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犬の生態 / 気持ち

2020.07.25

愛犬は足を触らせてくれる?くれない?

犬が足を触ると嫌がる理由とは?愛犬の気持ちを知って足拭き・爪切り対策を

犬は口や足、尻尾など、身体の先端を触られることを嫌がる傾向があります。手足の甲は触らせてくれるけど足裏はダメなど、そのコによっても苦手なことはマチマチです。しかし、足拭きや爪切りをするとき・病院で検査をしてもらうとき等、身体を触らなければならないときに犬が嫌がって暴れてしまうと困ってしまいますよね。そこで、この記事では、犬が「足」を触られるのを嫌がる理由と、触られることに慣らす方法をご紹介していきます。・・・愛犬は足を触らせてくれますか?

Author :docdog編集部

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犬が足を触られるのを嫌がる理由とは?

足を触られて嫌がっている犬

犬はもともと足を触られるのを嫌がる傾向があります。これまで触らせてくれていたのに突然触らせてくれなくなった場合には病気・怪我といった理由が隠されているかもしれません。ここでは犬が足を触られることを嫌がる理由を大きく分けて3つご紹介します。

嫌がる理由|1.命に関わる部位なので繊細

犬にとって足はとても大事な部位です。足がないと歩くこともごはんを食べることも運動することもできなくなります。犬の足は命にかかわる部位なので心を開いていない人に触られることをとても嫌がります。飼い主であっても足を触られることに抵抗することもありますので、犬の足は徐々に触わることに慣れさせる訓練をする必要があります。

嫌がる理由|2.痛みがある

足に痛みがあるときは犬は触られることを嫌がります。散歩のときにガラスなどを踏んでしまうことや犬自身が過剰に舐めることで足に炎症を起こしてしまうことがあります。炎症を起こすと腫れ、痛みが生じるため、触られることを嫌がり攻撃行動を起こすこともあります。放置すると悪化してしまうので、犬が足を触るのを極度に嫌がる場合は、念のため動物病院を受診し、治療を受けましょう。

嫌がる理由|3.過去に痛い思いをした記憶がある

過去に爪を切って怪我をしたり、足を怪我した経験がある場合には「足を触られること=痛いこと・嫌なこと」と認識してしまっていることがあり得ます。こういった場合には慎重に対策をしていく必要があります。

犬が足を触らせてくれる・くれないは信頼関係の証?

足を触られても嫌がらない犬

前述した通り、犬にとって足はとても大事な部位です。犬が足を触られることを許すというのは、ある程度心を許している証拠でもあります。信頼関係が築けていればほとんど抵抗せずに足を触ることができるようになります。

逆に、まだ信頼関係が築けていない状態では無理に触ることで犬が飼い主に近づかなくなり、警戒してしまうこともありますので、少しでも嫌がる場合は無理に触ることはしないで徐々に触れていくようにしましょう。

特に足を触られるのが苦手・嫌がる犬種

犬の中でも特に足を触られるのが苦手・嫌がる犬種は、柴犬やチワワ、マルチーズなどの小型犬が該当する傾向にあります。特に柴犬などの和犬はベタベタと触られるのを嫌がりますので、適度なスキンシップを心掛けるといいでしょう。また、これらの犬種でも足を触られるのが全然平気な犬もいますので、性格により異なると言えます。

愛犬の足を触れるようになるために|嫌がらずに慣らす3つの方法とは?

犬の足

犬の足を触るためには、愛犬と信頼関係を築き、徐々に慣らすことが大事ですが、まずはどのようなことをすればいいのでしょうか?ここでは、犬の足を触れるようになるための慣らし方・トレーニング方法をご紹介します。

慣らす方法|1.まずは他の部位から触る

犬の足を触るためにはまずは愛犬と飼い主さんの信頼関係を築いていくのが重要です。普段からこまめにコミュニケーションを取り、犬と過ごす時間を多くとっていくように心がけましょう。そして信頼関係を築いていくのと同時に人に身体を触られることに慣れるようにトレーニングしていきます。いきなり犬の足を触るのではなく、背中、胸、首周り、お腹などの部分を触っていきます。そこから徐々に足先を触っていきましょう。犬の様子を見ながら身体の中で触れる部位を増やしていくイメージです。

慣らす方法|2.足先に触れる場合は甲から肉球へ

犬の足の中でも肉球は特に敏感な部位です。そのため、足先に触れる場合にも甲の部分から触るようにしましょう。足の甲に触れる場合には太ももの辺りから足先にかけて徐々に下方向へと触っていきます。このとき、前足・後ろ足どちらから始めてもOKですが、個体差で前足が苦手なコ・後ろ足が苦手なコがいますので、得意と思える方から始めるといいでしょう。

また、足の甲が触れるようになったら、今度は肉球を触るために足を持ち上げてみましょう。犬の身体の構造・歩き方を意識して犬が無理のない姿勢・体勢になるように足を持ち上げてみてください。犬の足は前後に稼働するため、左右に開くように引っ張るのはNGです。肉球を触る場合には「お手」の要領で行い、愛犬の手をギュッと握るような形で優しく掴んであげてください。

飼い主さんの立ち位置も意識してみて

なかなか愛犬が慣れてくれない場合には、飼い主さんの立ち位置・姿勢も意識してみてください。愛犬の前足を触る際には、犬が座っている状態で、犬の横~やや後ろ側にしゃがんでください。そして愛犬の身体と密着するように位置を調整します。位置が整ったら、次は自分と離れている方の愛犬の手を触る手を持ち上げてみましょう。犬の身体を抱えるように、背後から手を伸ばし、自分の手の平が上を向くような形で、愛犬の足を手にやさしくゆっくりとすくい上げます。こうすることで、愛犬は飼い主さんが近くにいる安心感と、無理のない姿勢で足をあげることが出来ます。

後ろ足を触る場合には先程と逆の要領で行います。犬の足を左右に引っ張ったり、後ろ側に無理に引っ張らないように注意してください。

慣らす方法|3.触られるのを嫌がる時は無理に触らない

犬が足を触ることを嫌がっているときに一番やってはいけないのは無理に触ることです。確かに徐々に慣らすことは大事ですが、犬にとっては嫌がることをされるためストレスが溜まります。犬が嫌がるようであれば無理をせずに足を触れる時間を少しづつ伸ばしていくようにしましょう。嫌がっているのに無理やり触ることで、触ろうとするだけでも怒るようになることもあります。犬が嫌がることは慎重に様子を見ながら進めていくようにしましょう。

犬が足を触られて嫌がるときには信頼関係の見直しを!

犬の足と人間の足

ここでは犬が足を触られることを嫌がる理由や足を触れるようになるための慣らし方・対策方法をご紹介しました。犬が足先に触られることを嫌がるのには理由があります。犬の気持ちを理解し、慣れさせるためにじっくりと時間をかけてトレーニングする必要があります。犬のする行動にはいつも理由がありますので、それを飼い主さんが心を通わせて汲み取ってあげることが大事ですね。

  • 公開日:

    2019.09.23

  • 更新日:

    2020.07.25

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