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犬の生態 / 気持ち

2019.10.27

犬が同じ場所を「ぐるぐる回る」理由と気持ちとは?適切な対応策を解説

犬がぐるぐると同じ場所を無心で回っていると、少し心配になりませんか?何か病気なのでは...と思う方も多いかと思います。犬は本能や感情またはカラダの症状などによって『ぐるぐる回る』という行動を起こすので、犬の気持ちを知って、必要に応じて適切な対処をしていきましょう。ここでは、病気以外で、犬が『ぐるぐる回る』理由とそのときの気持ち、そして対応策についてお話します。

#Healthcare

Author :docdog編集部

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犬がぐるぐる回る理由を知っておこう

犬 ぐるぐる回る

犬がぐるぐると回る理由は、嬉しかったり、落ち着きたかったり、ストレスが溜まっていたり、はたまた認知症であったり、という様々な理由があります。 嬉しい時や落ち着きたい時はだいたい同じ状況でぐるぐると回るので理由も分かりやすいのですが、認知症やストレスの場合は気付きにくいかもしれません。しかし普段から犬の様子を観察できていればすぐに異変に気付くことは出来るかと思います。おかしいな、と思ったら犬の年齢や普段の生活から犬の気持ちを考えてみましょう。

もしかしたら前庭障害かも...?

喜怒哀楽といった感情を表さずにぐるぐると同じ場所を回っている場合、前庭障害という病気を発症している可能性があります。 前庭障害とは、バランス感覚をつかさどる脳の前庭神経に障害が発生する病気です。老犬の発症率が高いのですが、中には中耳炎や外耳炎が原因となるものや、先天性の場合もあります。眼振を起こしている状態なので、フラフラしながらぐるぐる回る様子が見られたら病院で検査をしてもらいましょう。

その他にも認知症や内耳炎などの病気の可能性が考えられますので、その他の症状と合わせて愛犬の様子を確認しましょう。

犬がぐるぐる回る時の気持ち

犬 ぐるぐる回る

犬はぐるぐる回っている時、どんな気持ちなのでしょうか。心配いらない行動の場合もありますが、早めに対処したほうが良い場合もあります。

犬が回る時の気持ちを4つのパターンに分けてご紹介していきます。

1.嬉しくて大興奮!

おやつをもらう時やごはんが運ばれてきた時、散歩に行くときなどに嬉しくてぐるぐる回る犬もいます。これは「嬉しい」のサインであり、大興奮している時によく見られる行動です。

嬉しさが体中から溢れていてとても可愛らしい姿なのですが、この興奮のままごはんをあげたり散歩に連れ出してしまうのは良くありません。 犬がぐるぐると回って喜んでいたら、落ち着くまで待ってから行動に移すように心がけましょう。

2.寝る場所を整える

自分の寝床の上でぐるぐる回りながらベッドを掘るような仕草を見かけたことはありませんか? これは自分が寝る場所を整えているのです。せっかく飼い主さんが整えた寝床をグシャグシャにしてしまうのは、自分の納得いく形に整えているからなのです。 飼い主さんとしては複雑な心境かもしれませんが、そっと見守ってあげてくださいね。

3.ウンチをしたいときかも

犬のウンチをしている間の姿勢や体勢はとても無防備な状態です。そのため、排便中に外敵に襲われるリスクをできるだけ回避するために、犬はウンチをする場所が安全なのかをぐるぐると回って確認していると言われています。

4.ストレスや病気が原因かも?

犬が執拗に自分のしっぽを追いかけたり、お尻周りを気にしながらぐるぐる回っている様子が見られたら、ストレスやお尻周りの病気の可能性もあります。 まずはお尻周りの様子を確認し、触って痛がらないかなどをチェックしましょう。様子がおかしければ病院を受診して相談してくださいね。

ストレスの場合はしっぽを追いかけて噛むような行動が見られるので要注意です。

犬がぐるぐる回るときの対処法

犬 ぐるぐる回る

「犬がぐるぐる回るときの気持ちは分かったけど、どうしたら良いかわからない」という方は多いかと思います。 寝床を整えたりトイレをする場所の位置決め以外は、なるべくそのままにしないようにしましょう。

興奮して回っているときは落ち着かせる

嬉しい時にぐるぐる回る癖がある犬は、まずは落ち着かせることが第一です。直し方は簡単で、ぐるぐる回って興奮している間はごはんもおやつも与えないようにしましょう。落ち着いたらごはんを差し出すようにすると、犬は賢いので数回で学習するはずです。

老犬が痴呆症で回ってしまう時も、そばで優しく撫でて落ち着かせてあげましょう。

ストレス発散してあげよう!

ストレスで自分のしっぽを追いかけるようにぐるぐる回っている場合、運動不足やコミュニケーション不足など、思い当たることがあればすぐに解消してあげてください。ストレスが無くなればしっぽを追いかける行動もしなくなります。

放っておくと自分のしっぽを噛んで痛めてしまう可能性もあるので、ストレスで回っている場合は早めの対処が必要です。

犬がぐるぐる回っていたら理由を探して適切な対応をしよう

犬 ぐるぐる回る

犬が本能的な行動以外でぐるぐる回っている場合は、理由を探して適切な対応をすることが必要です。飼い主として、犬が感じている余計なストレスや病気の原因は取り除いてあげたいですよね。逆に、寝床を整えたりトイレの場所を決めるなど本能的な行動の場合は、やめさせることの方がストレスになる可能性もあります。犬がぐるぐると回っているのを見かけたら、上手に見極めてあげてくださいね。

  • 更新日:

    2019.10.27

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