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食べもの

2019.11.01

犬×食べ物を知る!

犬に魚を食べさせてもいいの?与える際の注意点と調理法をご紹介

動物の食材で魚というと、やはり猫のご飯というイメージが強いのですが、果たして犬の場合はどうでしょうか。犬は雑食性ですから何でも食べるとはいえ、やはりNG食材も存在しているもの。犬に魚を与えるのは大丈夫だとして、どんな魚が良くて、どんな調理法が最も良いのか?与える際の注意点と調理法をまとめてみました。

#Foods

Author :docdog編集部

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魚を食べても大丈夫?その栄養素とは

犬 魚

犬が魚を食べても大丈夫です。調理法には気を付けなければいけませんが、魚が本来持っている栄養素は、犬にとっては非常に有用なものだと言えるでしょう。

まず、肉や魚にも多く含まれているタンパク質を効率よく摂取できることが挙げられます。特に魚のタンパク質は吸収しやすく、筋肉や血液など体の基礎栄養成分とされていて、生命の維持に欠くことができないものです。
それからイワシやサバなどの青魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。DHAは脳の血流を活発化して記憶力や学習能力をアップさせ、EPAは血液をサラサラにして中性脂肪値を下げる効果があります。(※1)
また魚に多く含まれるカルシウムは、犬の骨や歯を丈夫にしてくれる働きがあります。

ただしあまり与えすぎると不飽和脂肪酸の過剰摂取となり、黄色脂肪症を引き起こす原因ともなりますので、あくまで肉類や魚類などをバランスよく与えることが大切になりますね。

犬に魚を与える際の注意点とその調理法

犬 魚

まず魚の調理法で気を付けるべきことは、決して人間が食べる時と同じ味付けをしないことです。どうしても犬にとっては塩分過多になってしまいますので、塩で味を調えたりすることは避けたいところです。
焼いたり煮たりするよりも、生で与えた方が消化が良く栄養素も効率よく吸収できます。しかし生の状態で与える場合は、刺身用などの新鮮な魚を与えるようにしておきましょう。なぜなら生食用でないと寄生虫がいるリスクも高く、後述しますが、アニサキス症などに感染する危険性があるからです。

また魚を切り身で与えるよりも、細かく刻んだりフレーク状にした方が犬にとっても食べやすく、咀嚼をあまりしない犬にとっては消化にも良いですね。
そして、おやつ用には小魚の煮干しを与えましょう。普通に市販されているものは人間向けの商品ですから、ペットショップなどで犬用の塩分を抑えた煮干しを購入するようにして下さい。毎日適量を与えることでカルシウムを効果的に摂取することができます。

アニサキス症の症状と対処法

犬 魚

生のサバやサケなどに寄生しているアニサキスという寄生虫をご存知でしょうか?たまに人間が感染してニュースにもなるくらいの恐い症状なのです。
魚の筋肉の隙間にいるために発見しにくく、もし食べてしまったら胃の中で穴を空けてしまい激痛が襲います。特に犬は「痛い」と言えないので、事前にきちんと予防しておくことが大切。

でも予防対処法は簡単です。まずアニサキスは、24時間冷凍しておいた魚ですと100%死滅します。また冷凍していない魚だったとしても、細かくみじん切りにすれば大丈夫。フードプロセッサーに掛けるのも良いですね。生命力はあまり強くありませんので、そういった処理をすれば感染するリスクは避けられます。(※2)

効果的に魚を与えるようにしましょう

犬 魚

魚を効果的に適量を与えることで、栄養面から言っても素晴らしい食材となります。ただし肉類などと比べれば、調理法や与え方も気を付けなければならない部分も多いので、いくら栄養素がたくさん含まれているからといっても偏らないようにして下さいね。

(※1)参考文献:「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省
(※2)参考文献:アニサキス症とは - 国立感染症研究所

  • 更新日:

    2019.11.01

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