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犬の生態 / 気持ち

2019.10.14

犬が遠吠えする5つの理由とは。対策法と注意点もご紹介

犬が本能的な行動として行なう「遠吠え」。 オオカミの頃の名残りで自分の居場所を誰かに教えていたり、コミュニケーションを取っているのではなかなどと思いがちです。しかし、犬の遠吠えには、私たちも驚きの意外な理由も隠されていたのです。ここでは、犬が遠吠えする理由や遠吠えの対処法などを詳しく解説していきます。

#Healthcare

Author :docdog編集部

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犬が遠吠えする5つの理由とは

犬 遠吠え

遠吠えと聞くと、真っ先に思い浮かぶのがオオカミではないでしょうか。 そもそも遠吠えには、自分の居場所を教える・縄張りを守るなど、仲間とコミュニケーションを取るといった意味合いがあり、その頃の名残りがオオカミのDNAを持ち、本能的にも近い犬にも引き継がれていると言われています。

1. 仲間とのコミュニケーション

窓の方を見つめながら遠吠えをしている場合、オオカミの習性と同様、仲間の犬とコミュニケーションを取っている可能性があります。 犬は聴覚に優れた生き物のため、私たちが聞き取ることができない音も聞き取ることができます。つまり、私たちには聞こえない遠吠えに反応し、返事をしているということです。 こうしたケースの場合、少し時間が経つと何事もなかったかのうように遠吠えをやめます。

2.老化による認知症

シニア期を迎えると、犬も認知症を発症することがあります。症状としては、昼夜逆転・無反応・くるくると回る・トイレを失敗するなどがあり、柴犬をはじめとする日本犬に多く見られます。
また、飼い主がそばにいないと不安になり、寂しさから遠吠えすることもあるようです。

3.不安な状態

コミュニケーションを取るだけではなく、時に自分自身の心理状態を「遠吠え」という形で表現していると言われています。そもそも犬は、群れを作りリーダーの指示に従い生活をする生き物です。そのため、家族という群れから孤立すると、不安や孤独な気持ちになり、【自分はここにいる。助けて欲しい】といった気持ちを遠吠えで表現しているのです。

4.ストレスが溜まっている状態

犬は、遠吠えすることでストレスを発散するとも言われています。
もし、遠吠えする前にストレスの原因となる事柄があった場合、それが引き金となり遠吠えをしている可能性があります。

5.緊急車のサイレンや雷の音に反応

救急車や消防車、パトカー等のサイレンや雷の音に反応して、犬が遠吠えをすることがあります。これはサイレンの音や雷の音が仲間の声に似ているため、という説がありますが、定かではありません。

犬の遠吠えをやめさせる対策方法

犬 遠吠え

犬にとってみれば問題ない行動であっても、私たち人間社会で生活をする以上、犬の遠吠えは問題行動として捉えられてしまいます。 それでは、一体どのようにして遠吠えを止めさせれば良いのでしょうか。
コミュニケーションを取っている場合は、すぐにおさまることが多いのでそれほど気にすることはないのですが、問題なのは【犬の認知症】【不安・ストレス】の場合です。

認知症の場合

認知症を発症し、寂しさや不安から遠吠えをすることがあると、飼い主も眠れませんしご近所迷惑にも繋がってしまいます。
このようなケースの場合、まずは動物病院に相談をしましょう。
サプリメントや治療薬を処方してくれることがあるので、薬で対応が可能です。
また、どうしても薬には頼りたくない場合、なるべく昼夜逆転生活にならないように昼間遊んだり散歩に行くなどして少し疲れさせることも良いかもしれません。そうすれば、夜間ぐっすり眠ってくれることが多いです。

不安・ストレスの場合

これらのケースの場合、ますは不安やストレスの原因を探ることが大切です。
ストレスや不安が軽減されれば、遠吠えはしなくなることが多いです。
そのためには、愛犬とのコミュニケーションの時間を増やしたり、散歩で気分転換させるなどの対処法が効果的です。また、1人になる時間が多いのであれば、退屈しないように遊べるおもちゃなどを与えることで、退屈を紛らわすことができます。

犬の遠吠え、注意すべきことは。

犬 遠吠え

様々な理由で遠吠えをすることが分かりましたが、遠吠えの際に注意することがあります。それは、【怒らないこと】です。
コミュニケーション・不安・ストレス・認知症など、どれも犬にとってみれば問題行動ではなく、不安な心理状態を表す意思表示です。
そのため、愛犬の意思表示を理解し、怒らずそっと寄り添うことが大切です。怒ることで、不安やストレスが更に悪化し、遠吠えを繰り返すことがあるので気を付けましょう。

  • 更新日:

    2019.10.14

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