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小型犬と猫が窓際で仲良く日向ぼっこをしている
住まい / 生活
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2021.06.19

犬と暮らす家を選ぶ!引っ越し先選びのポイントやアイデアを紹介

最近では「ペット共生マンション」なども増えており、犬を連れての「犬連れ引っ越し」もだいぶしやすくなってきました。しかし、いざ引っ越すとなると、何を基準に家を選べばよいか......と迷ってしまいますよね。今回は、犬にとっても人にとっても、のびのびと楽しく暮らせる家を見つけるためのポイントをご紹介します。

docdog編集部(監修:みなみ愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師)

犬と暮らす家選び|引っ越し先に求めるポイント

集合住宅の目の前に犬が自由に走れる草原がある

犬と暮らす家選びでのポイントは、何といってもまずは『ペット飼育可』の物件であることです。どんなに条件のよい物件でも、大家さんや賃貸会社さんから犬との暮らしを認めていただかなければ残念ながら愛犬と一緒に暮らすことはできません。その次のポイントには、引っ越し先の間取りや立地・価格(家賃)などがあります。愛犬と暮らす家を選ぶ上でのチェックポイントをご紹介します。

犬が快適な室温に管理できる

愛犬にとって快適な環境を作るためには、室温の管理ができることが大切なポイントとなります。日本で犬が快適に暮らせる温度の幅は人よりも狭いため、エアコンなどを活用して温度管理を行わなければなりません。

引っ越し先が断熱効果が高い家であれば、たとえ外気温と室温の差があった場合でも保温することができますね。さらには、温度を保つことができるため電気代を節約することもできます。犬と暮らす家は外気温に左右されることがなく、快適な室温と湿度を保つことができる家が理想的です。引っ越し先を選ぶときには壁の素材や室温設備などにもこだわってみてください。

滑りにくい床材

滑りやすい床材は、愛犬の足腰に負担をかけることに繋がります。特に一般的なフローリングの床は、ツルツルと滑りやすいので注意が必要となります。犬と暮らす家を選ぶ時は可能であれば、床材はコルクやタイル・無垢材などの滑りにくい素材に変更すると良いでしょう。しかし床材を変更することはなかなか大変なことで、賃貸であれば許可をいただけない場合もあります。そんなときは、絨毯やタイルカーペットなどを引っ越し先の家の床に敷くだけでも滑りにくくすることができます。

安全で楽しめる立地

犬と暮らす家を選ぶ上では立地はとても重要ですよね。室内のことなら模様替えや家具を購入すれば何とかなると思いますが、立地だけは住み始めてからは引っ越す以外に変更することができませんよね。

引っ越し先の家の場所を選ぶ際には慎重に、そして犬の散歩のルートについても考えてみましょう。例えば、アスファルトばかりの道ではなく、愛犬が匂い嗅ぎ等を楽しめる犬連れOKの公園や動物病院が近くにあること等も意識して選んであげると良いです。また、犬と暮らす家が車通りの多い場所であれば飛び出しや脱走防止のために玄関前をフェンスなどで囲い、事故を未然に防ぐ対策をしましょう。

犬と暮らす家選び|アイデア次第で暮らしやすく

犬と暮らす家の図面をみて、間取りを確認している

犬が暮らしやすい家にするために、何が必要であるかを考えてみましょう。犬用の出入り口を作る・庭にドッグラン・犬用の部屋・愛犬が外を見やすい大きな窓など、愛犬の好きなことや毎日の生活で重要な役割があるものを書き出してみましょう。そうすることで、愛犬にとって暮らしやすい家とは、どのような家なのかを知ることができます。大切なことは、引っ越す家が犬にも人にも暮らしやすい間取りであることです。

愛犬用の出入り口

犬と暮らす家では自由に部屋を出入りできる犬用の出入り口がとても役に立ちます。なぜならこのドアを設置することでドアを開けっ放しにすることがなくなり、エアコン使用時でも効率よく温度管理することが可能です。また、ドアを閉めていても愛犬が自由に出入りできるため、うっかりと暑い部屋に閉じ込めてしまうなんてこともなくなります。

庭にドッグラン

犬と暮らす家で憧れるのが「庭にドッグラン」ではないでしょうか?屋根付きの愛犬用の広いドッグランがあれば、雨の日も散歩以外で愛犬が運動することができ、ストレスを発散することができます。その結果、問題行動が起こりにくくなる場合もあります。引っ越し先の家にスペースの余裕がない場合は、バルコニーなどを活用するというのもひとつの方法ですが、安全対策はしっかり行なうようにしましょう。

愛犬用の部屋

引っ越しを行なった場合には、再び愛犬が安心できる場所を作ってあげましょう。このスペースは狭くても構いませんが、部屋の真ん中でなく、角の方に作るようにしてあげてください。愛犬にとって自分専用の安心できるスペースがあることで、とても安心することができます。

大きな窓

窓から外を眺めるのが好きなコが多いと思いますが、そんなときには引越し先の家に犬の高さでも外の景色を眺められる窓があると喜ばれると思います。飼い主さんの帰宅を窓から覗いて心待ちにしたり、小動物や外を歩く人を観察したり、犬はいろんなものに興味を示します。もし犬がパピー期であるなら、窓からいろいろなものを眺めることで社会化の育成にも役立つことでしょう。ただし、窓が簡単に開いてしまうようなものは避けるようにしましょう。

犬と暮らす家選び|あると便利な水場

外でシャワーをあびて気持ち良さそうにしているビーグル犬

犬と暮らす家では玄関先やマンションの入口などに「犬用の足洗い場」があるととても便利です。例えば散歩から帰って室内に入れる前に、さっと愛犬の足を洗うことができます。玄関ポーチ脇などに足洗い場を設置すると、家へ入る導線上にあるので流れがスムーズです。仮に後から設置するときは、温水が出るタイプを選んでおくと、寒い季節にはお湯を使用することもできますので、飼い主さんにも愛犬にも負担が少ないかと思います。

また玄関には愛犬用のリードやお散歩用のバッグ、足ふきタオルなど、お出かけの際に使用するものをまとめて置いておけるような棚があると便利ですね。

犬も満足して暮らせる家に引っ越ししよう

引越し先でカーペットの上に寝転んでリラックスしている小型犬

新しい家に引っ越す場合は、愛犬のことも考えた家選びを心掛けてあげると幸せな暮らしを送ることができるでしょう。犬が必要とするスペースを考慮し、犬のケアが行いやすい間取りにすることで飼い主さんだけでなく、愛犬の負担を減らすこともできます。新しい家に引っ越しをしても、愛犬も人も快適にのびのびとした生活を楽しみましょう。

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  • 公開日:

    2019.09.12

  • 更新日:

    2021.06.19

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ライター・専門家プロフィール
  • みなみ 愼子
  • 名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師、ホリスティックケア・インストラクター
  • 非常勤講師のほか、ペットマッサージやアロマテラピーの教室を開講しており、犬の保護施設でもペットマッサージのボランティア活動を実施中。一緒に暮らしている犬はロットワイラー、フレンチブルドッグ、MIX犬の3頭で、犬との伸びやかな暮らしを楽しみたいと思っています。