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住まい / 生活

2019.10.02

犬を自転車に乗せてもいいの?乗せるときの注意点と便利アイテム

自転車の前カゴに犬を乗せて走っている人を、見かけたことはありませんか?実はこの行為、乗せ方によっては道路交通法に違反してしまう可能性があるので、注意しなくてはいけません。
しかし、工夫をすれば愛犬を自転車に乗せることは可能です。ここでは、乗せる際の注意点や、道路交通法に違反せずに乗せることが出来る便利なアイテムをご紹介します。

Author :大森きこ/ドッグライター

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自転車と愛犬に関わる法律

犬 自転車

愛犬とのサイクリングを楽しみたいと考えている方は、愛犬を危険な目に合わせないためにも、こんな法律があることを覚えておきましょう。

「自転車や原付バイクの運転者は、ハンドルやブレーキなどを確実に操作し、かつ、道路状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければなりません。これに違反したときは刑事罰として3月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられることがあります(道交法119条1項9号)」

この法律が、犬と自転車に一体どのような関係があるのかご紹介していきます。

愛犬を自転車の前かごに乗せても大丈夫?

「うちの子は大人しいから大丈夫」と、自転車のかごに愛犬を座らせて運転するのは非常に危険です。
どんなに長く一緒にいる愛犬だとしても、常に変化する道路状況を前にすると、何が愛犬にとって強い刺激となるかは分かりません。また、それに対して愛犬がどんな反応をするかも、完全には予測できないということをしっかりと理解しておく必要があります。

万が一、愛犬が何かの拍子でかごから飛び出したり、予測できない動きをすることで、運転中の自転車がバランスを崩したらどうなるでしょう。自分や愛犬が重大な事故に巻き込まれるだけでなく、周りの人を傷つけてしまうリスクも十分に考えられます。この状況では、『ハンドルやブレーキなどを確実に操作』することはできないと言えます。

愛犬を自転車のかごに乗せて運転することは、とても危険です。道路交通法違反に問われる可能性も十分にあるということを、覚えておきましょう。

自転車を運転しながら犬を並走させるのは?

「たまには愛犬を思いっきり走らせたい」という思いからか、自転車に乗りながら犬を散歩している人を見かけることもありますが、これは道路交通法に違反した行為です。

何かに興味を惹かれた愛犬が、急に自転車の前に入ってくることや、リードや愛犬の足が自転車に巻き込まれる可能性は容易に想像できます。またその結果、ハンドル操作を誤った拍子に周りの人に怪我をさせてしまうこともあるでしょう。

この場合でも、先ほど紹介した道路交通法に違反する内容ですので、愛犬にいっぱい体を動かしてほしいと考えている方は、安全なドッグランに連れて行くなど他の方法でストレス発散させることを検討しましょう。

犬と自転車に乗る時におすすめな専用かご

犬 自転車

それでも「車や電車を使うほどではないけど、徒歩だと遠い‥」というシーン、ありますよね。
ペットキャリーに入れるなどして、犬の動きを抑制した状態であればかごに乗せても問題ありません。しかし、自転車の前かごに入るペットキャリーはなかなか無いのが現状です。
それでは、道路交通法に違反せず、安全に愛犬とサイクリングを楽しむ方法をご紹介します。

ペット専用の自転車かごを使う

犬と自転車で移動したい、でももちろん危険や法律は犯したくない。そんな方のために便利なアイテムをご紹介します。
ペット用に開発された事前者かごなら、運転を妨げないような工夫がされているので、愛犬が急に飛び出してバランスを崩すこともなく、安心して運転することが可能です。専用アイテムを使えば、お出かけの幅も広がるかも知れませんね!

ANZOME 自転車カゴ

こちらのかごは防水仕様になっており、犬用のシートベルト(短いリード)も付いているので、飛び出しを抑制することが出来ます。上部の紐をしぼって犬の顔だけを出すようにすれば更に安心して乗せることが出来ますね。
お手頃な価格と、自転車のカラーやタイプを選ばないデザインも人気の理由です。


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KARLIE ドッグサイクルバスケット

ヨーロッパで人気のペットメーカーKARLIEのこちらの商品は、ひとつひとつ手作りで作られています。とてもお洒落ですよね。
しっかり固定された網状のふたが付いているので、小型犬であればカゴの中で自由に動くことが可能です。チワワやヨークシャーテリアなどの小型犬は深めのタイプだと顔が出せないので、このようなふた付きのカゴがおすすめです。



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愛犬を自転車に乗せるときの注意点

犬 自転車

自転車を運転している時は自動車やバイクを運転する時と比べ、どうしても気軽な気持ちで載ってしまいがちです。その気軽さや便利さが移動手段としての自転車の良さでもありますが、自転車はれっきとした「軽車両」であることを忘れないよう注意しましょう。

また、先に紹介したような便利な犬用アイテムは、シートベルトが付いていたりと安心して乗せられる構造になっているものの、乗せるときは愛犬の動きがきちんと制御できているか、また運転中も常に細心の注意を払いましょう。

たとえ動かなかったとしても、突然の鳴き声に驚いてバランスを崩すこともあるかもしれません。また、犬をかごに入れたまま駐輪して買い物に行くなど、目を離すことは決してしないようにしましょう。

法律をしっかり守って、安全に愛犬を自転車に乗せよう

犬 自転車

愛犬を自転車に乗せるときは、第一に道路交通法に違反した乗り方ではないか、丁寧に確認する必要があります。また、自転車に乗りながら散歩させることはれっきとした法律違反になります。愛犬や自分だけのことを考えるのではなく、周囲の人に迷惑がかからないような気持ちも大切です。

これから愛犬とのサイクリングを考えている方は、初めてのサイクリングデビューでいきなり遠出してしまうと、何かアクシデントがあった時に対処が難しくなることもあるので、まずは人が少ない場所で短時間の練習をしてみることをおすすめします。

  • 公開日:

    2019.09.04

  • 更新日:

    2019.10.02

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