magazine

健康管理 / 病気

2019.10.31

犬の目やには病気のサイン?色別の違いやケア方法について

犬の目やには健常であっても出るものですが、目やにの量が多かったり、いつもと違う色であれば病気が原因の可能性があります。
ここでは、目やにの色から考えられる原因や、自宅でできるケア方法についてご紹介します。

Author :docdog編集部

この記事をシェアする

犬の目やにの色を見分けよう

犬 目やに

目やは、新陳代謝により入れ替わった古い細胞や分泌物が混ざってできたものです。
目やにの色には黒色や緑色や黄色などがあり、これらの色や性状を観察することで、異常なものか否かを判別することが可能です。

健康な時にも見られる目やにとは

黒色や焦げ茶色、乳白色の目やにが目頭に少量付着している程度であれば、正常な新陳代謝による目やにである可能性が高いため、あまり心配する必要は無いでしょう。

病気の疑いのある目やにとは

目を傷つけたりして細菌に感染したり、犬ジステンパーなどのウイルス感染を起こすと、緑色や黄色、灰色に近い色の目やにが出ることがあります。
特に、目やにの量が急に増えたり、ドロッとした粘張度のある目やにが出ていれば感染を起こしている可能性が高くなります。
また、さらさらした透明な目やにが出る場合には、アレルギーの疑いがあります。

犬の目やにをとる方法

犬 目やに

黒色や焦げ茶色の目やにが少量付いている程度であれば、清潔な手で丁寧にとる方法でも問題ありません。
目やにの状態によってはコットンを使用し時間をかけてふやかす必要があったり、動物病院に任せた方が良いケースもあります。

コットンやティッシュを使用してとる方法

目やにの量が多く毛にこびりついていたり、固まってしまっているようであれば、コットンやティッシュを使います。
コットンをぬるま湯で湿らせ、目の周りを拭いていきましょう。擦ると痛みを感じたり、赤くなってしまうので、優しく押し当てて目やにをふやかすようにして除去します。
目の周りの毛が伸びやすい犬種であれば、トリミングの時に目の周りをできるだきけ短く切ってもらうとお手入れがしやすくなります。

目やにでまぶたがくっついている場合

基本的には、コットンを湿らせる方法でまぶたを開けることができますが、くっついた状態を無理に剥がそうすると赤くなったり粘膜を傷つけてしまうことも。
また、まぶたが目やにでくっついた状態を放置すると、まぶたの内側が膿んでしまい最悪の場合目が潰れて失明したり、眼球を摘出する手術が必要になる可能性もあります。
自宅でのケアが困難であれば、早目に動物病院を受診しましょう。

目やにはとるだけでなく、付きにくく工夫することも大切

トイプードルやシーズーなど、目の周りの毛が伸びやすい犬種は、トリミングの時に目の周りの毛を短く切ってもらうとお手入れしやすくなります。
自宅でもカット出来ますが、目を傷つけないよう十分注意する必要があります。
また、特定のおやつを止めたり油分の少ないフードに変えるだけで、目やにが減る場合もあります。
フードを変更する場合には、今与えているものに少しずつ混ぜながら切り替えましょう。

犬の目やにの薬・治療法をご紹介

犬 目やに

目やにの治療には、主に目薬を使用します。
人用の目薬には多くの種類がありますが、犬には強すぎたり、合わない場合があります。

「整理食塩水」や「人工涙液」であれば、薬効成分が含まれておらず犬にも使用可能ですが、基本的には人用の点眼薬を安易に使用しない方が良いでしょう。
動物病院で処方される目薬は、目やにの原因や症状によって異なり、抗生剤やステロイド剤、保湿剤などがあります。原因によっては、内服薬を投与されることもあります。

目薬のつけ方

犬の正面から点眼薬を持って近付くと、犬は逃げてたり暴れてしまいます。
点眼薬を見せないように背後に回り、利き手と逆の手を犬の顎の下に沿えて上を向かせます。
もう片方の手で点眼薬を持ち、手を安定させるために小指側を犬の頭部に置きます。
点眼器の先が目に触れないよう気をつけて1滴点眼し、しばらく上を向いたままキープします。

目やにで犬の健康状態をチェックしよう

犬 目やに

正常でも出る目やにですが、犬の目やにの状態を観察することで、病気の早期発見に繋がることがあります。
いつもと違う目やにが出ているようであれば、早目に動物病院を受診し、自宅ではスキンシップを取りながらこまめに目のケアをしましょう。

  • 更新日:

    2019.10.31

この記事をシェアする