まだ3か月のフレブル「くん太」と20代で看護師として働く「わたし」、そしてくん太の一番の親友「旦那」との生活。くん太は現在生後3か月でまだワクチンプログラムが終わっていない。しかし、すでに外の世界に興味津々。毎日のように仕事に出かけていくわたしと旦那にくっついて外の世界への旅立ちを目論んでいる。今日はそんなワクワクが止まらない、くん太を外の世界に連れ出したときのお話。
この写真は、ほとんど毎朝のできごと。私が出勤のためにストッキングを履こうとすると、くん太がガブリ!私のストッキングを口に加えたまま、部屋の中を逃げ回る。もちろん私も出勤時間が迫っているので鬼のような形相で捕まえて、を取り返す。(結構怖い顔をしてると思う)
時折、ストッキングに穴が開いちゃったりもして、トホホという気持ちになる。どうにか着替え終わって玄関に向かおうとすると、今度はくん太の通せん坊が待ち構えている。
お家に戻ろうね~、と声を掛けて抱き上げようとすると、すかさず私のふくらはぎに向かってジャンプ!抱き着いて離れようとしない。
私が出かけるのを阻止したいのか、一緒に外に出たいのか。そんな愛らしいくん太をみると、なんだかちょっぴり切ない気持ちになる。
いつもくん太は、窓の外を眺めながら通りゆく大人たちを見てうらやましそうな表情を浮かべている。
わたしは旦那にくん太を外に連れて出してみようか?と相談してみた。過保護な夫は少し不安げな表情を浮かべて、3か月の子犬が外に出ても良いのかを調べることに。
どうやら、抱っこした状態でのお出かけなら問題なさそうなことが分かった。
そして、次の休日、はじめてくん太を外の世界に連れていくことにした。
くん太にとって、柵の向こう側(玄関から外)にいくのは、お家にやってきたときぶりのことだった。
室内で首輪やリードの着用は練習済み。(といってもハナから、無表情でなにも気にしていない、という様子だった。)あとは、他の散歩しているコや車など、突然動くものをみて驚いたりしないかが心配だった。
いろんな期待と不安を抱えながら、くん太を外に連れて行ったが、結果としては、かなり期待を裏切られた形に・・・。
くん太、通りかかる犬を見て、シーン・・・。
結構なスピードで過ぎ去るトラックを見ても、シーン・・・。
表情一つ変えず、なんなら旦那に抱っこされて歩いていることが嬉しくて、得意げで、どこかどや顔をしているようにも思えた。
我々としては少し期待外れ(?)といった気持ちになったが、怖がることや嫌がることなく楽しそうにしていたことにホッとした。
犬OKというドッグフレンドリーなカフェを見つけて少し寄り道することに。人がご飯を食べていてもあまり食いしん坊を発揮しないくん太はおとなしく横に座っていた。
と思いきや、突然うとうと、、、
眠そうに眼をパチパチさせながら、こくりこくり。電車に乗っている疲れたサラリーマンみたいな表情を浮かべていて、あまりの可愛さに旦那とカメラカメラ~!とはしゃいだ。
カメラを取り出した瞬間。
パタリ。
そんなこんなで、もうすぐくん太のワクチンプログラムが終了する。
たくさんお散歩して、お友達や好きなコが出来たらいいな、そう思って今からワクワクが止まらない。
来週は、わたしのお友だちがくん太に会いに来て、わたしと夫以外で初めて人に接する。くん太はどんな姿を見せてくれるかな。今からワクワクが止まらない。