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2019.11.08

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レトリーバーってどんな犬たち?特徴や種類・犬種毎の違いを解説

日本で飼育されている大型犬の中で、常に1位2位を独占しているのが「ゴールデン・レトリーバー」と「ラブラドール・レトリバー」です。この『レトリーバー』と呼ばれる犬種には、他にも数種類の犬種がいて、賢く従順な性格をしているのが大まかな特徴です。今回は有名な犬種から日本ではあまり見かけない犬種まで『レトリーバー』についてご紹介していきます。

#Lifestyle

Author :大森 きこ/ドッグライター

レトリーバーの特徴と名前の意味

レトリーバー

レトリーバー(Retriever)の名前の由来となる「レトリーブ(Retrieve)」とは『回収』という意味で、猟では獲物を回収する犬たちとして活躍していました。いわゆる「ガンドッグ」と呼ばれ、主に水辺での獲物回収の役割をこなしてきました。

原産国は主にイギリスですが、それぞれ交配過程で掛け合わさった犬種が異なるため、犬種ごとの特徴も異なります。また、ゴールデン・レトリーバーは「イギリスタイプ」と「アメリカタイプ」の2種類が存在し、日本で飼育されているのはアメリカタイプが主流です。イギリスタイプに比べ、活発な性格をしているとされています。

共通点と違い

レトリーバーはみんな共通して「賢く従順な性格」という特徴があります。水とレトリービングが大好きなので、プールや海でのボール遊びにテンションが上がるレトリーバーは多いのではないでしょうか。

交配されてきた犬種が違うため、穏やかさや社交性は犬種ごとに少しずつ異なります。ゴールデン・レトリーバーのように温厚で社交性のある犬種もいれば、チェサピーク・ベイ・レトリーバーのように独立心があり、ちょっぴり頑固な犬種もいます。

レトリーバーの歴史

レトリーバーは古くから猟師のパートナーとして活躍してきた犬種です。人とのコンタクト欲が強いのでしつけやすいことから、家庭犬としての人気も安定して保ってきました。

猟のパートナーにはどんな犬でもなれるわけではなく、勘の良さ、水陸どちらでも素早く動ける身体能力、指示を聞ける従順な性格、これらを満たしていなければなりません。

レトリーバーは狩猟において銃が使われるようになってから誕生した種類の犬です。人のパートナーとして密なコミュニケーションを取りながら指示に従うという性格は今でも残っているので、育ててあげる際はその能力を最大限に活かしてあげたいですね。

名前に「レトリーバー」がつく5種類の犬種を紹介

レトリーバー

レトリーバーの犬たちは顔の表情や体型が似ているので性格も混同されがちですが、性格や運動能力などに少しずつ違いがあります。

家庭犬として人気があるゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバー以外の犬種は、作業好きなレトリーバーの気質を強く残しているので、飼い主には毅然とした態度でリーダーになれる方が向いています。

日本でも人気の高いレトリーバーをはじめ、有名な5種類のレトリーバーをご紹介します。

ゴールデン・レトリーバー

ジャパンケネルクラブの犬種別犬籍登録件数によると、日本で飼育されている大型犬で一番多いのがゴールデン・レトリーバーです。ドッグランや街なかでもよく見かけますよね。

穏やかで賢い性格をしているので、初心者でも育てやすいと言われる犬種です。レトリーバーの中では最もおっとりした性格をしているのではないでしょうか。

子どもがいる家庭でも育てやすいと言われますが、穏やかといえども運動量が多い犬種なので、運動不足にさせないように注意しましょう。

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ラブラドール・レトリーバー

ラブラドール・レトリーバーも日本では有名な大型犬ですよね。ゴールデン・レトリーバーよりも活発なので、しっかりと運動させてあげることが出来る飼い主さんに向いています。

水中の回収犬として活躍していただけに水遊びが大好きなので、プールや海に連れて行ってあげるのもおすすめです。 太りやすい体質をしているので、食事管理や運動管理には気をつけて飼育しましょう。

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フラットコーテッド・レトリーバー

ゴールデンやラブラドールよりも少し キツめな顔つきをしており、黒や焦げ茶という見た目から怖い印象をもたれやすいフラットコーテッド・レトリーバーですが、社交的でとても明るい性格をしています。

いつもごきげんで好奇心も旺盛、年齢を重ねても子犬のようなテンションが続くので、家に迎えると賑やかな日々が続くでしょう。しかし、この陽気な性格が「落ち着きがない」とされ、残念ながら手放されてしまうこともあります。

しっかりとルールを教えれば理解出来る犬種なので「落ち着きがない犬種」と決めつけずに根気よくしつける覚悟が必要です。

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カーリーコーテッド・レトリーバー

顔以外は全身カールという少し特殊な見た目をしているカーリーコーテッド・レトリーバーは、温和で賢いレトリーバーらしい性格をしています。

しかし、ゴールデンやラブラドールとは違い、誰にでも愛想よく振る舞う犬種ではありません。主人には忠実ですが、見知らぬ人に対しては警戒心を抱くこともあります。

子犬の頃から多くの人や犬と会わせながらルールを教え、社交性を身に着けさせることを意識して育てましょう。

チェサピーク・ベイ・レトリーバー

チェサピーク・ベイ・レトリーバーはとても作業好きな犬種で頭が良いので、犬とのトレーニングやドッグスポーツを楽しみたい方にぜひ検討していただきたい犬種です。 しかしながらゴールデンやラブラドールのような陽気さは持ち合わせておらず、独立心が旺盛で頑固さも持ち合わせているため、初心者には向きません。

レトリーバーの中では唯一のアメリカ原産の犬種となります。

レトリーバーを家族に迎え入れるなら

レトリーバー

レトリーバーはどの犬種も運動量を必要としますので、散歩以外にもしっかりと運動させてあげられる環境が向いています。運動不足になるとエネルギーが余ってしまい、反抗的になったり無駄吠えが増えたりと問題行動に繋がる可能性があります。

また、どの犬種も太りやすい体質をしているので食事の量や内容には気をつけましょう。食事内容に見合った運動量を確保し、普段から体型のチェックをすることが大切です。

賢く従順なレトリーバーの飼育は、気質を最大限に活かそう

レトリーバー

数種類のレトリーバーをご紹介してきましたが、皆さんはいくつの犬種をご存知でしたか?このように比べてみると同じレトリーバーでも性格に差があっておもしろいですよね。賢く理解が早いレトリーバーとは、アジリティやフリスビーなどのドッグスポーツも得意なので一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?賢く従順な性格は、家庭犬として育てられることが多くなった今も変わらずに持ち合わせています。その気質を最大限に活かすことで、レトリーバーの魅力もうんと引き出すことが出来るでしょう。

◎ライタープロフィール
大森 きこ

大森 きこ/ドッグライター

家族で出来る範囲での保護活動をしています。今まで小型犬から大型犬まで様々なコたちと出会い、新しい家族を見つけるお手伝いをしてきました。どんなコでも迎えてあげられるようにと、現在はペット看護師の資格を取るための勉強中です。

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