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2019.11.21

犬はポカリを飲んでもいいの?成分や与える際の注意点を解説

分厚い被毛に包まれて暑さに弱い犬たちにとって、日本の蒸し暑い夏はつらい季節と言えます。愛犬と暮らす皆様の中には、お散歩に行く時間帯をずらしたり、お留守番の時にもエアコンを付けたままにしておいたり、大切な愛犬が熱中症にならないよう対策している方も多いはずです。
ポカリスエットと言えば、熱中症対策やスポーツドリンクとして、特に夏場に飲まれている清涼飲料水です。熱中症対策として、愛犬にポカリスエットを飲ませても良いのでしょうか。今回は、ポカリスエットの成分や犬に与える場合の注意点を解説します。

Author :docdog編集部

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犬はポカリを飲んでも大丈夫?

犬 ポカリ

私たちの間では、夏場の熱中症対策としてや、スポーツをする際、また風邪を引いた時など、さまざまな日常の水分補給シーンで登場するのがポカリスエットです。
そんなポカリスエットは、愛犬にも飲ませても良い飲み物なのでしょうか?

愛犬がポカリを飲んでも大丈夫

結論から言うと、ポカリスエットは犬が飲んでしまっても大丈夫な飲み物です。

しかし、ポカリスエットに限らず人間用のスポーツドリンクは、犬にとって糖分や塩分が過剰に多い飲み物であるという点に注意しなければなりません。もちろん、継続して飲ませてしまった場合は肥満や糖尿病につながる恐れもあり、また腎臓に負担がかかってしまうこともあります。腎不全の犬には、絶対に与えないよう注意してください。

熱中症を防ぐ目的などで愛犬にポカリスエットを飲ませたい場合、薄めたものを与えるか、もしくは、人間用のスポーツドリンクではなくペット用に販売されている経口補水液を与えることがおすすめです。

ポカリの成分|人の体液に近いバランス

犬 ポカリ

私たち人間は、汗をかくことで体温調節をしています。その汗にはナトリウムなどのさまざまなイオンが含まれているため、水分補給をする際には、体から出ていってしまった分のナトリウムも一緒に補う必要があります。

ポカリには、ナトリウムをはじめとするイオン(電解質)が人間の体液に近いバランスで含まれているので、汗をかいた後の水分補給に適しています。

では、犬の場合はどうなのでしょうか?

犬はほとんど汗をかかない

人間と異なり、犬が汗をかく体のパーツは非常に限られています。犬が汗をかくのは、足裏(肉球)部分のみで、それ以外の身体の皮膚から汗をかくことはありません。そのため、口を開けて舌を出しながらパンティング(ハアハアと短く大きく呼吸)することで体温調節をしています。

パンティングでは、汗のようにナトリウムが失われてしまうことはほとんどありませんが、そんな犬の体液に近いバランスでイオンが含まれている犬用の経口補水液を飲ませることは、特に暑い夏場などの愛犬の水分補給に適していると言えます。

犬にポカリを飲ませる際の注意点

犬 ポカリ

愛犬の水分補給は、基本的には水で事足りますが、どうしてもポカリを飲ませたい場合には必ず薄めたものをあげるようにしましょう。
愛犬に食欲がなく、何も食べてくれない時などの応急処置として、薄めたポカリを与える飼い主さんもいらっしゃるようです。しかし、それはあくまで応急処置であり、愛犬の食欲が極端に落ちた場合は早急に獣医師に診てもらう必要があります。

また、与える際の温度にも気を付けましょう。冷蔵庫で冷やしたままのものはお腹をこわしてしまう事もあるので、常温に戻すか少し温度を上げてから与えるよう注意が必要です。

ポカリの与えすぎには注意!与えすぎが引き起こす症状

ポカリを与えすぎると、オシッコの回数が増えたり、下痢をおこしてしまったり、また軟便になってしまうこともあります。愛犬の体調を考えて与えたものでも、逆に体調を壊してしまったら意味がありません。ペット用の経口補水液を与える際も、メーカーが定める適量を守って与えるように注意が必要です。愛犬の適正量をきちんと把握した上で与えるようにしましょう。

愛犬の水分補給にはポカリも1つの選択肢

犬 ポカリ

ポカリなどのスポーツ飲料水は、暑い時期の熱中症対策などに役立ちます。非常時や緊急時など、ポカリを愛犬に与える際には必ず水で薄めて与えるようにし、腎臓が良くない場合は絶対に与えないようにしましょう。
また、愛犬に与える目的で常備する場合は、人用に作られたポカリスエットよりも、ペット用専用の経口補水液を常備しておくことをおすすめします。

  • 公開日:

    2019.09.03

  • 更新日:

    2019.11.21

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