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住まい / 生活

2019.12.27

犬を外飼いしている方必見!寒い季節の寒さ対策を解説

寒い季節、犬を外で飼うには、寒さに強い犬種でなければなりません。寒さに強い犬種の特徴としては「ダブルコート」という二重構造の被毛を持っていることとなります。
しかしながら、寒さに強い犬でももちろん「寒い」と感じることはあります。防寒グッズをうまく利用することで、寒い冬を快適に過ごすことができます。
今回は、外飼いの子でも安全に使用することができる、防寒グッズや寒さ対策のポイントについてご紹介します。

Author :docdog編集部(監修:みなみ愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師)

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外飼いの犬が体感する冬の気温・気候

犬 外飼い 寒さ対策

日本の冬の気温は、地域によって大きく異なります。
平均すると、12月の昼間の気温は12度、早朝・夕方の気温は5度にまで下がります。1月になると、さらに気温は低下し、昼間で10度、早朝・夕方では2、3度くらいになります。
地域によって異なりますが、東京の冬は雨や雪が少なく、湿度は30%くらいで空気が乾燥しやすいのが特徴です。

犬が耐えられる寒さ

犬は、人間よりも寒さに強い動物です。犬が耐えられる寒さは、犬種や個体の大きさ、体格、年齢などで大きく変わります。また、外飼い・室内飼いといった生活環境によっても、耐寒温度は変わります。

小型犬の場合は10度前後を下回ると、中大型犬では5度前後を下回ると、体温を上げるために身体を震わせるといわれています。これは、身体を震えさせることで、熱を発生させ体温を上げようとするためです。

寒さに強い犬種

寒さに強い犬種は、寒い国が原産の子たちです。その理由として、ダブルコートと呼ばれる長めのオーバーコートと、密集した短めのアンダーコートという被毛を持つため保温力が高いことが挙げられます。

寒さに強い特徴を持つ犬種には、バーニーズマウンテンドッグやアラスカンマラミュート、グレートピレーズなどがいます。また日本犬の場合は、古くから気候に適応してきたことから、冬の寒さには強いため室外でも生活できる犬種であると言えます。

しかし、寒さに強い犬種は、必然的に暑さには弱く、夏場は冷房の効いた涼しい環境を用意してあげる必要があります。

外飼いの犬におすすめの寒さ対策

犬 外飼い 寒さ対策

寒さの対策としては、運動や小屋の移動、防寒グッズの活用などがあります。寒い日は、愛犬の様子を見なら状況に合った寒さ対策をとりましょう。

運動をする

体を動かすことで、筋肉から熱が発せられることで体温を上げることができます。
寒い冬は、散歩やアジリティなどのスポーツを楽しみましょう。しかしいきなり激しい運動をするのは、筋肉を傷めてしまう可能性があります。運動する前には、軽く走る、マッサージをするなどの準備体操も忘れずに行うようにしましょう。飼い主も一緒に運動することで、運動不足解消にも効果的です。

日当たりのよい場所に小屋を移動する

気温が下がり始めたら、日当たりのよい場所に小屋を移動させましょう。移動させるときは、小屋の入り口から風が入らないよう向きに気をつけます。
入口にカーテンをつけてあげるのもおすすめです。小屋の中には、保温性のあるブランケットを用意してあげるとよいでしょう。

防寒グッズを活用する

どんなに寒さに強い犬種でも、寒いと感じることがあります。冬の夜だけでなく、日中でも太陽の出ない日は、なかなか気温が上がりません。
こんな時は、防寒グッズを利用するとよいでしょう。

外飼いしている犬におすすめ寒さ対策アイテム

犬 外飼い 寒さ対策

防寒のおすすめアイテムとしては、湯たんぽ、毛布、洋服などがあります。これらのアイテムは、電気を使用しないため外飼いの犬でも安全に使用できます。

湯たんぽ

寒さを凌ぐグッズで活用しやすいのが湯たんぽです。
電気も使用せず安全性が高いため活用しやすいですが、直接触れると火傷の恐れがあります。長時間同じ場所が触れていると低温やけどになってしまうことがあります。
お湯の温度は人が使用するときよりも低めの温度設定にして、毛布で包むなど注意をしましょう。
また、犬が湯たんぽを噛んでしまう可能性があるなら、頑丈な材質のものを選びましょう。

毛布

体温を保持するために毛布などを用意してあげるのもおすすめです。毛布を選ぶときは、犬の大きさにあったものを選びましょう。
小屋に毛布を入れっぱなしにしていると、衛生的によくありません。また雨などで湿った毛布では、かえって体が冷えてしまいます。
時には、干して日光消毒をしましょう。交代で使用できるよう何枚か用意しておくというのもひとつの方法です。

洋服

犬用の洋服には、ダウンジャケットや厚手の洋服など寒さを防ぐためのものがあります。
常時、服を着せてしまうと体温調節が苦手になってしまう子もいるため、寒い日だけ防寒着として利用するとよいでしょう。
服を着たままでいると、蒸れてしまい皮膚炎になってしまうことがあります。汚れた服を着たままでいるときも同様に皮膚炎になってしまうことがあります。
犬に洋服を着せるときは、適宜、着替えをさせ、清潔に保つことを心がけましょう。

外飼いでも冬の寒さ対策で快適に

犬 外飼い 寒さ対策

基本的に、外飼いできる子は、寒さに強い犬種です。しかし寒さを感じないということではありません。
そのため小屋の配置や防寒グッズなどを利用し、より快適に暮らせるよう工夫をすることが大切です。また運動することで、体温を上げることができます。
寒い季節こそ、愛犬とともに散歩や運動を楽しんでみてはいかがですか?

◎監修者プロフィール
みなみ 愼子

みなみ 愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師 動物福祉・倫理学、ホリスティックケア・インストラクター

非常勤講師のほか、ペットマッサージやアロマテラピーの教室を開講しており、犬の保護施設でもペットマッサージのボランティア活動を実施中。一緒に暮らしている犬はロットワイラー、フレンチブルドッグ、MIX犬の3頭で、犬との伸びやかな暮らしを楽しみたいと思っています。

  • 公開日:

    2019.10.29

  • 更新日:

    2019.12.27

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