一言にブルドッグと言えば、とても体格のいい子を想像される方も多いでしょう。彼らの子犬は、どんな大きさなのでしょうか。 ブルドッグの中にも3つの犬種が認められており、犬種によって子犬時代の大きさも変わってきています。
犬種は、「イングリッシュ・ブルドッグ」「アメリカン・ブルドッグ」「フレンチ・ブルドック」3種類です。以前は「ミニチュア・ブルドッグ」と呼ばれる種類も存在しましたが、フレンチ・ブルドッグの誕生により1930年ごろ絶滅したとされています。
ブルドッグは、3種類それぞれ大きさが異なります。 イングリッシュ・ブルドッグは別名ブリティッシュ・ブルドッグとも言われており、皆さんがよく知っている通常ブルドッグと呼ばれる犬種です。中型犬に分類され生後3ヶ月で体重が約7kg程になります。
アメリカン・ブルドッグはアメリカ原産のブルドッグでイングリッシュ・ブルドッグに比べ脚が長く、より筋肉質です。大型犬に分類され、生後3ヶ月で体重が10~15kg程になります。
フレンチ・ブルドッグは、日本でも「フレブル」などと呼ばれ親しまれています。小型犬に分類され、生後3ヶ月で体重計が約3kg程になります。
人間の年齢に換算した場合、どのようなスピードで成長しているのかご紹介します。
こちらは、フレンチブルドッグの場合の年齢計算です。
フレンチブルドッグの場合は、2歳までと3歳以降の場合で計算が異なります。2歳までの場合は犬の年齢に12.5を3歳以降の場合は犬の年齢に7.65を掛けると人間年齢に換算できます。
上記の計算方法で計算すると、1歳の段階では12.5歳、2歳の段階では25歳となる為、生後1年半くらいまでの時期を子犬と呼べます。この期間は身体的にも精神的にも大きく成長していく期間です。
最も迷いやすい、散歩とシャンプーを始める時期を説明します。
散歩デビューしても良いタイミングは、ワクチンの接種が済んで、かかりつけの獣医師から許可が出てから開始しましょう。これは、まだ耐性がない感染症から愛犬を守るためにも、必ず相談の上タイミングを決めることをおすすめします。
一方で、地面から離した状態で人間が抱っこし、短かい時間に限って外の空気に触れさせるのはそれほど危険が伴いません。注意しなければならないのは、不特定多数の人や動物が接触しているところ連れ出すと、その分感染症にかかるリスクが高まるという点です。
サロンに連れていく場合は、そのサロンよってシャンプーデビューができる年齢が決まっている場合があります。
基本的には生後4ヶ月以上経過し、ワクチン接種から1週間以上の間隔が開いていることがルールとなっていることが多いです。これは、生後3ヶ月までの子犬にとって、サロンでのシャンプーは負担になりうるためです。
ワクチンも同じく、接種後すぐに子犬の体力を落としてしまうと、ワクチンの病原菌に負けてしまい体調を崩してしまう可能性があります。 家でのシャンプーであれば、短時間で行う簡単なものであれば何歳からでも問題ありません。もちろん、愛犬の体力や体調と相談しながら、汚れたところだけを部分的に流してあげる程度に留めるのがよいでしょう。
ブルドッグに限らず、子犬期は何をしていても可愛らしく魅力的ですよね。犬種ごとの特徴や、成長スピードなどを気にしながら、ブルドッグの子犬と上手に接しましょう。