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犬種図鑑

2020.02.28

ハリアってどんな犬種?特徴・性格・歴史から基本的な育て方を解説

写真を見ると、一見「ビーグル?」と思われるかもしれませんが、実はこちら「ハリア(ハーリアまたはハリアーと呼ばれることもあります)」という犬種なんです。 日本ではあまりメジャーではないハリアですが、イギリスやフランス、またアメリカなどでは人気の犬種で、狩猟犬や家庭犬として愛されています。 今回は、そんなハリアの特徴や育て方についてご紹介します。

Author :docdog編集部

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ハリアの歴史と特徴|狩猟が得意でスタミナ抜群

ハリア

ハリアの名前の由来は、ノルマン語で狩猟犬を意味する「harrier」から名付けられたと考えられています。 その名の通り、ウサギの狩猟を得意とするハリアは、庶民の間で狩りの相棒として活躍していました。

ハリアの歴史は狩猟とともに盛衰してきた

ハリアは、17世紀にイギリスで誕生した犬種と言われていますが、詳しいことはよく分かっていません。 ハリアに似た犬種で、「イングリッシュ・フォックスハウンド」という犬種がいます。キツネ狩りが得意なこのイングリッシュ・フォックスハウンドはハリアよりも一回り大きく、この犬種の小型のものを選んで増やしたものが、ハリアになったという説もあるようです。

実際にイギリスでは、ハリアとイングリッシュ・フォックスハウンドだけの単犬種団体があるため、イギリス・ケネル・クラブのショーではこの2犬種は見られないという特別な理由もあります。

ハリアの特徴|スタミナ抜群の中型犬

日本で人気の犬種であるビーグルに似ているハリア。知らない人が見たら、ちょっと大きめのビーグルかな?と思われることでしょう。 確かに見た目としては、大きさ以外はビーグルにそっくりです。 ハリアの体高は48~55cmほどなので、33~40cmが標準のビーグルと比べるとやっぱり二回りほど大きいというイメージですね。

狩猟犬ということもあり、筋肉質でガッシリとした体格で、スタミナも抜群。なんと3時間25分もの間、キツネを追いかけていたという記録もあるようで、ハリアの持久力には驚かされます!

ハリアの性格って?温厚で社交的な複数頭飼い向きな犬種

ハリア

ハリアの性格は基本的に、温厚で社交的。他の犬とのケンカもほとんどなく、争いを好まない犬種と言われています。 さらに、群れでの狩りを得意とする犬種なので、集団行動は大得意!協調性もあり、まさに複数頭飼育にうってつけな犬種といえます。

ですがその反面、ハウンド種にありがちな頑固な一面も持ち合わせているので、きちんとしつけをしないと問題行動を起こしてしまうことも。 飼い主さんが主導権を握り、ダメなことはダメときっちり線引きをしてあげることが大切です。

ハリアの育て方|しつけをしっかりすれば飼いやすい犬種

ハリア

先ほど、ハリアは多頭飼育に向いているとお伝えしましたが、日本では珍しい犬種なので、ハリアを何頭も飼うというのはあまり現実的ではありませんよね。多頭飼いをする際には、必ずしも同じ犬種同士でなくても大丈夫です。

違う犬種との多頭飼いや、他の動物とも仲良くできますが、本能的に小動物を追いかけてしまうこともあるので、そこには注意が必要でしっかりとしつけをしておきましょう。 逆に1頭だけで飼うとワガママに育ってしまうこともあるので、ハリアを家に迎える時には、多頭飼育を念頭に置いて準備をしておくのをおすすめします。

毎日の運動量の確保が大切

また、スタミナのあるハリアは、毎日の運動量もしっかりと確保する必要があります。最低でも1時間はお散歩に行ってあげましょう。運動が足りないとストレスがたまってしまい、問題行動にもつながってしまいます。

多頭飼いをしている場合は、犬同士で遊ぶ時間を作ってあげるのもいいですね。 ハリアは性格も良く飼いやすい犬種ではありますが、運動量の確保や多頭飼いができる環境かどうかなど、事前にしっかりと確認しておくことが必要になります。

レアな犬種ハリアを迎えて多頭飼いを楽しもう!

ハリア

有能な狩猟犬であるハリア。多頭飼育にも向いているので、家族はもちろん先住犬とも仲良くできます。 残念ながらジャパンケンネルクラブには1頭も登録がなく、おそらく日本にはブリーダーさんもいないので、飼う際には輸入をするという手間がかかってしまいますが、他の方とは違う犬種を飼ってみたいという方にはぜひ検討してみてくださいね。

  • 公開日:

    2019.10.28

  • 更新日:

    2020.02.28

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