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2019.10.23

注目の犬用ウエットスーツって?必要性・5つの特徴を詳しく解説

サーフィン、ウインドサーフィンやSUPなどのウォータースポーツを楽しむ人にとっては必需品とも言えるウエットスーツですが、犬用のウエットスーツがあるのをご存知ですか?海や雪山で遊ぶ犬が増えてきた昨今、汚れ防止や冷え防止にウエットスーツをオーダーするオーナーさんが急増しています。今回は、犬用ウエットスーツの特徴や必要性、便利な理由、オーダー方法についてご紹介します。

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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犬用ウエットスーツの必要性とは?

犬 ウェットスーツ

犬は毛皮を着ているからウエットスーツや洋服なんて必要ない!そんな声を聞くことがありますが、本当にそうでしょうか?飼い主の立場から考えると、ビショビショのカラダで砂にゴロスリされたり、雪玉が飾り毛にたくさんついてしまったり、楽しい遊びの後のアフターケアがどうしても気になるところ。そんなオーナーさんの悩みを解決するだけではなく、犬にとってもメリットがあるのが犬用のウエットスーツなのです。

犬にとってもカラダの冷えは大敵

体温が高く被毛がある犬は、低体温症とは無縁と思っている方も多いのではないでしょうか?

長時間の水遊び、水温の低い川や湖での水遊び、雪山などで遊んでいる時や遊び終わった後にブルブル震えていたなんていうことはありませんか?もしかすると、低体温症の前兆かもしれません。

人間と違い、犬は寒さを訴えることはありません。特に、いつもと違う環境で楽しく夢中になって遊んでいると、寒さや冷えなど関係なく遊んでしまいます。そんな時に、気をつけなくてはいけないのが、犬のカラダの冷えです。人間なら唇が紫色になってしまうほど冷えていても、犬の場合は目に見える症状がないため、飼い主はなかなか気が付きません。

低体温症は、寒さから体温調節が追いつかないために起こる症状です。重篤な低体温症では、体温がどんどん下がり、最悪の場合は呼吸困難から昏睡状態に陥ってしまいます。

ウエットスーツは、保温性に優れているため、犬の体温低下を防ぐ働きをします。犬用ウエットスーツは、人間用と同じネオプレーンと呼ばれている生地で作られています。ネオプレーンは、防水性が高く水に濡れても保温効果があることが特徴です。ウエットスーツを犬に着せることで、冷たい水や雪が体に付着するのを防ぎ、また保温効果から体温低下を防いでくれるのです。

こんなのが欲しかった!犬用ウエットスーツが便利な理由とは?

犬 ウェットスーツ

海へ連れて行くのはいいけれど、砂だらけになるので後が大変、オーナーさんにとって砂をきれいに洗い流すのは大きな手間です。あとが大変だから海には連れて行きたくない、そんな思いから犬が大好きな海遊びを止めてしまうという話をよく耳にします。ウエットスーツは、そんなお悩み解決アイテムとして注目されているのです。

砂や泥にゴロスリしても汚れない、怪我予防にもなる!

ウエットスーツに使用されているネオプレーンは、防水性はもちろんクッション性に優れた強度のあるゴム素材です。ウエットスーツは、通常の布地と違いクッション性に優れているため、犬が大好きなゴロスリをしても皮膚を傷つけることはありません。また、砂や泥などの付着も防げるため、水遊びや雪遊び後のケアも楽になります。砂だらけのカラダに悩まされていたオーナーさんにとっては願ってもいないウエアと言えます。

雨の日のレインコート代わりとしても便利

雨の日にレインコートを着せると嫌がることがありませんか。防水性を高めているレインコートは、その素材の特性から動くたびにガサガサと音がし、その音が犬にとってはストレスとなる場合があります。また、動きにくさも犬は感じるようです。その点、防水性、伸縮性バツグンのウエットスーツは雨の日のレインコート代わりにも使用できる優れもの。水遊びから雨の日まで使用できることは、お財布にも優しいと言えます。

ウエットスーツはこんなに凄い!5つの特徴を詳しく!

犬 ウェットスーツ

ウエットスーツは、開発以来60年以上サーフィンやダイビングをはじめ、水中または水上で活動するあらゆる人々に愛用され続けています。その理由は、ウエットスーツ独自の特徴にあります。ここでは、ウエットスーツの特徴についてわかりやすく解説します。

保温性に優れている

ウエットスーツの最大の特徴はその保温性にあります。ウエットスーツの素材であるネオプレンには、無数の気泡があります。この気泡を通り抜けてきた海水や水は、皮膚・被毛とウエットスーツの間に水の層を作ります。この水の層が体温によって温められ保温効果となるのです。

カラダを異物から保護してくれる

犬が夢中になる水遊びや雪遊びでは、思わぬ怪我をすることもあります。海ではクラゲなどの危険生物、川や湖では尖った岩や流木など、怪我の要因となるものはさまざま。そんな要因から犬のカラダを保護してくれるのがクッション性のあるウエットスーツです。また、ゴロスリをしても岸辺に落ちている小石や砂利などからカラダを保護することができます。

カラダがビショビショに濡れない

ウエットスーツは、カラダにぴったりフィットすることが特徴です。そのため、ウエットスーツで覆われている部分のカラダはほとんど濡れません。特に4本の足をすべて覆うフルスーツを着用すると全身が濡れることはありません。カラダが濡れなければ、冷えることもなく、また遊んだ後のお手入れもブラッシングだけでとてもお手軽です。

伸縮性バツグンで犬にストレスがかからない

通常の布地は、縫い方によってバイアス方向(斜め)に最大限に伸びる特徴がありますが、ウエットスーツの素材は縫い目がありません。どの方向へも同じだけの伸縮性があるため、犬の活発な動きを妨げることがなく、走り回ったり泳いだりと何も来ていない状態と変わらずストレスのない動きが出来ることもウエットスーツの特徴です。

お手入れが簡単

撥水加工・防水加工などを施した新素材で作られている製品は、着用後の洗濯、アイロンかけが必要となりますが、ゴム素材で作られているウエットスーツは、着用後は真水で洗い流し、陰干ししておくだけと手間いらずです。また、乾きも早いので、毎日でも使用できることが魅力です。気になる砂汚れも、ポリウレタン系の布地は砂や泥などが繊維に入り込み洗濯しても落としにくいですが、ウエットスーツは砂を払い落とすだけで簡単に落とすことができるのも大きな魅力といえます。

ウエットスーツはカスタムオーダーがおすすめ

犬 ウェットスーツ

犬は、犬種が同じでも骨格や筋肉のつき方、被毛の量が違います。一頭として同じ体型の子がいないことが犬のカラダの特徴です。ウエットスーツはカラダにぴったりフィットすることで、犬の動きを制限することなくまた保温効果を得ることができます。そのため、犬の体型に合わせてウエットスーツをカスタムオーダーすることがおすすめです。

用途に合わせたウエットスーツをオーダーしましょう

ウエットスーツは、季節ごと、用途別にさまざまなデザインがあります。おすすめのデザインは、4つ。

(1)真夏用のベスト
(2)腰部分のめくれが防止できる後ろ足半袖のショートジョン
(3)春・秋に役立つ前後ともに半袖のスプリング
(4)冬の水辺や雪山用の前後ともに長袖のフルスーツ

現在、犬のウエットスーツを提供しているメーカーは数社ありますが、4タイプのウエットスーツをラインナップしているのはSplashdogs1社のみとなっています。ぜひチェックしてみてください。

Splashdogsとは

水遊び、雪遊びにウエットスーツは必需品

犬 ウェットスーツ

最近では、さまざまな新素材を採用したドッグウェアが販売されています。特に、防水性・保温性に着目したウェアは、毎年新商品が発表されており、どの商品もカラフルでオシャレなことから人気がありますが、サイズが"ぴったり"ということが難しいため、着用していて毛玉ができる、皮膚が擦れてしまったなどのトラブルも報告されています。

人間用のウエットスーツが開発以来60年以上にわたって愛用されていることからも、その素材の良さが理解できますよね。また、カスタムオーダーできるところもウエットスーツならではの魅力です。

まだ持っていないという方は、世界に1枚うちの子だけのウエットスーツをオーダーして、安心・安全に、海などの水辺や真っ白な雪山を、愛犬と思いっきり駆け回ってみてはいかがでしょうか?

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

  • 公開日:

    2019.08.28

  • 更新日:

    2019.10.23

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