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住まい / 生活

2019.12.27

老犬介護中の散歩。自力で歩けない老犬も気分転換は必要

介護が必要となった老犬も、散歩には是非連れて行ってあげてください。体力が落ちて成犬の頃のように長時間の散歩は難しくなりますが、少しでも外に出ることで気分転換になります。
老犬の散歩は飼い主さんにとっても負担となることがありますので、歩くことが難しくなった老犬の散歩をするコツについて紹介します。

Author :docdog編集部(監修:阿片 俊介/クロス動物医療センター 主任動物看護師)

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老犬介護|自力で歩けない場合の散歩方法

老犬 介護 散歩

老犬になると、どんなに頑張っても自力では歩けなくなってしまうこともあります。それでも今までの散歩の楽しさを覚えていて、散歩に行きたがる老犬も多いです。
そのような時には、ペット用のカートなどに乗せて散歩に連れ出してあげるのがおすすめです。例え自分の足で歩くことができなくても、外の空気に触れ匂いを感じるだけでも気分転換にはなります。

近くに公園などの休憩できる場所があれば、カートでそこまで行って公園に着いたらカートから降ろして日光浴などをさせてあげるだけでも十分な刺激になります。
自分の足で歩くことが散歩だと思いがちですが、カートに乗って飼い主さんと一緒に外に行くだけでも、老犬にとっては楽しい散歩の時間となります。

老犬介護|途中で歩かなくなる場合の散歩方法

老犬 介護 散歩

散歩に行く時には喜んで出掛けていくのに、途中で急に歩かなくなってしまったり、帰ろうとすると動かなくなってしまう老犬もいます。
散歩の途中で歩かなくなってしまう子は老犬に限らずよく見かけますが、多くの場合は単なるわがままであるケースが多いようです。
ただし老犬の場合には、散歩に行くこと自体は大好きで嬉しいけれど、老犬になって体力や筋力が落ち、自分の思うように体が動かなかったり疲れやすくなっている為ということも考えられます。

途中で歩かなくなってしまったり、帰宅時には決まって歩かなかったりする時には、散歩のコースを短めに設定してみるのも一つの方法です。自分から喜んで散歩に行くくらいですから、帰宅まで自分の足でしっかり歩きたいと思っているかもしれません。
散歩コースを変更してみても様子が変わらないようであれば、散歩に出る時には犬用のカートや抱っこ紐を持参してもいいでしょう。
疲れた様子で歩かなくなってしまったら、そこからは持参したカートや抱っこ紐を利用するようにします。

無理に歩かせてしまうと、後々体調不良や足腰の痛みが出てしまうかもしれませんので、いつ歩かなくなってもいいように準備をしておくようにしましょう。

老犬介護|段差を嫌がる場合の散歩方法

老犬 介護 散歩

老犬になると体力や筋力の衰えの影響で、段差を上がる行為が難しくなることがあります。自分では足を上げているつもりでも、実際は段差を上がれるほど足が上がっていないというのはよくあることです。

そこで、段差を上がるのが難しくなった老犬には、飼い主さんが歩行の補助を行えるハーネスを利用するのがおすすめです。
ハーネスにリードではなく持ち手が付いているので、それを軽く持ち上げることで犬の体が浮き楽に歩けるようになります。
持ち上げる時には宙に浮かせるのではなく、老犬の足は地面に着いた状態にしておくのがコツです。持ち上げるのではなく、あくまでもサポートとして利用するようにしてください。

老犬介護中の散歩は無理のない範囲で日課にしよう

老犬 介護 散歩

介護が必要となった老犬の散歩は、喜んで出掛けたとしてもすぐに疲れてしまって歩かなくなることは多々あります。
飼い主さんは、そんな老犬にいつでも対応できるよう準備をして、散歩に出掛けるようにしましょう。

なかなか思うように歩いてくれないからといって、無理にリードを引いたり散歩に行くのを取り止めてしまったりはせずに、老犬のペースに合わせた散歩を日課としてあげましょう。

◎監修者プロフィール
阿片 俊介

阿片 俊介/クロス動物医療センター 主任動物看護師

茨城県出身。日本獣医生命科学大学を卒業し、認定動物看護師の資格を取得。 千葉県の動物病院に勤務後、動物用医薬品販売代理店にて動物病院への営業を経験。 犬とのより良い暮らしをサポートできるよう、飼い主の方の気持ちに寄り添いながら、安心して正しい情報をお伝えできるよう心がけています。

  • 公開日:

    2019.10.31

  • 更新日:

    2019.12.27

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