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住まい / 生活

2019.10.23

犬にとってアスファルトは危険がいっぱい!色々な原因と対策を知ろう

普段の散歩コースに、アスファルトの道は含まれていませんか?何気なく犬と一緒に歩いているアスファルトには、実はたくさんの危険が潜んでいます。ひとつひとつの危険を事前に知り、正しい対策で愛犬の身を守りましょう!

Author :docdog編集部(監修:阿片 俊介/クロス動物医療センター主任動物看護師)

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アスファルトに潜む怪我や病気の原因

犬 アスファルト

アスファルトは表面がデコボコしており、交通状況などによっては一部がはがれている、ひび割れていることもあります。そのような隙間や割れ目に水やゴミなどが溜まりやすく、犬の怪我や病気に繋がってしまいます。またアスファルトの表面温度は著しく変化します。その上を裸足のような状態で歩いている犬にとって、表面温度は危険な原因のひとつとなり得ます。

怪我や誤食誤飲の原因!ガラス破片・ゴミ

アスファルトのデコボコと、車や自転車などのタイヤに磨り潰されて散らばっているガラス破片を見ることも少なくありません。ガラス破片を踏みつけてしまうと、犬の肉球はさっくりと裂けてしまいます。場合によっては刺さったまま抜けなくなることもあります。
ポイ捨てされたタバコの吸殻、食べ物の包装紙など、通行量が多い道ではゴミも目に付くでしょう。これらのゴミを犬は拾い食いしてしまうかもしれません。なるべく犬が歩く先を確認して、危ないものがあれば避けるようにしましょう。拾い食いをしないようにしつけるのもひとつの対策です。

病気の原因!水たまり・菌

雨や水撒き、清掃などでアスファルトに水たまりができていることがあります。その水を犬が舐めようとしたらすぐに止めましょう。感染症の元となる細菌や虫がいるかもしれません。犬にとって水たまりで注意すべき感染症は「レプトスピラ症」「ジアルジア症」のふたつです。

レプトスピラ症

レプトスピラ症の感染源は細菌です。菌を持っているネズミや犬、猫の尿を舐めたり触れてしまうだけで感染します。この尿によって水たまりが汚染されている場合、感染の危険があります。

ジアルジア症

ジアルジア症の感染源は原虫です。この原虫は体内で成長し、成虫は便と共に外へ排出されます。この成虫が含まれた便によって汚染された食べ物や水を口にすると感染します。

もし肉球や脚に怪我や傷があった場合、悪化してしまう可能性もあります。汚い水たまりは避け、気になるようならこまめに綺麗な水で洗い流してあげましょう。

火傷の原因!アスファルトの熱・マンホール

夏場の太陽光に照らされたアスファルトの表面温度は55℃前後、マンホールの表面温度は60℃にまでなります。犬たちは裸足も同然で歩いているため、ほんの数分散歩をしただけで肉球が腫れ、火傷を負う可能性があります。
さらにアスファルトからの照り返しや、地表近くの熱気にとても近い犬たちは常に熱中症の危機にあるといえます。日が弱く涼しい早朝や夕方から夜の時間帯を選んで散歩をしましょう。アスファルトではなく土や砂の道を選び、なるべく日陰を歩くようにすることで危険度はぐっと下がります。

アスファルトの危険から肉球や脚を守る犬の靴

犬 アスファルト

熱による火傷や、危険物を踏んでしまうことから犬の脚を守る方法に「犬の靴」があります。 色々な機能が備わった、docdogおすすめの獣医師監修の犬の靴・靴下3選をご紹介します!

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危険はすぐそこ!愛犬のために小さなことまで気を配りましょう

犬 アスファルト

知らないままでは避けられる危険も避けられません。愛犬のことを守れるのは飼い主さんだけです。 どんなものが原因で犬が危険に陥ってしまうのか、正しい情報を知って正しい対策をしましょう!
対策の方法次第では犬にしつけをしたりグッズを使うこともあります。初めての物事に犬が戸惑っていれば、ペースを緩めて気持ちに寄り添ってあげると良い結果に繋がりやすくなりますよ。

下記の資料を参考に執筆しました。

(1) 国立感染症研究所 レプトスピラ症とは ジアルジア症とは
(2) 秋山政敬 アスファルト舗装体の温度に関する調査研究

◎監修者プロフィール
阿片 俊介

阿片 俊介/クロス動物医療センター 主任動物看護師

茨城県出身。日本獣医生命科学大学を卒業し、認定動物看護師の資格を取得。千葉県の動物病院に勤務後、動物用医薬品販売代理店にて動物病院への営業を経験。犬とのより良い暮らしをサポートできるよう、飼い主の方の気持ちに寄り添いながら、安心して正しい情報をお伝えできるよう心がけています。

  • 公開日:

    2019.10.08

  • 更新日:

    2019.10.23

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