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食べもの

2019.10.08

犬×食べ物を知る!

愛犬は「いちご」を食べても大丈夫?犬といちごの関係性とは

人間にとって問題にならない食べ物でも、愛犬に食べさせるのは問題になるケースも珍しくありません。せっかくのおいしい食材だからと善意で与えて、大切な愛犬が体調を崩してしまえば本末転倒ですよね。そこで今回は、犬に「いちご」を食べさせても大丈夫?をしっかり解説していきます。

#Foods

Author :docdog編集部

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犬はいちごを食べても大丈夫?犬といちごの関係

犬 いちご

見た目にも可愛くてジューシーで甘酸っぱいイチゴですが、愛犬に食べさせてもOKではある一方で「食べさせてもメリットは少ない」ということをお伝えします。

万が一、愛犬が口にしてしまっても愛犬の体調に変化がなければ慌てる心配はありません。しかしながら、甘くてジューシーなイチゴには種子が多く含まれるため、犬にとって消化が良くない食べ物となります。あげないことに越したことはありませんが、どうしても食べさせたいのであれば少量に留めるのが基本となります。

いちごの栄養素。犬といちごの関係

犬 いちご

それでは、なぜ愛犬にいちごを食べさせてもメリットが少ないのでしょうか?それは「いちごの持つ栄養素」が大きく関わっています。

ビタミン・ミネラルは不要

いちごにはビタミン・ミネラルが数多く含まれており、中でも特に多く含まれているのは「ビタミンC」です。ビタミン・ミネラルに代表される美容と健康にかかわる栄養素は、人間にとって重要な栄養素である一方で、少量ですが自分の体内でビタミンCを合成することができる犬にとっては、さほど重要な栄養でもありません。

大量に食べるとキシリトールが危ない

そして、犬がいちごを食べる必要が無い理由はもう1つあります。

それは、イチゴに含まれている栄養素の1つ「キシリトール」です。ある事例において、10㎏の犬が1000㎎以上のキシリトールを摂取した結果、低血糖と中毒症状を起こしたのです。いちごには100gあたり約40㎎のキシリトールが含まれており、2.5㎏のいちごを食べることで1000㎎のキシリトールを摂取する計算になります。

いちごを2㎏以上も食べるとなると相当な量になりますが、いちご狩りに行った際などに数粒程度を与えるのであればさほど問題にはなりません。しかし、いちごを食べるメリットであるビタミンCは犬にとって重要な栄養ではなく、キシリトールによる中毒症状のリスクがあるため、犬に積極的にいちごを食べさせても人間ほどメリットが無いのです。

犬にいちごを食べさせる際の調理法と注意点

犬 いちご

次に、犬にいちごを食べさせる際の「調理法と注意点」について解説します。

調理法と注意点の基本として、犬にいちごを与えるとしたら、調理せずにそのまま1日数粒を目安に与えると良いでしょう。与え過ぎると小型犬ほどキシリトールによる中毒症状を引き起こすリスクが高まります。なお、いちごを与える際には「へた」を取り除いてあげると良いでしょう。有害な成分は含まれていませんが、消化不良を起こすリスクがあります。

また、いちごの他に使用する食材や調味料についても考慮する必要があるので、余計なリスクを考えずに済むように生のまま与えるのが一番安全と言えます。

愛犬にいちごを与える必要は無し、数粒に抑える

犬 いちご

いちごの豊富なビタミンCは犬にとって重要な栄養ではなく、キシリトールによる中毒症状のリスクがある以上は積極的に与える理由がありません。例えば「犬に食欲がなく、いちごくらいしか食べない」というような事情があれば別ですが、食べさせるとしても、愛犬の健康のために1日数粒程度に抑えるようにしてあげてくださいね。

  • 更新日:

    2019.10.08

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