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2019.09.09

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自宅に愛犬を迎え入れる前に知っておきたい、犬の種類のこと

これから犬を家族に迎えたい方の中には、すでにお目当ての犬種が決まっている方もいれば、犬種にはこだわらないという方もいらっしゃるでしょう。分かっているだけでも世界には純血種からミックス犬まで約700~800種類の犬がいると言われているのです。その中から、自分のベストパートナーを見つけるのは至難の技。今回は、犬の種類別に体格、毛色などの特徴をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

犬の種類に関する基本的なこと

犬 種類

現在、国際畜犬連盟登録犬種(FCI)に登録されている純血種の犬の種類は344種類、このうちの約200種類がジャパンケンネルクラブに登録されています。この他に、ミックス犬と呼ばれている犬がいるため、果たしてどれだけの犬の種類がいるのか見当もつきません。膨大な種類の犬の中で、どの子にするかを決めるのはとても難しいこと。犬は、種類によって大きさ、性格、運動量、飼える環境が異なります。まずは、大きさ別に犬の種類をご紹介していきます。

大きさで分類されているの?

実は、犬の大きさは小型犬は何kgまで、中型犬は何kg~何kgまでと世界的な基準が決められているわけではありません。代表的な例では、日本では大型犬に分類されているゴールデン・レトリバーですが、欧米では中型犬として分類されています。犬の見た目の大きさや体重によって、犬種が分類されているわけではないことがお分かりいただけると思います。

体格別に見ると、日本では小型犬が人気

犬 種類

犬の大きさには、超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬、超大型犬の5種類があります。日本では一般的に、5kg未満が超小型犬、5~10kg未満が小型犬、10~20kg未満が中型犬、20~40kg未満が大型犬、40kg以上が超大型犬とされています。

ペット保険大手のアニコム損害保険が発表した2019年度の人気犬種ランキングを見ると、1位は10年連続でトイ・プードル、続いてチワワ、ミックス犬(10kg未満)、柴犬、ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアン、ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャ・テリア、シー・ズー、フレンチ・ブルドッグとベスト10圏内はほとんどが小型犬ばかりという結果となっています。海外では、ゴールデン・レトリーバーといった大型犬種が人気犬種として上位を占めているのに対して、小型犬が人気犬種ベスト10を占めているのは、より狭いスペースで愛犬と暮らす環境からもたらされた結果とも言えるのではないでしょうか。

犬の体格と暮らしやすさは比例しない

人気犬種の上位を占めている小型犬種ですが、カラダの小ささは運動量や大人しさには比例しません。超小型犬、小型犬には、大きく分けると愛玩犬と使役犬の2種類がいます。愛玩犬は、人間の生活においてベストパートナーになるべく誕生しているため、運動量も少なく、集合住宅などで飼うことも可能です。代表的な犬種として、シーズーやパグが挙げられます。

体格が小さいが活発な犬種

使役犬としての本能を持つ犬種は、狩猟犬としての目的を持って誕生していることが多く、その役割によっては小さな体格ながらパワフルな性質を持っています。小型犬の中でも人気の高いミニチュア・ダックスフンドは、標準的な体重が4~5kgと超小型犬に分類されますが、猟犬としての本能が強く残っていることから好奇心が強く活動的です。怖いもの知らずで警戒心が強い一面もあり、知らない人や動物に対しては吠えかかることもあります。また、噛み付くといった行動に出る場合もあります。小さな体格ながら、運動をさせないでいるとストレスがたまってしまう犬種と言えます。

体格が大きいが大人しい犬種

日本では小型犬が人気の犬種として上位を占めていますが、欧米では人気犬種として常に上位にランクインしている代表的な犬種が大型犬のゴールデン・レトリバーです。大きなカラダながら優しく賢い性格で、セラピードッグ、盲導犬など人間に寄り添うパートナー犬としても知られています。平和主義であることから、小さな子供や小動物とも上手に付き合うことができることも特徴の一つで、たとえ噛み付けと指示されても子供などに牙をむくことができない性格です。

犬種と毛質・毛色との関係

犬 種類

犬の種類を区別するとき、「白い犬」や「茶色の犬」など被毛の色を軸に分類されることがあります。犬にとって毛色や毛質は、その犬種の特徴を表すもの。そのため、犬種ごとに被毛の毛色や毛質が異なります。特に、毛色の呼び方は犬種ごとに決まりごとがあります。また、同じ犬種でもさまざまな毛色や毛質があリ、毛色・毛質ごとに性質が異なる場合があります。

毛色の呼び方は犬種ごとにさまざま

犬の毛色は、大きく分けるとホワイト系、ブラック系、ブラウン系、クリーム系、グレー系、ブルー系があります。例えばブラウン系でもブラウン、ゴールド、レッド、イエロー、クリーム、アプリコット、ベージュ、レバーなどと犬種ごとに微妙な色の違いがあり、毛色の分類名が異なります。また、犬種独特の呼び方があることも犬の毛色の特徴です。さらに、2色以上の場合は、聞いただけではどんな毛色なのか想像がつかないような呼び方をすることもあります。飼いたい犬種や気に入った毛色がある場合には、どんな色をどのように呼ぶのかを調べることがおすすめです。

毛質は犬種によって長さも形状もさまざま

犬の毛質は、犬種によって長さ、硬さ、形状が異なります。毛質にはそれぞれ特徴や役割があります。犬の毛質は大きく分けて5タイプです。長毛でストレートまたはウエイブがかったロングコート、短毛でボリュームのあるショートコート、さらに短毛で光沢のあるスムースコート、針金のような硬い毛質をワイヤーコート、柔らかく癖のある毛質のカーリーコートです。また、被毛のタイプには2種類あり、アンダーコートとオーダーコートの2種類で覆われているダブルコートと、アンダーコートがないシングルコートの犬種がいます。

自分や家族にぴったりの子を見つけよう

犬 種類

犬には、体格の大きさだけではなく毛色や毛質などさまざまな種類があります。また、外観に加えて持って生まれた気質や本能があり、それぞれの家庭環境も異なるため、どの犬種が暮らしやすいとは一言では表せません。人気犬種であっても、家庭の事情で飼育放棄されることもある現状は非常に残念です。見た目の可愛さだけで、飼いたい犬種を決めてしまったために、最終的には飼い主も犬も不幸になる例が後をたちません。犬にはさまざまな種類があり、それぞれに個性があります。犬を家族に迎えたいと考えている方は、生活環境とその子の性質や犬種特性が見合っているかどうか、今一度見直してから希望する犬種を決定してくださいね。

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