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チワワ 体重
健康管理 / 病気
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2021.04.14

チワワの平均寿命・適正体重の推移は?健康的な運動量を守ろう

小さな体に大きな瞳が特徴の愛らしいチワワ。世界最小の犬として犬種登録されているものの、実は体重の個人差が大きい犬種です。そのため、個体によって適正体重が異なりますが、体重管理をするにあたり、平均体重がどのくらいなのかを知っておく必要があります。
肥満も痩せすぎも寿命に大きく影響するので、平均体重や体重管理で気をつけたいことを覚えておきましょう。また、チワワのかかりやすい病気についても解説します。

#チワワ

文:新井 絵美子/動物ライター

チワワの適正体重は?

チワワ 体重

チワワを健康に育てるには、どれぐらいが適正体重なのかを把握し、食事や運動により体重管理をすることが大切です。

最近では、ちょっと大きめのチワワを見かけることもありますが、成犬時の平均体重、および子犬の成長期におけるおおよその体重の推移を知ってきましょう。

適正体重

成犬時のチワワの平均体重は、1.5~3kg程度です。ただし、生まれつき骨格が大きな子に関しては、3kgを超えることも少なくありません。愛犬が適正体重なのかどうかは、ボディコンディションスコアという評価方法によって確認できます。

愛犬を撫でたときに薄い皮下脂肪の上から肋骨に触れることができ、かつ愛犬を立たせて上から見たときに、適度なくびれが確認できる状態が理想的な体型=適正体重です。よって、平均体重を超えていても、理想的な体型を維持できていれば問題ありません。

体重の変化

チワワは個体差が大きいので、成長期の体重においても差がありますが、成犬に成長するまでに、以下のように体重が推移していきます。

  • 生後2~3ヶ月:約450~650g
  • 生後4~5ヶ月:約850~1.2kg
  • 生後6~7ヶ月:約1.6~1.8kg
  • 生後8~9ヶ月:約2~2.2kg
  • 生後10~11ヶ月:約2.3~2.4kg
  • 生後12ヶ月:約2.5kg

小型犬の場合は、生後10ヶ月頃にほぼ成犬の大きさになるので、成犬用のフードに切り替えるようにしましょう。

チワワの平均寿命は?かかりやすい病気も

チワワ 体重

大切な家族の一員である愛犬には、いつまでも元気でいてもらいたいですが、チワワはどれぐらいの平均寿命なのでしょうか。かかりやすい病気と併せて見ていきましょう。

平均寿命

チワワの平均寿命は13?14歳程度で、(※1)人間の年齢に換算すると72歳ぐらいです。犬全体の平均寿命は14歳程度(※2)で、犬の寿命は体のサイズが小さいほど長い傾向にあるので、犬全体の中では長生きするほうです。

なお、寿命は健康管理や生活環境などによって変わってくるので、平均寿命を超えて長生きすることも少なくありません。

最高齢

ギネス公認記録ではありませんが、日本では25歳まで長生きしたチワワがいて、最高齢と言われています。人間の年齢に換算すると100歳ぐらいにあたるのでスーパー長寿犬です。

ペットフードの質の向上や獣医療の進歩に伴い、犬も高齢化が進んでいます。そのため、今後も寿命がますます延びていくことが予想されます。

チワワがかかりやすい病気

かかりやすい病気やその症状を知っておくことで、病気の予防ができます。また、病気の早期発見・早期治療にもつながり、重症化するのを防げます。チワワは、以下の病気にかかりやすい傾向にあるので、日頃から予防をしていきましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、後ろ足の膝の骨が正常な位置からずれて脱臼した状態のとこで、小型犬がかかりやすい傾向にあります。

軽度の場合は、自然に元に戻ることもありますが、病気が進行するとスキップをするような不自然な歩き方をする、膝が腫れる、スムーズに立ち上がれないなどの症状が見られます。

関節に大きな負荷がかかると発症リスクを高めるので、日常的にジャンプをさせない、段差が大きい場所を歩かせない、フローリングにカーペットを敷くなどして予防しましょう。

気管虚脱

気管虚脱は、気管が潰れしまう呼吸器系の病気です。初期の段階では咳が出る、「ガーガー」とガチョウの鳴き声のような呼吸音を出すなどですが、重症化して気管の潰れ具合がひどくなると呼吸困難に陥ることもあります。

原因ははっきりとわかっていませんが、遺伝的要因のほかに肥満や老化も関係しているのではないかと考えられています。

原因が明確でないため、有効な予防策はありません。体重管理をして肥満にならないように気をつけるようにしましょう。

尿路結石症

腎臓で作られた尿は、尿管、膀胱、尿道を通って体外へ排出されますが、この尿路に結石ができてさまざまな症状を引き起こすのが尿路結石症です。

結石ができると、何度もトイレに行くものの、少しずつしかおしっこが出ない、排尿時に痛がる、おしっこに血が混じっているなどの症状が見られます。

尿路結石症の原因は、リンやカルシウム、マグネシウムといったミネラルの過剰摂取、飲水量が少ない、細菌感染などが挙げられます。そのため、水分を取らせる工夫をする、ライフステージに応じたフードを適切に与えるなどして予防しましょう。

チワワの体重管理で気をつけたいこと

チワワ 体重

太り過ぎはもちろんですが、痩せぎみも健康によくありません。体重管理をするうえで、気をつけたいことを覚えておきましょう。

ごはんの量

基本的には、フードのパッケージに記載されている給餌目安量を参考にして与えます。

ただし、避妊・去勢をするとどうしても太りやすくなるので、体重に応じた量を与えているのに、体重が増えてしまう場合もあります。そのような場合には、量を調整して与えてください。

逆に、適量を与えているのになかなか体重が増えない場合は、何らかの病気を患っている可能性があるため、獣医師に相談したほうがよいです。その子に合った適切な食事量を提案してくれるため、体重管理に役立ちます。

散歩の目安

チワワは、長時間の散歩が必要な犬種ではないので、室内で十分に運動をすれば必要な運動量を満たすことも可能です。

しかし、1日を通してケージやサークルの中で過ごす時間が多いと、いくら室内でよいとは言われてもストレス過多になってしまいます。運動だけでなく気分転換のためにも、10?20分程度の散歩を1日2回するようにしましょう。

好きな運動

ボール遊びや引っ張りっこなどをしてあげると喜びます。ただし、子犬のうちは体力が十分に備わっていないので遊ぶ時間は10分程度にし、成長するにしたがい時間を長くしていきましょう。

一緒に遊ぶことは、愛犬との絆を深めることにもつながります。毎日、構ってあげる時間を確保するようにしましょう。

チワワの体重管理をして健康寿命を目指そう

チワワ 体重

適正体重を維持することは、健康寿命を延ばすことにもつながります。食事や運動による体重管理やかかりやすい病気の予防などは、飼い主の重要な役目です。大切な家族の一員であるチワワが、いつまでも健康で元気いっぱいに過ごせるようにサポートしてあげてくださいね。

  • 公開日:

    2019.10.10

  • 更新日:

    2021.04.14

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ライター・専門家プロフィール
  • 新井 絵美子
  • 動物ライター
  • 2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。 過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。