magazine

犬の生態 / 気持ち

2020.05.28

野生の犬の生活って?狼との違い・野良犬の生態に迫る

野生の犬と聞くとオオカミを想像するかもしれませんが、犬はオオカミの亜種であり厳密には違います。日本では野生のオオカミは存在せず、イエイヌのみですが海外では野生のオオカミが存在します。ここでは、野生の犬やオオカミとの違いについて解説します。

#ウルフドッグ

Author :docdog編集部

この記事をシェアする

野生の犬は日本にいない?オオカミとの違いについて

犬 野生

日本には野生の犬はいませんが野良犬はいます。野良犬の頭数は保健所に収容される所有者不明の子だけで年間3000匹を超えます。

オオカミの種類

オオカミの亜種としては、ハイイロオオカミやホッキョクオオカミ、メキシコオオカミ、アメリカアカオオカミ、イタリアオオカミなどがいます。今は絶滅していますが、日本にはニホンオオカミが本州や四国で生息していました。
種類によりサイズが異なりますが、一番メジャーなハイイロオオカミで前長2メートル、体重90キロの大型です。

犬とオオカミの違い

犬の祖先とされているオオカミはハイイロオオカミだそうです。その後イエイヌとして家畜化されることにより、体格や歯の大きさや強さ、足や肉球の位置などに変化ができました。

体格の違い

犬の体格は犬種により違いますが平均では50cmほどです。それに比べオオカミの平均は70cmほどとやや大型です。

歯の大きさや強さ

犬は食べやすい餌を食べていたため、歯の能力はオオカミに比べ格段に低下しています。オオカミは狩りをして獲物を?み砕く必要があるため、顎の筋肉もあり、頬骨も高い位置にあります。

足や肉球の位置

オオカミは犬よりも足が大きく、前足もやや後方の位置にあります。これにより俊敏に動く琴ができます。また肉球は細長く速い速度で走ることができます。

オオカミとのハーフ

オオカミの血を受け継ぐウルフドッグと呼ばる犬種は、75%がオオカミの血が流れているそうです。オオカミに近いため飼育は大変ですが、愛好家に大変人気があります。

野生の犬の食べ物

犬 野生

オオカミは狩りを行い小動物を仕留め、食べています。群れで生活し、家族と連携して大型の獲物を狩ることもできます。獲物の少ない時期のために、地面を堀り保存することもあります。
一方、野良犬と呼ばれる犬たちは、残飯や虫などを食べています。単独または群れて生活しています。イエイヌは家畜化にともない消化期間も変化したため、人間の残した食べ物を主に食べています。食に困る時期がないため、保存はほとんど行いません。

野生の犬の危険性と対処法

犬 野生

野生の犬は攻撃性が高く、病気を保有している可能性があるため大変危険です。海外などで見かけても決して近づかないでください。

攻撃性が高い

一般的にオオカミは人を避ける傾向にあり、オオカミが絡む事件はあまり聞きません。しかり、一切襲わないというわけでもありません。もしもの時は真っ先に攻撃してきます。オオカミによる死亡事故は聞きませんが、傷害事件はいくつか報告されています。

病気を保有している

飼い犬と違い、野生の犬はワクチンなどを摂取していないため、様々な病気に罹患している可能性があります。日本では見かけなくなった狂犬病も海外では未だにありますので注意が必要です。狂犬病に罹患した犬に噛まれて死亡することもありますので、十分に注意してください。
日本では狂犬病が1957年以降見られませんが、海外で感染し日本で死亡した日本人は2015年までに3件報告されています。

野生の犬とオオカミの棲みわけ

犬 野生

オオカミは野生で生きている動物で、犬の祖先でもあります。しかし、その二者は様々な側面において似て非なるものです。野生として生活する野良犬は、病気を抱えている可能性もあり注意が必要です。

  • 公開日:

    2019.09.24

  • 更新日:

    2020.05.28

この記事をシェアする