突然ですが、犬の1日は人間の何日分だと思いますか?
犬は人間よりも速いスピードで歳をとっていき、その寿命は平均で10~15年位です。
人間の平均寿命が80歳前後であることから考えてみると、犬の1日は人間の約5日分にあたると考えられます。
実際に犬が感じている時間の感覚は分かりませんが、
朝から晩までの長いお留守番は、犬にとっては2~3日をお留守番しているのと同じことと言えます。
犬は群れを作って暮らす習性があり、家族がそばにいることで安心して、不安なく暮らせる動物です。
そのため、共働きのご家庭で犬を育てる場合には、どのくらい犬と一緒にいられるのか?という観点がとても重要になります。
例えば、どちらか一人の勤務が4~5時間くらいであれば、愛犬にとって少しの留守番で済みますが、2人とも朝から夜まで帰れない&職場に連れて行けないのであれば、かなり長時間の留守番になってしまいます。
可愛い愛犬との生活は、きっと飼い主さんにとって、毎日が楽しく癒されることも多いと思います。
しかしながら、寂しさから体調を壊してしまうコもいるように、犬にとってお留守番の時間が長いのはとても寂しくて辛いこととなります。
それでは、家を留守にしがちな共働きの状態で、愛犬を育てるときのポイントをご紹介します。
愛犬をお留守番させるときは、愛犬が安心して過ごせるように、ケージの中に入れてあげるようにしてください。
ケージの中は犬にとって一番安心できる場所です。広い部屋の中での放し飼いは、犬も落ち着かず不安になってしまいます。また不安を解消するためにいたずらをしてしまうことも。
いつも使っている毛布などをケージに入れておいてあげると、より安心できるかもしれませんね。
家を留守にする時は、室温や飲み水には十分気を付けておきましょう。特に夏場は注意が必要になります。
「窓を開けておけば大丈夫」「扇風機を回しておこう」は危険です。予想より気温が上がり室温が高くなることもあるため、夏場は必ずエアコンをつけてあげてください。
また、飲み水は2つ用意しておくと安心です。
ペットボトルに取り付ける飲み口がボールタイプの給水器は、時々ボールが回らず水が出ないことがあります。家を留守にするときは、念のためもうひとつ用意しておいてあげることをおすすめします。
今回は「共働きで犬を育てること」をご紹介させていただきました。 犬は言葉こそ話すことはできませんが、ちゃんと感情があって、全身で愛情を表現して気持ちを伝えてくれます。 だから犬のいる暮らしは素晴らしいと多くの方が口をそろえて言うのだと思います。 しかし一方で、犬を育てることは決して簡単なことではありません。 そのコの一生に責任持つことが出来るのか?・・・犬を迎える際にはぜひ考えてみてくださいね。