栄養と与える量に注意が必要

犬 米

まだドッグフードが普及していなかった頃は、人の食べ残しをねこまんまのようにして犬に与えている家庭がほとんどでした。現在でも、ドライフードやおやつの材料に米が使われています。正しい米の調理方法や与え方を守れば、ご家庭で炊いた米を食べさせることも可能です。

意外と知らない?お米の栄養(※1)

いつも何気なく食べている米ですが、実は豊富な栄養が含まれています。
炊いたご飯の成分で最も多いのが、80%以上含まれている水分なので、食べることで水分補給ができます。その次に多いのが、エネルギーを生み出すのに欠かせない炭水化物です。エネルギー源となる糖質と、腸内を整えてくれる食物繊維を含んでいるので、それぞれ体内でよい働きをしてくれます。
植物性たんぱく質も含まれており、体力や筋肉を付ける源にもなります。動物性たんぱく質と比べてエネルギーになるまでが早いため、どちらもバランスよく摂取しましょう。

カロリーに注意!与えすぎは禁物

炭水化物が豊富で植物性たんぱく質を含むということは、糖質が多く高カロリーともいえます。さらに糖質は、消費されなかったエネルギーが脂肪という形で貯蓄されます。犬が米を必要以上に食べてしまうと肥満になるということです。
ですので、毎日の主食として米を与えたり、おやつの代わりにすることは控えてください。フードのトッピングや、嗜好性を高めるためのアクセントとして米を使いましょう。

米粉や米ぬかも犬にとって良い食材(※2)

犬 米

パンやクッキーを作るときに小麦粉の代替品として使われる米粉は、米を細かい粉状にしたものです。米は小麦や大麦よりもアレルギー反応が起きにくい食材といわれており、既に小麦アレルギーを発症している場合でも、安心して食べることができます。

玄米を精米するときにできる米ぬかは、ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富に含まれています。どれも犬の体内環境を整えたり免疫力アップの手助けをしてくれる成分です。精米したときには捨ててしまわずに、フードのトッピングとして有効活用するのがおすすめです。

甘酒の原料である米麹は発酵食品のため、肉食寄りの雑食である犬でも消化しやすい食材です。さらにビタミンやアミノ酸といった栄養素も含まれており、特に暑い季節の夏バテ対策に有効です。米麹をフードに混ぜて与えたり、砂糖などを使わず米麹のみで作られた甘酒なら犬に飲ませることもできます。

犬に米を与えるときの注意点

犬 米

犬に米を与えるとき特に注意すべきなのは米の硬さです。生米や芯の残った米を与えると、消化不良を起こして下痢や嘔吐の原因になります。必ず炊いた米を与えるようにしてください。もし芯が残っていて不安な場合は、おかゆやすり潰してペースト状にするなど犬の内臓に負担がかからないようにしましょう。

米をとぐときにでるとぎ汁を植物の肥料として使うこともありますが、犬に与えるのはやめましょう。虫や農薬などの米についている汚れをとぐことで落としているので、とぎ汁にはそれらが入っています。

米は小麦などよりもアレルギー反応が起きにくい食材ではありますが、可能性はゼロではありません。最初は米粒ひとつを与えて様子をみて、大丈夫そうなら少しずつ量を増やしていくようにしましょう。もし下痢や嘔吐、皮膚が赤くなり痒がるなどの症状があれば、与えるのをやめて動物病院に行きましょう。

カロリー過多で肥満には注意!健康的にお米を食べよう

犬 米

犬に良い栄養だからといって、たくさん与えればよいというわけではありません。特に米の食べすぎは肥満のリスクがあります。ぜひ正しい調理方法と適切な量を守り、米のちからを良い効能として愛犬の健康管理に役立たせてください。

(※1)参考文献:厚生労働省 e ヘルスネット
(※2)参考文献:文部科学省 食品成分データベース

  • 更新日:

    2019.11.04

この記事をシェアする