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健康管理 / 病気

2020.10.29

ゴールデンレトリバーの寿命について。かかりやすい病気と長生きの秘訣とは

その名の通り、黄金色の美しいふさふさとした毛並みが魅力的なゴールデンレトリバー。優しく穏和で他の動物や人に対してもフレンドリーなコが多く、家族として迎え入れたならきっと深い絆で結ばれることでしょう。ここでは、ゴールデンレトリバーの寿命・かかりやすい病気、長生きの秘訣をご紹介します。

#ゴールデンレトリバー

Author :docdog編集部

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ゴールデンレトリバーの寿命は何歳くらい?

ゴールデンレトリバーの平均寿命

日本国内における犬の平均寿命は14歳前後と言われていますが、大型犬であるゴールデンレトリバーの平均寿命は、比較的短くおよそ10~12歳と言われています。幼い頃からの生活環境や食事の管理が密接に関係しており、長生きするのは暮らし方・育て方次第とも言えます。

もちろん寿命には個体差がありますが、家族の一員として、長く健康的な生活を送られるよう、オーナーさんがサポートしてあげることが大切です。

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気とは

ゴールデンレトリバーのかかりやすい病気

そのコに長生きしてもらうためには、病気の早期発見・早期治療が重要になります。いち早く異常に気付くためにも、ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気に関する知識を持っておくことが大切です。ここでは、ゴールデンレトリーバーのかかりやすい病気をご紹介します。

悪性リンパ腫

一言で言うなら「血液のがん」です。白血球の成分の一種であるリンパ球ががん化し、増殖することで発症します。身体の各リンパ節が腫れてくるため、飼い主さんが喉の辺りにあるリンパ節の腫れに気付きリンパ腫が発見されるケースが多いと言われています。細胞の検査や血液検査、レントゲン検査などで病気の状態を把握し、抗がん剤による治療が施されます。

股関節形成不全

レトリバー系の犬は遺伝的に股関節形成不全になりやすいとされています。また、最近の研究報告では、去勢避妊手術が発症要因の一つになっている可能性を示唆する報告もあります。

「股関節形成不全」は、大腿骨と股関節の接合部がうまくかみ合わず、関節炎など様々な症状を引き起こし、歩行時にふらつきが見られたり、横座りをします。症状が重度であれば大腿骨の骨頭(骨の先端にある球状の部分)の切除などの外科手術が選択される場合もありますが、軽度であれば鎮痛剤やレーザー治療による温存療法で痛みなどの症状を緩和します。

胃拡張・胃捻転

大型犬で、胸の深い犬種に多く発症する病気です。食後すぐに激しい運動をさせることで誘発され、胃が拡張するために腹部の膨満が見られます。食後の運動以外にも、遺伝的要因(胸の深い骨格)・加齢・ストレスなどの要因があると考えられています。

胃の捻れに伴い胃の周りの血管も一緒に捻れ、うっ血状態になりショックにより命を落とすこともあるため、迅速に対処しなければなりません。動物病院では胃のガスを抜く処置や、胃の捻れを元の状態に戻すための手術が行われます。

甲状腺機能低下症

喉のすぐ下にある甲状腺から、必要な量のホルモンが分泌できなくなることにより発症する病気です。元気消失、運動を嫌がる、脱毛、異常に寒がりになるなどの症状が見られますが、飼い主さんはこのような症状が現れても年のせいだと考えてしまうこともあるようです。血液検査で甲状腺ホルモン濃度を測定することで発見できるので、定期的に検査を受けると良いでしょう。

ゴールデンレトリバーの長生きの秘訣とは

ゴールデンレトリバーの長生きの秘訣 寿命

ゴールデンレトリバーの長生きの秘訣は、食事の管理や運動、動物病院の受診などが挙げられます。

適切な食事管理・適度な運動

人と同様、ゴールデンレトリバーも食事と運動が健康管理のポイントとなります。

食事は栄養バランスの取れた良質なドッグフードで、パッケージに「総合栄養食」と記載されたものを選びましょう。また、ゴールデンレトリバーは太りやすく肥満になりやすい傾向があるため、与えすぎには気をつけましょう。お散歩などの適度な運動は、肥満の予防にも繋がります。毎日1~2時間程度の散歩に連れて行ってあげるようにしましょう。

定期的な動物病院の受診

飼い主さんには健康そうに見えても、実は見えない所で何らかの病気が進行していることがあります。特にゴールデンレトリバーに多い悪性リンパ腫は、命を縮めることのある怖い病気です。病気の早期発見・早期治療が長生きの秘訣なので、定期的に動物病院で検査を受けましましょう。成犬では年1回、高齢犬では半年に1回の受診が理想的です。

ゴールデンレトリバーの健康寿命を延ばしましょう!

ゴールデンレトリバーの寿命を伸ばす

ゴールデンレトリバーは、犬全体の中では比較的短命な犬種ではありますが、飼い主さんの管理次第で健康寿命を延ばすことができます。カロリーの摂りすぎや体調の変化には注意し、もし気になることがあれば早目に動物病院を受診しましょう。

  • 公開日:

    2019.09.06

  • 更新日:

    2020.10.29

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