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公園を散歩する老犬の柴犬
住まい / 生活
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2021.06.24

老犬に散歩や運動は必要!立ち止まる・歩かないときには適切な補助を

毎日の散歩は続けたいのだけれど、老犬になって歩くのが少し辛そうだし、連れて行くのは逆に可哀想ではないのか?と考えてしまう飼い主さんがいます。
老犬になったからもう散歩は無理ね、と思い実際に散歩に連れて行かなくなってしまった飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、老犬であっても無理のない範囲での散歩は健康維持に役立つので、是非続けていって欲しいことの一つです。
ここでは、老犬の散歩に役立つ情報を、おすすめの散歩コースなどと共にご紹介します。

docdog編集部

老犬に散歩が必要な理由

散歩に行きたがる老犬のダックスフンド

犬にとって散歩は、運動不足解消・ストレス発散・健康維持のために必要不可欠なものです。また、家の中では感じることのできないような刺激を受けることは、脳の活性化にも繋がります。
老犬の場合も同じで、運動不足解消という意味合いは弱くなるものの、気分転換や体力の低下を防ぐために散歩は必要不可欠です。
散歩に費やす時間や歩く距離は少なくなったとしても、無理のない範囲で続けていくことがおすすめです。

外の環境が生きがいに

子犬の頃には社会化を培うために、外に連れ出して外の空気や様々な刺激に触れさせましょうとよく言います。
老犬になってもこれは同じで、散歩で外に出ることで外の空気や様々な匂いを感じ、時には近所の犬仲間に遭遇することで適度な刺激を受けることができます。
成犬の頃のように激しく運動ができなくなった老犬には、この小さなことが日々の生活に張りを与え生きがいとなります。

老犬の散歩は時間よりも質を重視

老犬は長時間の散歩は体力的に厳しくなっていきますので、時間を短縮してその分内容を充実してあげるのがおすすめです。
例えば、今までコンクリートの道を30分歩いていたところを15分に減らして、歩く場所を土や芝生が生えている柔らかい場所を選んであげます。

柔らかい場所を歩くと、肉球が地面の形に合わせてマッサージをされるように動きます。実はこの肉球の動きは筋力の維持に大変効果があるとされています。
散歩の時間が短くなったとしても、散歩コースを少し工夫してあげるだけで今までと同じような効果を得ることができます。

老犬が散歩に行きたがらないときの対策

散歩に行きたそうなシベリアンハスキー

いくら健康に良いとは言えど、老犬になると歩くのが億劫になり、散歩に行きたがらなくなる子もいます。
体力の低下を防ぐためには、できれば短時間でも毎日散歩に出掛けて欲しいのですが、どうしても嫌がる場合は無理に引きずり出す必要はありません。

休み休みで十分

「今日はお休みしたから明日は行くようにしよう」というくらいの気持ちで十分です。また、あまりにも寒い日や暑さの厳しい日も、愛犬の体調を考慮してお休みをしても問題はありません。

歩くことだけでなく外の空気が大切

いつも一貫して行きたがらないような場合には、近くの公園に抱っこや車などで連れていき、外の空気を吸わせてあげるだけでも十分です。天気の良い日には、ベンチに座って日光浴をするのもおすすめです。

散歩に出たらしっかり歩かなくてはと思う方は多いです。もちろん老犬になっても歩いてくれたほうが筋力は落ちなくていいのですが、それよりも外の空気を吸い日光に当たることを優先的に考えるようにしましょう。

老犬との散歩で気を付けたいポイント3つ

散歩中に歩かないプードル

老犬が歩く時に、飼い主さんが注意すべき接し方を紹介します。

1.体調のチェック

老犬を散歩に連れ出す時には、必ず事前に体調のチェックを行うことを習慣付けるようにしてください。
体調が悪くても飼い主さんの誘いに応じてしまう場合もありますので、飼い主さんがきちんと見極めてあげるようにしましょう。

また、夏場の散歩は熱中症の危険がありますので、早朝や夕方などのなるべく涼しい時間帯を選ぶようにしてください。反対に、寒さの厳しい冬場は、防寒対策をして出掛けるようにしましょう。散歩の時間は夏場とは逆で、早朝や夕方は避け日中の日差しが出ている時間帯に行くのがおすすめです。
ただし、日中であっても防寒対策のために、洋服を着せるなどの工夫をしてあげてください。

2.過剰な手助けはNG

老犬になると歩く速度もゆっくりになったり、足取りも時にはふらついてしまったりすることもあるかもしれません。
無理をさせることは禁物ですが、自分の力で歩こうとしている時には過剰なサポートはしないようにしてください。

足元がふらついた時に飼い主さんが助けてしまうのは簡単なことですが、それでは犬のやる気をそぐことになってしまいます。
飼い主さんがサポートをするのは、ギリギリまで我慢するようにして、できる限り自分の力で歩くように促してあげてください。

3.散歩コースはあまり変えない

老犬には適度な刺激を与えることが大切ではありますが、頻繁に散歩コースを変更するのは適度ではなく過度な刺激となってしまいます。
成犬の頃では新しい場所に好奇心を抱いて喜ぶかもしれませんが、老犬はあまりにも新しい場所ばかりに連れ出されてはそれを受け入れることが難しく、逆に不安を感じるようになってしまう恐れがあります。

散歩コースの候補がいくつかあるのであれば、老犬になる前から少しずつ出掛けるようにして教えておいてあげるのがいいでしょう。

老犬の散歩には歩行サポートグッズを活用

リードに繋がれて散歩している老犬

足腰が立たないほど弱くなってしまっても、散歩には行きたがる犬は多くいます。そんな犬には歩行サポートとして、犬用の車いすを利用するのも一つの方法です。
犬用の車いすと聞くと、数年前までは手掛けている業者も少なく、とても高価でなかなか手の出ないものという印象がありました。
ところがここ数年のペットブームのおかげなのか、以前では考えられないような価格にて購入できるところも増えてきています。歩行サポートとして、一度検討してみるのもおすすめです。

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老犬におすすめ散歩コース

柴犬の老犬が土の地面のある広場で散歩している

老犬になると足腰が少し弱くなってきますので、コンクリートではなく芝生や土の地面を歩かせてあげると、足腰への負担が軽減されます。
また、聴覚や視覚が衰えてくると周りの様子が以前よりも掴みにくくなり、それを不安に感じて散歩を嫌がることもあります。
そこで、そういったコには散歩に出る時には人通りが少ない道を選んであげたり、車があまり通らないような場所を選んだりするのがおすすめです。
静かな場所でゆっくりと歩かせてあげましょう。

老犬の散歩は無理のない範囲で

子犬が楽しそうに散歩している

老犬の散歩は、体力維持や認知症予防に役立つ側面がありますが、無理をさせると逆効果になってしまうこともあります。
行きは調子よく歩いていたのに、帰りには疲れてしまって歩けなくなってしまうこともあるかもしれません。
そのような時には、飼い主さんが抱っこをして連れて帰らなければいけませんので、万が一そうなっても連れて帰れるようなコースを選び、時間にゆとりを持って出掛けるようにしましょう。

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  • 公開日:

    2019.11.27

  • 更新日:

    2021.06.24

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