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犬の生態 / 気持ち

2019.10.02

犬のおへそはどこにあるの?位置と役割について知ろう

人間のおへそは場所がわかりやすいですが、犬は被毛で覆われていることが多く目立ちません。まれに「でべそ」な子もいて、そんな様子をみつめているだけでも可愛らしくて癒されるところですが、犬のでべそには病気の可能性が潜んでいることもあったりします。ここでは、犬のおへそについて詳しく解説します。

Author :docdog編集部

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犬のへその位置

犬 へそ

犬のへそはお腹面にあります。胴体の真ん中あたりに毛が薄い場所があります。なかには傷跡が残っている子もいますので、よく観察すれば見つけることができます。
お腹はデリケートな部分ですので、嫌がる場合は無理をしないようにしてください。

へそ天

お腹面を上にして寝ている状態をへそ天といいます。リラックスして慣れてくれている証ですので、へそ天は大人気です。もちろんへそ天が苦手な子もいますので、慣れていてもへそ天で寝てくれない場合もあります。
インスタグラムやツイッターなどでもへそ天姿のペットの写真が投稿されています。癒し画像として人気ですので、検索してみてください。

臍ヘルニア

臍ヘルニアの臍とは、へそのことです。臍ヘルニアはへその部分が開いたままの状態のことで、一見するとでべそのような見た目です。だいたい生後半年までには自然に閉じていきますが、臍ヘルニアになりやすい犬種としては、ペキニーズやキャバリア、シーズー、アメリカンコッカースパニエルなどがあります。発症しやすい犬種のなかでも特にメスに多く見られるようです。愛犬のおへそがどうやら「でべそ」だなと思ったことがある方は、一度問題がないか病院で診察を受けてみましょう。

犬のへその役割

犬 へそ

おへそは犬が母犬のお腹の中にいた居た時に、母犬と赤ちゃんを繋いでいたへその緒の跡です。母体から栄養を貰う道として活用されていました。お腹面にあるためなかなか見る機会はありませんが、犬のへそは平なため見つけにくいです。

生まれた時のへそ

子犬は羊膜に包まれて生まれます。母犬は羊膜を口で破ると、へその緒を歯で噛んで切り、胎盤を食べます。母犬が放置してしまうと、赤ちゃんが危険な状態になりますので、飼い主が行ってあげる必要があります。子犬のへそから1、2cmほどの位置でへその緒を縛り、清潔なハサミで切ります。
まれに母犬がへその緒を短くしすぎて、噛みちぎる時に皮膚まで噛みちぎってしまうトラブルもあるそうです。出産時には獣医師やブリーダーさんの手を借りて行うのがおすすめです。

栄養の通り道

へその緒の役割は人と同じく、母親の栄養や酸素を血液によって運ぶ器官です。犬の妊娠期間である2ヶ月ほど活躍してくれます。

犬のへそに関する病気

犬 へそ

出産後、噛みちぎられたへその緒は、その後乾燥して1週間ほどでとれます。臍ヘルニアでへそが開いた状態も半年で塞がるといわれています。塞がらなかったり、心配なかたは獣医師に相談してみてください。まれに後天的に臍ヘルニアになる子もいます。後天性臍ヘルニアは症状がなかった臍ヘルニアが成長や肥満、外傷、妊娠などで腹圧が上昇して発生するケースがほとんどです。厳密には先天性とほぼ同じですが、発生時期の区別のためにそう呼ばれています。

臍ヘルニアチェック

臍ヘルニアをチェックする方法としては、いくつかありますが、最終的には獣医師の判断となります。へその中心を押してみた時に、奥に穴の淵を感じる、腹圧がない時に凹んでいる時がある、大勢により膨らみが変化するなどの場合は臍ヘルニアの可能性が高いようです。

臍ヘルニアの治療

臍ヘルニアの治療には手術を行います。避妊手術などと同時に行うこともできます。手術後は1週間から10日で抜歯が行われます。

犬のへそを探してみよう

犬 へそ

犬にとってお腹には大事な臓器が詰まっており、守らなければならない場所です。そんなお腹を見せるのは信頼してくれている証です。お腹を触って嫌がらないのであれば、毛をかき分けておへそを探してみてください。

  • 公開日:

    2019.09.26

  • 更新日:

    2019.10.02

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