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犬種 / イヌ図鑑 犬種 / イヌ図鑑

2019.10.10

柴犬の寿命はどれくらい?かかりやすい病気や健康的な育て方を解説

家族の一員である大切な愛犬に長生きしてもらいたいという想いは、どの飼い主さんも同じです。とはいえ、犬種によって平均寿命には差があります。 今回は柴犬をピックアップし、平均寿命やかかりやすい病気、健康的な育て方についてまとめました。

#Lifestyle

Author :docdog編集部(監修:阿片 俊介/クロス動物医療センター主任動物看護師)

柴犬の平均寿命

柴犬 寿命

柴犬の平均寿命は、15歳ぐらいと考えられています。一般社団法人東京都獣医師会霊園協会が実施した犬の寿命調査によると、2012年1月~2015年3月までの間に亡くなった柴犬の平均年齢は15.1歳で、犬種別において最も長い平均寿命として第1位にランクインしています。

この調査結果における全犬種の平均寿命は13.4歳となっていることから、柴犬は寿命が長いほうだといえるでしょう。さらに驚くべきことに、20歳以上まで生きる長寿の柴犬も存在します。

人間の年齢に換算すると何歳?

犬は人間よりも歳をとるペースが早く、その早さは小型犬・中型犬・大型犬の間でも異なります。

小型犬に分類される柴犬の歳を人間の年齢に換算すると、生後1年で15歳、2歳で24歳、3歳で28歳ぐらいです。そして、それ以降は1年で4歳ずつ歳をとっていきます。 よって、柴犬の平均年齢15歳は人間の年齢に換算すると76歳、20歳の長寿犬は96歳ということになります。

柴犬のかかりやすい病気

柴犬 寿命

柴犬のかかりやすい病気としては、以下などがあります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は柴犬に多く見られる病気です。体質に起因していることが多く、生後6ヶ月から3歳までに発症することが多いといわれています。

アトピー性皮膚炎の原因には、ダニやノミ、花粉やハウスダストなどの外的要因、皮膚のバリア機能や精神的要因などさまざまありますが、大半はいくつかの要因が絡み合っています。

主な症状としては、かゆみや抜け毛、発疹、皮膚が赤黒くなるなどです。目や耳の周辺、お腹や内股などに症状が出やすく、発症すると痒さのせいでその部分を何度も掻いたり、舐めたりします。掻き壊すとどんどん悪化してしまうので、早期に治療をするようにしましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は、何らかの原因により膝蓋骨と呼ばれる、いわば膝のお皿の骨が本来の位置から外れてしまう病気です。 先天的な要因で発症する場合と、高所から着地した際の衝撃などで発症する後天的な要因とがあります。

スキップをするように片足を上げて歩いていたら注意が必要です。症状が進行すると足が曲がってしまうこともあるので、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

柴犬の健康的な育て方

柴犬 寿命

柴犬の健康を守って育てるには、どのようなことを配慮すればよいのでしょうか。

被毛や皮膚を清潔に保つ

被毛や皮膚を清潔に保つよう心がけましょう。そうすることで、柴犬がかかりやすいとされている皮膚疾患を予防できます。

柴犬の被毛は、外部の刺激から皮膚を守る硬くてまっすぐな上毛と、保温と保湿の役割をする柔らかい下毛からなるダブルコート(2重構造)です。下毛は春と秋に生え変わるのですが、このとき驚くほど大量の抜け毛が発生します。 よって、換毛期はスリッカーブラシで毎日抜け毛を取り除きましょう。抜け毛をそのままにしていると被毛の通気性が悪くなるので、皮膚疾患を引き起こしやすくなります。

また、月に1回シャンプーをするとよいでしょう。被毛が密なため汚れが溜まりやすく、皮脂にも汚れが溜まってくるので、月1回シャンプーをすることで皮膚を清潔に保てます。

肥満に注意する

肥満は内臓疾患や、膝蓋骨脱臼をはじめとした関節のトラブルなどの原因になります。体重管理をして肥満にならないよう気をつけましょう。

柴犬の平均体重は、オス:9~11kg、メス:7~9kg程度です。ただし骨格によって個体差があるので、あくまでも目安程度にするのがよいでしょう。 理想的な体型は以下のような状態です。

・犬を真上から見たときウエストにくびれがある
・横から見て腹部の吊り上りがみられる
・肋骨は見えないものの、体に触ると確認できる

かわいいからと、ついついおやつを与えたくなってしまいますが、おやつは特別なときやしつけのご褒美としてあげる程度にとどめたほうがよいでしょう。
また、普段の食事もフードのパッケージに記載されている目安量をもとに与えるようにしましょう。

健康管理をして柴犬に長生きしてもらおう

柴犬 寿命

全犬種の中でも平均寿命が長い柴犬。長生きしてもらうためには、かかりやすい病気を把握し、予防に努めることが大切です。

柴犬は皮膚疾患の好発犬種なため、日頃から被毛や皮膚の状態をチェックしてケアをしてあげてください。また、肥満も病気や関節トラブルの原因となるため、体重管理もしっかりと行い、いつまでも健康でいられるようケアしてあげましょう。

◎監修者プロフィール
阿片 俊介

阿片 俊介/クロス動物医療センター 主任動物看護師

茨城県出身。日本獣医生命科学大学を卒業し、認定動物看護師の資格を取得。千葉県の動物病院に勤務後、動物用医薬品販売代理店にて動物病院への営業を経験。犬とのより良い暮らしをサポートできるよう、飼い主の方の気持ちに寄り添いながら、安心して正しい情報をお伝えできるよう心がけています。

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