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食べもの

2020.03.27

犬はトマトを⾷べても⼤丈夫?手づくりご飯を作る前に知りたい基礎知識

トマトは抗酸化作用が強く、ビタミンやミネラルが豊富な上に、料理のアレンジの幅を広げてくれる、とても美味しくて人気の高い野菜です。そんな人間にとってはメリットたっぷりのトマトですが、愛犬に食べさせても大丈夫か?気になるところですよね。今回は、「犬にトマトを食べさせても大丈夫?」を簡単に解説していきます。

#Foods

Author :docdog編集部

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愛犬にトマトを食べさせても大丈夫?

結論から言うと、トマトに対してアレルギーがない限り、犬にトマトを与えることは問題ありません。しかし、闇雲に与えることはお勧めできません。ここからは、トマトに含まれる栄養素と与える際に注意することをご紹介します。

トマトに含まれる栄養素(※)

トマトは低カロリーで、栄養素が豊富な野菜です。ビタミンC、ビタミンE、カリウム、リコピンなどが豊富に含まれています。以下にトマトに含まれる栄養素をご紹介します。

ビタミンC

ビタミンCはアスコルビン酸とも呼ばれ、体の中の皮膚や骨、粘膜などを形成するタンパクである、コラーゲンの形成に必要な物質です。ビタミンCが不足するとコラーゲンが合成できずに血管が脆くなり、出血を起こす「壊血病」になります。また皮膚や骨などを正常に保つ機能もあります。

ビタミンE

ビタミンEは4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの計8種類の化合物の総称です。細胞膜の脂質リン脂質二重層内に取り込まれ、強い抗酸化作用を示します。過酸化脂質の生成を抑制し、細胞の酸化を防ぎ、老化を防ぐ作用があります。

カリウム

カリウムはナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持して、神経刺激の伝達、心臓や筋肉の働きなどを担っています。またカリウムは腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し、尿中に排出させるので血圧を下げる働きをします。

リコピン

リコピンを含むカロテノイドは植物などに含まれている赤色の色素で、強い抗酸化作用を持つ物質です。

愛犬にトマトを与えるときの注意点は?

犬も人間と同様に普段食べていないものを食べると下痢をしたり吐いたりすることがあります。トマトの実の部分には愛犬の体にとって毒になるような成分は含まれていませんが、やはり沢山与えることは避けた方が良いです。

アレルギーの可能性を疑う

食べ物に対するアレルギーで犬は下痢をします。トマトを与えることで頻繁に下痢するようであれば、トマトに対するアレルギーを持っている可能性もあるため、与えないようにしましょう。犬にトマトを与えることによる重度のアレルギーは聞いたことがありませんが、気になる場合にはアレルギーを持っているか検査することも出来るので、動物病院で獣医さんに相談しましょう。

葉や茎は避ける

またトマトの葉や茎には「ナルコチン」という有毒物質が含まれています。へたや青いトマトを与えると、食欲不振などの症状が出ることがありますので与えないようにしましょう。

愛犬にトマトを与える場合は少量ずつ

人間にとっては健康や美容にも良いとされるトマトを、愛犬にもあげたいと思われる方も多いと思いますが、手づくりご飯を検討する際は、トマトを大量に与えないこと、アレルギーを持っている可能性があること、与えてはいけない部位があることを理解する必要があります。まずはトッピングから始めて、様子を見ながら食べさせてあげるようにしましょう。

(※)参考文献:文部科学省 食品成分データベース

  • 公開日:

    2019.08.04

  • 更新日:

    2020.03.27

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