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お手入れ

2019.10.31

ノミが引き起こす犬への被害とは?ノミによる症状や駆除方法を解説

「犬が異様に体を痒がっていて少し元気がない」こんな様子が見られたら、ノミが原因かもしれません。ノミが犬に引き起こす症状は痒みだけではないことをご存知でしょうか?
痒みから起こる皮膚炎、貧血、体重減少など、放って置くと危険な病気はひとつではありません。ここではノミが引き起こす病気とその症状を説明し、駆除する上でのおすすめアイテムをご紹介していきます。

Author :大森きこ/ドッグライター

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ノミが原因で引き起こす病気

犬 ノミ

ノミ=痒いというイメージがあると思いますが、1匹でも痒くなるノミがたくさん体についていたら犬はとてもストレスを感じてしまいます。さらに、ノミがきっかけで病気を引き起こす可能性もあります。
犬を飼っている方は、ノミに吸血されたらどんな症状が出るのかを知っておきましょう。

貧血

体に付いたたくさんのノミに血を吸われることで、貧血の症状が出る場合があります。1匹に吸われた程度では貧血になりませんが、草むらなどに入った場合は多くのノミが付いている可能性があるので注意してください。
特に子犬やシニア犬は貧血のダメージを受けやすいので、草むらには入れないようにしましょう。

アレルギー性皮膚炎

ノミによるアレルギー性皮膚炎は、ノミの唾液によって強い痒みが出る病気です。何度も吸血を繰り返すうちにアレルギー反応を起こすようになってしまいます。治っては炎症を起こしての繰り返しになりがちなので、アレルギー性皮膚炎を起こさないような予防が大切です。

瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)

瓜実条虫はノミを介して犬の体内に入り込みます。消化管内寄生虫なので、症状としては下痢や体重減少を引き起こします。

犬についたノミの駆除方法

犬 ノミ

ノミが発生しやすいのは梅雨時期から秋にかけてですが、温度管理の整った室内ではノミは1年中生息することができてしまいます。愛犬に辛い思いをさせないためにも、定期的に駆虫薬を投与するなど、愛犬の体を守るために飼い主さんの心掛けが大切です。

草むらが大好きな子にはシャンプーやノミとり首輪などのアイテムを併用して愛犬の体を守ってあげましょう。

薬・薬用シャンプー

体に付いたノミを駆除するためには、専用の薬を投与する必要があります。基本的にはノミだけではなくマダニ駆除&予防もしてくれるので、必ず定期的に投与しておきましょう。 前回いつ投与したかを忘れてしまう方は、カレンダーや手帳にメモしておいてくださいね。

フロントラインプラス

フロントラインは、ノミの成虫駆除やノミの卵・幼虫の育成を阻止してくれる薬剤です。 首筋に垂らすだけの簡単投与で成分が全身へとすばやく拡散薬の効果は1~3ヶ月とされていますが、マダニ予防に有効なのは1ヶ月なので毎月の投与がおすすめです。 薬は犬の体重別に物が分かれているので、愛犬の体重に合ったサイズを選んでください。

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薬用マダニ・ノミ取りシャンプー

薬用のマダニ・ノミ取りシャンプーは、投薬から日数があいていない時に使用すると良いでしょう。私は犬や猫を保護した際に、すぐにこのシャンプーを使って虫や汚れを落としています。たくさん付いたノミもしっかり落ちますが、ペットには優しい成分で作られているので安心して使用することができます。

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首輪タイプ

首輪タイプは薬に比べると確実にノミを落とすことは出来ませんが、外出時に付けることでノミ避けの効果を期待できます。 一ヶ月に一度の投薬はしつつ、毎日のお散歩で併用して首輪のように巻くタイプのノミ避けを使用するのがおすすめです。効果には期限があるので忘れずに交換してください。

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犬にノミ駆除薬を投与する際の注意点

犬 ノミ

愛犬にノミよけの薬をつける際は、薬の効果を下げないためにも注意点を守るようにしましょう。

投与前後は水で濡らさないように!

まず、薬をつける前後2日はお風呂に入れないようにしましょう。多少の雨で濡れる程度なら大丈夫ですが、シャンプーやお風呂やに入れるのは避けてください。薬は皮脂との相性が良いため、投与前に犬を洗ってしまうと皮脂が少なくなって薬が全身に行き渡りづらくなります。

投与後も24時間ほどかけて薬が全身に行き渡るため、洗ってしまうと薬の効果が半減してしまいます。 高齢犬や投薬中の犬、妊娠中の犬は獣医師に相談してから薬を使用してください。

ノミ駆除薬や薬用シャンプーを使って、ノミ被害を未然に防ごう

犬 ノミ

ノミによる犬への被害は症状が出てから駆虫薬をしたのではすぐに治らないことが多いため、症状が出る前にノミを予防しておく必要があります。 また、ノミは草むらだけではなく室内でも生息出来てしまいます。家の中にノミを持ち込まないためにも、草むらへ入りやすいコへの対策は入念におこなっておきましょう。
愛犬の体をノミから守れるのは飼い主さんだけです。駆虫薬の投与は忘れずにおこないましょう。

◎ライタープロフィール
大森 きこ

大森 きこ/ドッグライター

家族で出来る範囲での保護活動をしています。今まで小型犬から大型犬まで様々なコたちと出会い、新しい家族を見つけるお手伝いをしてきました。どんなコでも迎えてあげられるようにと、現在はペット看護師の資格を取るための勉強中です。

  • 公開日:

    2019.10.26

  • 更新日:

    2019.10.31

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