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犬種図鑑

2020.02.28

犬と過ごす幸せな時間

スパニッシュ・マスティフってどんな犬?犬種の特徴や性格を理解しよう

スパニッシュ・マスティフは、その名の通りスペイン原産の犬です。長い歴史を持ち、番犬や農場の護衛犬として活躍していたとして知られています。とはいえ、スペイン以外では飼育頭数が少なく、日本を含め世界的に稀少な犬種です。スパニッシュ・マスティフがどのような犬種なのかを知るために、特徴や性格、育て方などをご紹介します。

Author :docdog編集部

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スパニッシュ・マスティフの特徴

スパニッシュ・マスティフ

まずはスパニッシュ・マスティフの身体的な特徴や被毛についてご紹介します。

身体的な特徴

スパニッシュ・マスティフといえば、インパクトのある大きな体です。標準体高は72~80cm程度、体重は70kg前後、そして体長は1m程度もあり、大型犬の中でも特に大きく超大型犬に分類されます。

筋肉が引き締まり骨太のがっしりとした体格で、外見は落ち着いているものの力強い印象です。また、素朴でありながら知性が感じられる表情をしています。

加えて、低音で太く遠くまでよく通る鳴き声も特徴の1つです。そのため集合住宅や都心の住宅街で育てるのは、あまり向いていないと言えます。

被毛の特徴

被毛は密集して生えていますが短毛で硬めの毛質なため、毛玉になることはありません。毛色は以下のようなさまざま種類があります。

・イエロー
・ブラック
・レッド(赤みを帯びた茶色)
・フォーン(金色を帯びた毛色に黒の差し毛が入った毛色)

また、単色だけでなく、白の地色に他色が入ったパーティーカラーや、ブリンドル(地色に他色の差し毛が入った毛色)なども存在します。 春と秋の換毛期には多くの抜け毛が生じるため、こまめなブラッシングが必要ですが、それ以外の時期は週1~2回程度のブラッシングで大丈夫です。

スパニッシュ・マスティフの性格

スパニッシュ・マスティフ

ここでは、スパニッシュ・マスティフの魅力的な性格についてご紹介します。

温厚で飼い主に従順

スパニッシュ・マスティフは優しく温厚な性格です。そのため、子犬のうちからしっかりとしつけをすれば、子どもとも仲良く接することができます。 また、飼い主に愛情深く忠実な点も大きな特徴です。強面の見た目に反して、飼い主や家族に甘えることを好みます。

勇敢で頼りになる性格

普段はおおらかでマイペースなスパニッシュ・マスティフですが、護衛犬としての気質を持っていることから、家族が危険に直面していると感じたときは、見知らぬ相手に対して勇敢に立ち向かっていきます。そのため頼もしい番犬になってくれます。

スパニッシュ・マスティフの育て方

スパニッシュ・マスティフ

スパニッシュ・マスティフは体がとても大きく力が強いため、誰にでも育てられる犬種ではないと言えます。大型犬のトレーニング経験や知識が十分にあり、それ相当の覚悟がないと飼うことは難しいといえます。スパニッシュ・マスティフを育てる際には、以下のことが必須になってきます。

子犬のうちからの徹底したしつけ

体重が成人男性と同じぐらいあり、引っ張る力や噛む力が強いことから、子犬のうちから制御トレーニングを徹底しておかないと、深刻な怪我や事故を起こす恐れがあります。主従関係を明確にして、どんなときでも飼い主の指示に従えるようにしておきましょう。

スパニッシュ・マスティフは知的で高い訓練能力も持っているので、子犬の社会化期にいろいろなことに慣れさせて、しつけをしっかりと行いましょう。

十分な散歩時間や体力

超大型犬であるスパニッシュ・マスティフは、多くの運動量が必要です。1時間以上の散歩を1日2回して、運動欲求を満たしてあげましょう。また、ジョギングを取り入れた散歩も適しています。毎日散歩に連れて行かれる時間的な余裕や、体力が求められることを覚悟しておきましょう。

なお、散歩中にスパニッシュ・マスティフに引っ張られることがあっても、制止できるだけの力も必要になってくるので、力のある男性でないと散歩は難しいでしょう。

スパニッシュ・マスティフと過ごす幸せな時間

スパニッシュ・マスティフ

スパニッシュ・マスティフは優しく穏やかな性格なうえ、賢さも持っています。性格の気難しさはそれほどないものの、大型犬の中でも体が大きく力も強いため、子犬の頃からしつけの徹底が必須です。そのため、超大型犬の扱い方に慣れている上級者向きの犬と言えます。 最後まで責任を持って育てられるかしっかりと検討してから、自宅に迎え入れるのかどうかを決めるようにしましょう。

  • 公開日:

    2019.10.25

  • 更新日:

    2020.02.28

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