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犬種図鑑

2020.03.11

胡麻柴ってどんな犬?クールで希少な胡麻色の柴犬|毛色や特徴

柴犬といえば、茶色っぽい赤色の被毛がスタンダードカラーとして知られています。
日本の天然記念物に登録されており、海外からも人気を集めている柴犬ですが、実はとっても珍しい胡麻色の被毛を持つ子がいるのをご存知ですか?ごく限られた割合でしか産まれてこない胡麻柴には、どのような特徴があるのでしょうか。今回は、珍しい胡麻柴の魅力や豆知識などをご紹介します。

#柴犬

Author :docdog編集部

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胡麻柴は柴犬の毛色として珍しい?

胡麻柴

柴犬の毛色には、最も頭数が多くスタンダードカラーとも言える「赤色」、全体の10%程度を占める「黒色」、更に希少な「白色」、そして最も珍しい「胡麻色」があります。

胡麻色の柴犬は、赤色、白色、黒色の毛がすべて混ざったような毛色をしています。また、赤の割合が多いと赤胡麻、黒の割合が多いと黒胡麻と言った風に、毛色の混ざり具合によっても呼び分けられることもあります。

胡麻柴は最も希少な毛色と言われていますが、むしろスタンダードカラーである赤柴の割合が約8割と多いのが柴犬です。残りの8割を、その他3色で分けていますが、その中でも胡麻柴は特に希少な毛色です。

胡麻柴の特徴とは

胡麻柴

赤色、黒色、白色の3色の毛色を持つ胡麻柴は、その色の配合バランスや配色によって、個性豊かな風貌を持っている点が魅力です。

年齢とともに表情が変化する胡麻柴

柴犬はどの毛色でも、年齢とともに毛色が変化する犬種です。中でも胡麻柴の場合は、胡麻色がどのように変化するのか想像することが難しく、特に赤胡麻の場合は柴犬のスタンダードカラーである赤が強くなる傾向があります。年齢とともに、表情がどんどん変化していく様子を楽しめることも胡麻柴の成長を見守るうえでの醍醐味と言えます。

胡麻柴とは偶然の産物?その魅力は希少性と成長の過程で変化する毛色

胡麻柴

赤色がスタンダードの柴犬は、交配を重ねるうちに赤色が薄くなる傾向があり、元来の濃い赤色の色素を残すために黒柴との掛け合わせが行われることがあります。

実は胡麻柴は、その過程で産まれる偶然の産物です。そのため、ミニチュアダックスフンドのブリンドルと同じように希少な毛色と言われ注目されています。

胡麻色の柴犬を意図的に生まれさせようと思っても、意図する通りに産まれてはこないことから、一般のオーナーの手元に渡ることも少なく希少価値が高まっています。また、仔犬から成犬さらにシニアになるまでの間に、胡麻色のバランスがどのように変化するかはブリーダーにも未知数で、その変化を楽しむことが胡麻柴の魅力だと言われています。

胡麻柴の豆知識

胡麻柴

胡麻柴が生まれる可能性は予測不可能ですが、赤と胡麻、赤と黒、胡麻と胡麻の両親犬の組み合わせから生まれることが多いです。しかし、日本古来の柴犬を残そうとしているブリーダーは、あえて胡麻柴を産み出そうとはしていません。その貴重な胡麻柴には、他の柴犬と同様に、年に二回の換毛期があります。

胡麻柴にもある換毛期

柴犬には、ダブルコートといい、下毛と上毛の二種類が全身に生えています。下毛(アンダーコート)は柔らかく少し湾曲した毛質で、水を弾いたり、空気を含んで毛布のような機能を持っていたりします。その下毛が季節の変わり目(春と秋)に抜け替わることで、日本の四季に合わせて体温調節をしています。

抜け毛が多くなってきたら、毎日丁寧にブラッシングをしてあげましょう。上毛に比べて分厚く密集して生えている下毛は、放っておくとフェルトのように固まって抜け落ちるときの負担になってしまうので注意が必要です。

また、皮膚病になりやすい犬種なので、換毛期でなくとも日ごろからブラッシングを心掛けることで、皮膚の異変に気付くきっかけとしても役立ちます。

胡麻柴を迎えるなら柴犬専門のブリーダーに予約を

胡麻柴

胡麻柴は産み分けられる被毛カラーではなく、偶然の産物です。そのため、街中で見かけることはほとんどありません。希少な存在と言っても基本的な性質は赤色の柴犬と変わりはないので、しっかりとしたリーダーシップ、仔犬期からのしつけが必要なります。

胡麻柴を探している場合は、希少価値だけで胡麻柴を迎えたいと考えるのではなく、柴犬そのものの性質をよく理解した上で、柴犬専門のブリーダーに予約をしておくといいかもしれません。

  • 公開日:

    2019.09.05

  • 更新日:

    2020.03.11

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