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エリザベスカラーをつけている白と黒い毛をした犬
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2021.08.31

エリザベスカラーは犬にストレス?付け方やストレス対策グッズ6選を紹介

ケガや皮膚炎・手術後などに犬が患部を舐めたり刺激しないように首に装着するアイテムのエリザベスカラー。愛犬の健康のためには必要なアイテムですが、愛犬にとっては大きなストレスになることも考えられます。
今回は、少しでもストレスが軽減されるようエリザベスカラーを購入したらやるべきことや正しい付け方、一緒に使うと便利なグッズなどを紹介していきます。

文:関 ゆりな/ドッグライター

犬のエリザベスカラーとは?

エリザベスカラーをして床におすわりをしているパグ犬

エリザベスカラーとは、首に巻き付けることで犬が傷口を舐めたり、手足で患部を引っ掻いたりしないようにするための道具です。しかし、サイズが合っていないと効果が得られないこともあります。
また、エリザベスカラーを付けることで普段よりも視界が狭くなり、音も聞こえにくくなるため、ストレスを感じずに普段通りの生活を送ってもらえるよう過ごしやすい環境にしてあげることが大切です。ここでは、エリザベスカラーを購入したら、装着する前にやるべきことについて紹介していきます。

サイズ確認はしっかりと

エリザベスカラーのサイズが合っているか、特にマズルに比べて幅がしっかりとあるか確認しましょう。
サイズが緩ければ、嫌がっているうちにスポッと抜けてしまう可能性があります。飼い主が一緒にいる時であればすぐに付け直すことができますが、お留守番の最中に取れてしまえば、一気に傷口が悪化してしまうかもしれません。

また、エリザベスカラーの幅が狭いと、口が傷口に届いてしまい着けている意味がなくなってしまうこともあります。特にダックスフンドイタリアングレーハウンドなどマズルが長い子は、通常のエリザベスカラーだと幅が足りない可能性もあります。装着したらしばらくの間は、傷口に届かないかどうか様子を観察しておきましょう。

安全な環境にする

ベル型のエリザベスカラーは、顔周りが覆われているため、視界が普段よりも狭まっています。普段のように元気に動き回っていると、あっちこちにぶつけてしまいケガをしてしまうことも。
愛犬の動き回る範囲内には、ぶつかる可能性のある障害物などは撤去して、安全に過ごせる環境を整えてあげましょう。

フードや飲み水の工夫

エリザベスカラーを装着したままでのごはんは、愛犬にとって慣れるまで大変食べづらいものです。 フード用の台を使って器の位置を少し高くしてあげるだけでも食べやすくなりますので、ぜひトライしてみてください。 なお、飲み水にも同様の配慮が必要になります。

ケージに取り付けた給水機の場合は、柵にエリザベスカラーがあたってうまく水を飲めない可能性があります。高さ調整をしたり、器に入れた水を飲みやすい高さの台に置くなどの工夫をしてあげてください。

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犬のエリザベスカラーの正しい着け方

犬がエリザベスカラーをして目の前のおやつに注目している

ここでは、エリザベスカラーを上手に着けられる方法について紹介します。

おやつを使って楽しい記憶に結びつける

ベル型のエリザベスカラーを開いた状態にしお皿のようにして大好きなおやつを置きます。この時エリザベスカラーを愛犬に近づけて行かずに、愛犬自ら寄ってきて食べるのを動かずにじっと待ちましょう。

何度か置いては食べさせるを繰り返してエリザベスカラーに慣れてきたら、首に着けるふりをしておやつを与えます。愛犬が動き出して嫌がる前に、驚かせないようエリザベスカラーを手前に引いて外しましょう。
この動作を何度か繰り返し行い、慣れてきたらエリザベスカラーを装着し、またおやつを与えます。エリザベスカラーをつけることでおやつをもらえる!と楽しい記憶と結びつけることができれば、嫌がることなく装着できるようになるでしょう。

エリザベスカラーのつけ方を紹介している動画

エリザベスカラーを嫌がってしまうとき

エリザベスカラーにうんざりしている毛の長い犬

エリザベスカラーは犬の行動を制限するものであるため、基本的にはどの犬も不快で嫌なものと思うようです。 しかし、愛犬が嫌がるからといってエリザベスカラーを取り外してしまうと、その隙に舐めたり掻きむしって患部を悪化させてしまうことがあるため、安易に外すのはリスクを含みます。

時間が経つと慣れて受け入れてくれることが多いので、しばらくの間、飼い主さんが近くで見守ってあげるようにしましょう。

素材をかえてみる

エリザベスカラーを愛犬が嫌がる原因のひとつに、硬く重たい素材であることが考えられます。
特に小型犬は、エリザベスカラーの重さを負担に感じてしまい、嫌がることがあります。 硬いプラスチック製は嫌でも、柔らかい布製のエリザベスカラーなら大丈夫ということは多いようですので、愛犬に合わせて出来るだけストレスのない状態を作ってあげましょう。

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犬のエリザベスカラーと一緒に使うおすすめグッズ6選

エリザベスカラーをしている子犬が庭をお散歩している

エリザベスカラーをつけることの大きなデメリットは、愛犬がストレスを感じてしまうことです。だからと言って回復するまでは外してあげることはできないため、少しでもエリザベスカラー生活を快適にストレスフリーに過ごす助けとなるグッズを紹介していきます。

食べやすさ飲みやすさを重視してストレスの軽減に

先述したように床置きの餌皿、ウォータボトルではエリザベスカラーが引っ掛かり上手く飲食できない場合があります。普段通りに食べたり飲んだりできないのは大きなストレスになりますから、少しでも飲食がしやすくなる商品を集めました。

ケージがなくてもOK!自立式の給水スタンド

ケージやサークルが無くても設置できる給水スタンドは、エリザベスカラーの引っ掛かりを防ぎ、快適に水分補給をすることができます。
飲み口の高さは16~31cmの範囲内なら自由に調節できるので、愛犬の体のサイズに合った飲みやすい高さに変えることも可能です。給水ボトルの下には飲みこぼしをキャッチするトレーとトレー台があるため、床がビチャビチャになることもありません。

傾斜があるから食べやすい!コの字型の食器スタンド

床に直置きされた食器でごはんを食べる場合、必然的に下を向く必要があるため、エリザベスカラーが引っかかったり、お皿がエリザベスカラーによって動いてしまったりと上手に食べることができない可能性があります。
食器を地面より高い位置に置き傾斜を少しつけることで、首を曲げずに食べることができ、エリザベスカラーが食事の妨げになりにくくなります。また、スタンドの底の部分に滑り止めを付けられるので、エリザベスカラーに押されて動いてしまうのを防げます。

術後で元気のない愛犬に!持ち手付きの食事補助食器

犬の回復力は驚異的なのので、術後すぐでも普段通り歩いている子もいますが、ショックや体力の消耗によって動きたがらない子もいるでしょう。
持ち手付きの食事補助用食器なら元気のない子の口元へ食器を持っていくことができ、食べれないストレスを感じずに食事を楽しめますね。

長時間集中できるおもちゃでストレス発散

ここでは、エリザベスカラーによるストレスを少しでも軽減でするために、気を紛らわせて集中できる知育おもちゃを紹介します。

取り出す快感がたまらない!見た目もキュートなクッキートイ

見た目が可愛らしい牛乳パックとスクイーカー入りクッキーがセットになった知育おもちゃです。牛乳パックにクッキーよりも少し小さめの穴があいており、クッキーを出し入れすることができます。
ぬいぐるみのように柔らかい素材でできているので、万が一エリザベスカラーがぶつかっても痛くありません。おやつを穴の中に入れれば、夢中になってクッキーを取り出して遊んでくれるでしょう。

おやつの隠しポケットがたくさん!集中できるノーズワークマット

おやつを隠すポケットがたくさんついていて、長時間集中できるノーズワークマットです。嗅覚と頭脳を使うので見た目以上に体力を使い、運動不足解消にもなります。
ベル型のエリザベスカラーだと引っかかって遊べない可能性もありますので、ドーナッツ型のエリザベスカラーを着用している子におすすめです。

転がすとおやつが出てくる!安全性にもこだわった知育トイ

おやつを中に入れてコロコロと転がすとおやつが出てくる見た目もキュートな知育トイです。アメリカ・シアトルのペットブランド「THE ODIN」が販売しており、中毒性のない素材を使用して安全性・耐久性にもこだわっています。2つを連結させて遊ぶこともできるので、口の大きな大型犬も楽しく遊べることができそうですね。

ストレスが軽減されるよう工夫してあげよう

エリザベスカラーをしている犬が飼い主の方をみてなにか言いたげにしている

エリザベスカラーに慣れるまではどうしてもストレスがかかってしまいますが、なるべく普段通りの生活ができるよう工夫してあげられるといいですね。安静にしてイチ早く回復できるよう愛犬の様子をチェックしながら、エリザベスカラーに慣らしていきましょう。

  • 公開日:

    2019.08.30

  • 更新日:

    2021.08.31

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ライター・専門家プロフィール
  • 関 ゆりな
  • ドッグライター
  • ビションフリーゼのココメロとのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。 長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。