結論から申し上げると、もやしは犬が食べても大丈夫な食材です。しかし愛犬に食べさせる際には注意したい点もあります。 それではもやしにはどのような成分があり、どのような点に注意して犬に食べさせればよいのかを解説していきます。
もやしは水分が豊富な野菜であり、重増しにも有用な食材ですが、身体にとっても良いとされる様々な成分が含まれています。ここでは、代表的な栄養素を3つご紹介します。
もやしには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を改善させる効果が期待できます。
もやしにはカリウムとカルシウムといったミネラルが豊富に含まれています。
もやしにはアスパラギン酸というアミノ酸が含まれています。このアミノ酸は疲れの回復にアプローチすると言われています。
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それでは実際に犬にもやしを与える時はどのようにすれば良いのでしょうか?
もやしは食物繊維が豊富な野菜のため、生で与えると消化されずに排泄されることがあります。
消化を助けるためには、細かく切ってから与えると消化されやすくなりますので、ぜひ試してみてください。
またもやしは腐りやすいため、生で食べることもできるのですが、少し湯がいてから愛犬に与えると安心です。夏場は愛犬の食材の管理には十分に注意してくださいね。
犬にもやしを与える場合には、食物アレルギーにも注意しましょう。初めてもやしを与える際は便の状態やこのようなアレルギー症状がでないかに注意しながら少量づつ与えてみましょう。もやしは大豆類のため、大豆にアレルギーのある犬は、もやしを与えるのは控えてください。アレルギーの症状としては吐く、下痢、皮膚の痒みなどがあります。このような症状がみられた場合は与えるのはやめ、動物病院を受診するようにしましょう。
もやしはカロリーが低く、水分をたくさん含んでいることから、ダイエットメニューによく使用されている野菜です。 犬であっても同じような使い方ができる食材ですので、少し肥満気味の犬の場合には、普段のドライフードに、少しもやしを加えることで、かさ増しすることができます。 ぜひ愛犬の手作りご飯にも「もやし」を活用してみてください。