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健康管理 / 病気

2019.11.26

犬のドライアイとは?なりやすい犬種と代表的な症状について

犬もドライアイになることがあるのをご存知ですか? 人はパソコンなどを長時間見ることで、瞬きの回数が減り、目が乾燥してドライアイになることがあります。 では、パソコンもテレビも見ない犬は、なぜドライアイになるのでしょうか?今回は犬のドライアイについて詳しく解説していきます。

Author :docdog編集部

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犬のドライアイとは?

犬 ドライアイ

目の表面が乾燥して、それが原因で角膜や網膜に炎症が起きることをドライアイ(乾性角結膜炎)といいます。犬の目の表面は涙液で薄い膜のように覆われており、常に潤った状態になっています。 この潤った膜がなくなってしまうとドライアイになりやすくなり、様々な症状があらわれます。

ドライアイが心配な犬種

ドライアイになりやすい犬種は遺伝的なものが多いと考えられますが、詳しいことについてはまだ解明されていません。 また、眼球が大きめで前に出ている犬種もドライアイなりやすいと言われています。その形状から空気に触れる眼球の部分が多いため、涙液が乾燥しやすくなるためです。

【遺伝的にドライアイになりやすい犬種】
・パグ
・ヨークシャテリア

【目の形状でドライアイになりやすい犬種】
・チワワ
・フレンチブルドッグ
・シーズー
・アメリカンコッカースパニエル
・イングリッシュコッカースパニエル

犬のドライアイの主な症状と治療法は?

犬 ドライアイ

潤いが少なくなり乾燥した状態の眼球は傷つきやすく、角膜や結膜が炎症を起こしてしまう可能性が高くなります。

犬がドライアイになると、まず結膜炎に似た症状があらわれます。痒みを伴うことが多く、頻繁に目を掻くような仕草をする時には注意が必要です。ドライアイの症状は他に次のようなものがあります。

・目の痛み
・目ヤニが増える
・瞬きの回数が増える
・白目の部分が充血する
・角膜が白く濁る
・視力が低下する

ドライアイは放置しておくと症状がどんどん悪化するおそれがあります。例えば、黄色や緑色の目ヤニはドライアイが悪化しているサインです。早期発見・早期治療が大切になりますので、日頃から愛犬の目をチェックし、異常が見られた場合には、早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。

犬のドライアイの治療法は?

一般的には、ドライアイの治療には点眼薬や軟膏が処方されることがほとんどです。早期に治療を始めることで炎症も治まりやすく、比較的早く症状が回復します。ただし、ドライアイは再発しやすいため、目が乾燥しないように定期的に点眼薬でケアしてあげることが大切になります。

犬のドライアイを予防する方法はある?

犬 ドライアイ

犬のドライアイの原因は遺伝や眼球の形状が関係していることが多いため、完全な予防法はありません。 しかし、部屋の湿度を少し上げるだけでもその症状は出にくくなりますので、加湿器を利用するのは有効な手立てになります。

また、温めた濡れタオルを使ってアイマスクしてあげるのもいいです。目の周りの血液の循環がよくなるため、涙液の分泌を促すことが期待できます。

この時、人が気持ちよく感じるような熱めのタオルを愛犬に使うのはNGです。犬は人より温度の熱さに敏感ですので、ほんのり温かい程度で十分です。愛犬がリラックスしている時に、そっと優しく目の上にのせてあげましょう。

愛犬のドライアイを悪化させないために

犬 ドライアイ

今回は「犬のドライアイ」についてご紹介しました。 ドライアイになったことがある犬は、その症状が再発しやすいため、飼い主さんは日頃から愛犬の目のチェックをしておくことが大切です。目を掻いていないか、目ヤニが出ていないか、いつも通りのキラキラした目をしているかなどしっかり見てあげてくださいね。

  • 公開日:

    2019.09.15

  • 更新日:

    2019.11.26

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