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健康管理 / 病気

2019.10.02

犬の正しい歩き方とは?愛犬の異常に気付くために知っておきたい4つの歩き方

犬は速度や運動量に合わせた歩き方をしているのはご存知ですか?愛犬の異常な歩き方に素早く気付くためにも、正常な歩き方を知っていおかなければなりません。それでは、犬の正しい歩き方には、どんな特徴があるのでしょうか?今回は犬の正しい歩き方を解説します。

Author :docdog編集部

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基本的な犬の歩き方とは

犬 歩き方

犬は自分が歩きたい・走りたいスピードに合わせて、その歩き方を変化させています。人間も速く走ろうとする場合には、足をいつも以上に前に出して、前に進もうとしますよね。

犬の歩き方にはそれぞれ名前が付いていて、基本的な歩き方を「ウォーク」、ゆっくりとした速さで歩くことを「ペース」、少し速度が速く歩けるものを「トロット」、省エネルギーで動ける「キャンター」などがあります。二足歩行の人間とは違い、犬は四足歩行であり、立ち姿勢もかかとが地面についていない状態のため、人間に比べるとゆっくりと歩くだけでも素早く動くことができます。それぞれの歩き方の特徴を、スピードの遅い順(ウォーク・ペース・トロット・キャンター)にご紹介します。

ウォーク

ウォークは並足とも呼ばれる歩き方で、右後肢→右前肢→左後肢→左前肢の順番でゆっくりと進みます。一番メジャーな動きで、前肢と後肢が同時に出ても対角にある2本の足が地面についているため足への負担が少ないのが特徴です。あまり疲れない動きのため体力の消耗も少ない歩き方となります。

ペース

ペースは側対歩(そくたいほ)と呼ばれる歩き方で、右前肢+右後肢→左前肢+左後肢の順番で動かします。同じ側面の足を同時に動かすため重心が揺れます。この歩き方をすると、犬種によってはドッグショーで失格となってしまう場合があります。

トロット

トロットは速歩とも呼ばれる歩き方で、右前肢+左後肢→左前肢+右後肢の順番で足を動かします。ドッグショーなどでも用いられる動きで、ウォークに比べ歩幅が広くなります。長時間の散歩の時はこの歩き方をするコが多いようです。

キャンター

キャンターは駆け足と呼ばれる歩き方(走り方)で、左後肢→右後肢+左前肢→右前肢の順番で足を動かします。トロットより速度が遅くなる場合がありますが、次で紹介するギャロップへの移行の際に活用されます。省エネルギーな動きで長距離の運動で使用されます。

犬にとって異常な歩き方とは

犬 歩き方

注意が必要な犬の歩き方には、まっすぐに動けない・動くのを嫌がる・物にぶつかる・片足を引きずるなどがあります。正常な動きを知ることで、異常な動きにいち早く気付けるようにしましょう。

まっすぐに歩けない

まっすぐに歩けない場合は、バランス感覚に異常がある可能性があります。内耳炎や白内障・熱中症・関節炎・椎間板ヘルニアなどの病気が考えられます。

動くのを嫌がる

そもそも動くこと自体を嫌がる場合は、心臓など循環器系や気管など呼吸器系に異常がある可能性があります。フィラリア症や鼻腔狭窄・気管支炎・心不全などの病気が考えられます。

物にぶつかる

歩き方ではありませんが、物によくぶつかる場合は、眼が見えていない可能性があります。白内障や緑内障、網膜剥離などの病気が考えられます。

片足を引きずる

歩いている時に特定の片足を引きずるように歩く場合は、筋骨格系に異常がある可能性があります。骨折や脱臼・捻挫などの怪我が考えられます。

犬種特有の歩き方

犬 歩き方

世界で一番速い犬として知られているグレーハウンドは「ギャロップ」と呼ばれる全力疾走で使用される歩き方(走り方)をします。キャンターと同じ動きをしますが、4本の足が全て浮くタイミングが一瞬だけあり、体をバネのように伸び縮みさせることで、とても速く走ることができます。

最高速度は60km以上で、車並みのとスピードが出るそうなので驚きですよね。長時間の走りには向かない歩き方(走り方)ですが、短距離には持ってこいの歩き方と言えます。ちなみに「ギャロップ」は馬が走る動きと同じ動き方をしています。

愛犬の異常な動きを察知しよう

犬 歩き方

異常な歩き方に気付くことができれば、病気の早期発見・早期治療にも繋がります。毎日お散歩で一緒に歩くときには、ぜひとも愛犬の歩き方にも注目してみてください。スピードに緩急をつけた歩き方をすれば、毎日のお散歩にもちょっぴり彩りを加えられるかもしれません。

  • 公開日:

    2019.09.16

  • 更新日:

    2019.10.02

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