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犬の生態 / 気持ち

2019.10.02

犬の睡眠時間はどのくらい?寝すぎることは異常なのか

睡眠には、疲れた脳や身体を休ませ回復させる働きがあります。人にとって必要不可欠な時間であるように、犬にとっても健康を守る上で大切な時間になります。ここでは、犬の平均的な睡眠時間や年齢ごとの違い、病気の可能性について解説していきます。

#Healthcare

Author :docdog編集部

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犬の平均睡眠時間はどのくらい?

犬 睡眠時間

人の睡眠時間が6~8時間くらいと言われているのに対し、犬の平均的な1日の睡眠時間は1日の半分以上、およそ12~18時間とされています。この時間は年齢や生活環境、体調などにより個体差があります。

犬に長時間睡眠が必要な理由

なぜ犬には長時間の睡眠が必要なのでしょうか?

犬の睡眠についてはまだ解明されていないことが多いですが、眠りの浅い「レム睡眠」の時間の方が長いとされています。これは、犬が野生で生活していた頃、睡眠中に外敵に襲われても瞬時に行動できるようにするための名残と考えられています。深く眠れないため、その分長時間の睡眠が必要であるとされています。

犬は年齢によって睡眠時間が変わる?

犬 睡眠時間

人で赤ちゃんと成人の平均的な睡眠時間が異なるように、犬も年齢によって睡眠時間には差があります。なぜ睡眠時間に差が出るのでしょうか。

子犬

子犬は好奇心旺盛で、起きている間はとにかく動き回っており、見ているだけで楽しい、という飼い主さんも多いですよね。子犬はこのように運動量が多くエネルギーを消耗するため、その分十分睡眠時間をとる必要があり、1日の18~19時間を寝て過ごします。

成犬

成犬の平均的な睡眠時間はおよそ12~15時間と言われています。1才頃から少しずつ落ち着いた行動を取れるようになり、精神的にも身体的にも成熟し成長のピークを迎えます。

高齢犬

高齢犬になると体力が衰え、疲労回復に時間がかかるようになります。そのため、必然的に睡眠時間も長くなります。1日の18~19時間ほどの睡眠時間が必要になるため、ほとんど寝て過ごすかじっとしていますが、休息している間はそっとしておいてあげましょう。

犬の睡眠時間と犬種は関係するのか

犬 睡眠時間

小型犬よりも大型犬の方が睡眠時間長いとの研究報告はあるようですが、実際のところ犬種というよりも生活環境が睡眠時間に影響していると考えられます。
散歩で十分に運動する子や活発に遊ぶ子は、エネルギーをたくさん消耗するため睡眠時間が長くなることが考えられます。また、人と生活を共にする中で飼い主さんと同じサイクルで寝起きするようになる子もいます。

犬の体調と睡眠時間の関係とは

犬 睡眠時間

いつもより睡眠時間が長かったり、睡眠のサイクルが変化した場合、病気のサインかもしれません。
人と同様、犬も体調が悪かったり身体に痛みを感じていると、眠ることで症状を和らげ回復を促すことがあります。調子の悪い時に起こして散歩に連れ出そうとしたりすると、嫌がったりキャンと悲鳴を上げることがあります。
高齢犬で睡眠時間が短くなり、夜中に吠えるようになった場合は認知症の疑いがあります。犬が認知症になると夜中に寝てくれなくなり、飼い主さんも眠れなくなってしまうことがあります。昼間のうちに十分散歩に出したり日光浴させることが大切ですが、一度動物病院を受診した方が良いでしょう。

犬の睡眠時間は、健康を維持するための大切な時間

犬 睡眠時間

犬は睡眠時間に脳や身体を休ませ、回復させています。健康で長生きしてもらうためにも、快適に眠れるような環境を整えてあげましょう。また、睡眠時間が長くなったり、睡眠のサイクルに変化が見られた時には病気の可能性があるので、起きている間も犬の様子をよく観察し、気になる症状があれば動物病院を受診しましょう。

  • 公開日:

    2019.08.11

  • 更新日:

    2019.10.02

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