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住まい / 生活

2019.10.02

犬にとっても蚊は大敵!愛犬が蚊に刺されないための対策3選

肌を露出する季節になると気になるのが蚊の存在。蚊に刺されるとかゆいだけではなく、最悪の場合、人や犬に対して、蚊が媒介する病気に感染することがあります。犬にとっては命に関わることもある恐ろしいフィラリアを媒介する蚊は、日常の予防と対策がカギとなります。今回は、犬が蚊に刺された時の症状や蚊よけ対策についてご紹介します。

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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蚊の活動は夏だけじゃない

犬 蚊

蚊に刺されるのは夏だけと思っている方も多いと思いますが、実は日本には多くの種類の蚊が生息しています。その中で、人や犬をターゲットに吸血する蚊はアカイエカ、ヒトスジシマカ、チカイエカの3種類。吸血するのは産卵期のメスの蚊で、活動が活発になるのは気温25~30度と言われています。

最近では、夏の最高気温が30度を超える日が多く、実は蚊の活動は昔より鈍くなっているのです。その代わり25度を超える日が増えた春や秋に、活発に活動し吸血行動をとるのです。

犬が蚊に刺された時の一般的な症状とは?

犬 蚊

蚊は、人だけではなく犬も狙います。特に、短毛種や無毛のヘアレス犬種、サマーカットしている犬は長毛種に比べ刺されやすいと言われています。では、犬が蚊に刺されるとどんな症状が出るのでしょうか。

犬もかゆい!

犬も人と同じように蚊に刺されると、刺されたところが赤くはれ、かゆみを感じます。人間の場合は、かゆみ止めなどで対処できますが、犬の場合はかきむしってしまう可能性があります。あまりにかゆがっている場合は、爪で皮膚を傷つけてしまう前に動物病院でかゆみ止めを処方してもらうことがおすすめです。

アレルギー性皮膚炎を発症する

まれに犬が蚊に刺されたことによって、アレルギーを起こすことを蚊刺症と呼びます。刺された部分がニキビのように赤く腫れたり、水ぶくれや発疹ができます。

蚊が媒介する犬フィラリア症とは?

犬 蚊

犬が蚊に刺されたことで感染する犬フィラリア症は、蚊が媒介する寄生虫によって発症する感染症です。フィラリアにかかっている犬の血を吸血した蚊に吸血されることによって感染します。

犬フィラリア症は糸状虫症とも呼ばれ、フィラリア虫と呼ばれる線虫によって引き起こされる病気です。このフィラリア虫は、犬の体内に入ると犬の血管の中で成長し、最終的に心臓の肺動脈に寄生します。成虫になると細長い糸状の線虫で、増殖すると心臓の右心室にたまります。この状態になると、心肺の動きや血液循環が阻害され、さまざまな器官に機能障害が出てしまいます。

フィラリアを発症すると現れる症状を知っておこう

フィラリア症は、成虫の数、感染期間などによって症状の現れ方が異なります。また、初期では無症状の場合が多いことも特徴です。ただし、成虫の数が多い、感染期間が長いなどの要因から、咳が出る、呼吸が苦しそうになる、食欲がなくなる、運動しなくなるなどの症状が現れます。

症状が進行すると、腹水がたまる、むくみが出る、貧血を起こす、呼吸困難を起こすなどが現れます。重篤な状態では、散歩中に失神する、血を吐くなどの症状が現れ最後は死に至ります。

蚊に刺されないための対策をとろう!

犬 蚊

蚊は日本中どこにでもいる厄介な虫です。特に、夏の夕方、水のあるところ、草むらなどに多く生息しているため、そのような場所を避けることも予防の一つとなります。犬は人間と違い、蚊に刺されたことを伝えることができないため、蚊に刺されないための予防が最も有効的な方法となります。

また5~11月頃の時期に合わせて、飲み薬・滴下剤・注射でフィラリア症を予防することも重要な対策となります。

蚊よけ対策に蚊取り線香は有効?

蚊よけ対策に蚊取り線香を愛用しているご家庭も多いと思います。夏の風物詩としても人気がある蚊取り線香ですが、犬の蚊よけ対策としても有効に利用できるアイテムです。

蚊取り線香の成分は、除虫菊の花に含まれている天然の殺虫成分であるピレトリンやピレスロイド系の化合物アレスリンを練り込んだ殺虫剤です。この成分は、飛んでいる蚊に対して殺虫効果があります。スプレーなどと違い拡散力のある煙は広範囲わたって、長時間効果があるため、蚊よけ対策として明治時代から愛用されています。

蚊取り線香の煙が届く範囲内で、効果が持続するため、犬用の蚊よけ対策としても十分に効果が期待できます。

天然成分を使用している蚊取り線香がおすすめ

最近では、ペット用、動物用として煙が少ないタイプや天然由来の成分を使っている蚊取り線香が多く発売されています。ただし、呼吸器系が弱い短頭種はアレルギーを起こす場合があるので、煙を吸わないように注意が必要です。また当然のことですが、犬が蚊取り線香自体を誤食しないように、犬の顔が届かない場所に設置することがおすすめです。

アウトドアでは虫除けアイテムを活用しよう

犬 蚊

お出かけの時には、虫除けアイテムを上手に使うことがおすすめです。最近ではTシャツや虫除けスプレー、ペンダントタイプなど多彩な犬用の虫除け用アイテムが発売され人気となっています。ここでは、犬にも安心安全な天然素材や原材料にオーガニックを使用した人気アイテムを厳選してご紹介します。

ユーカリレモン・レモングラス・ペパーミントを配合した虫除けスプレー

虫除けとしてだけではなく、ブラッシングスプレーとしても使える天然保湿補修成分配合。被毛の静電気を抑え、もつれ、毛玉を防ぎなめらかに整えてくれる、愛犬に安心安全な虫除けです。

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スプレーを嫌がるコには防虫加工を施したTシャツを

生地に防虫加工が施された犬服もデザイン豊富に揃っています。こちらは、防虫機能に特化したオリジナル加工の生地を使用したウエア。天然由来の防虫成分で、蚊だけではなくノミ・ダニなど吸血する昆虫や不快な害虫を忌避します。

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虫除けお散歩グッズの中でも天然成分を使用したタイプ

リードやカラー、ハーネスなどに取り付けられるクリップ式の虫除けも、最近の人気商品です。こちらは、化学成分を使用せず、シトロネラとユーカリの精油を使用したタイプ。

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蚊に刺されないようにしっかり予防することが大切

犬 蚊

人にとって不快な蚊は、犬にとっては時には命をも奪いかねない危険害虫です。蚊に刺されないためのポイントは、蚊のいない場所を選んでお散歩に行くこと。特に、蚊が好む草むらや水溜りを避けることがおすすめです。また、春先や秋でも蚊が活発に活動している地域もあるので、気温が25度を超えたら蚊に刺されない対策をすることが大切です。

人間にとってもデング熱などの恐ろしい伝染病を媒介する可能性がある蚊から身を守るためには、発生させないように気をつけることと、刺されないように注意をすることが大切です。

  • 公開日:

    2019.08.30

  • 更新日:

    2019.10.02

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