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犬種図鑑

2020.03.11

ミニチュアダックスフンドの歴史を知ってる?誕生のルーツと小型化された理由

ミニチュアダックスフンドは、小型犬の中でも人気の高い犬種です。そんなミニチュアダックスフンドは、一体どんな歴史を持つ犬種なのでしょうか?また、ダックスフンド種には3種類のサイズバリエーションがありますが、小さなミニチュアダックスフンドが誕生したのはどういった理由からなのでしょうか。
ミニチュアダックスフンドの誕生ルーツを知って、性質や特徴の理解に繋げ、上手な育て方を目指しましょう。

#ミニチュアダックスフンド

Author :docdog編集部

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ミニチュアダックスフンドの歴史|誕生のルーツ

ミニチュアダックスフンド 歴史

ミニチュアダックスフンドはその名の通り、ダックスフンドを小型化した犬種です。
まずは、ミニチュアダックスフンドのもととなる、ダックスフンドの歴史を見てみましょう。

ダックスフンドの歴史

古代エジプトの壁画に描かれた、ダックスフンドと酷似した犬種がダックスフンドの最古の記録といわれています。

実際に記録が残っているダックスフンドの祖先は、12世紀頃にスイスにいた「ジェラ・ハウンド」という狩猟犬です。

このジェラ・ハウンドが、ドイツやオーストラリアにいたピンシェル(ドーベルマンとミニピンの祖先)と交配し、ダックスフンドが誕生したといわれています。

現在のダックスフンドの体重は9kgほどですが、当時は10kg~20kgほどあったとされています。

ダックスフンドという名前は、ドイツ語でアナグマを意味する「Dachs(ダックス)」と犬を意味する「Hund(フンド)」を組み合わせた名前で、アナグマの猟犬であるとことから名付けられました。

毛質には3種類ある

ダックスフンドには「スムース」「ロング」「ワイヤー」と3種類の毛質があります。

もともと、ダックスフンドはスムースタイプのみでしたが、その後シュナウザーやテリアとの交配によりワイヤータイプが誕生し、15世紀ころにはスパニエルと交配しロングタイプが誕生したとされています。

ミニチュアダックスフンドの歴史|小型化の理由はその活躍の現場にあった

ミニチュアダックスフンド 歴史

ミニチュアダックスフンドは、ダックスフンドを改良して誕生した犬種で、小型化されたのは狩りの効率化を考慮してのことでした。

小型化の理由

スタンダードの大きさから小型化した犬種は多くありますが、例えば人気の高いトイプードルは愛玩犬として小型化されたのに対し、ミニチュアダックスフンドは狩りの効率化のために小型化されたという歴史を持っています。

ネズミやアナグマ、野うさぎ、イタチなどの小型動物の狩猟現場で活躍していたため、小さい穴にも入りやすいよう小型化が行われたのです。

小型化の公認

ダックスフンドの小型化は1900年代初期に開始され、当初は見た目のばらつきが大きいため犬種として登録はされていませんでした。

1910年頃になると、スムースにはミニチュアピンシャー、ロングにはパピヨン、ワイヤーにはミニチュアシュナウザーと毛質に合わせた交配を行い、見た目が統一されるとサイズのバラエティーとして登録されました。

カニヘンダックスフンド

ミニチュアダックスフンドをさらに小型化した犬種として、カニヘンダックスフンドも存在します。

このカニヘンダックスフンドも狩猟の効率化のために小型化が行われました。カニヘンはドイツ語でウサギという意味で、穴に潜むウサギを狩る猟犬として改良されたといわれています。

ミニチュアダックスフンドの歴史|日本での人気の高まり

ミニチュアダックスフンド 歴史

ミニチュアダックスフンドは、明治時代に日本へと入ってきたといわれています。

その後人気が高まり現在の日本での飼育数は、JKC(ジャパンケネルクラブ)の2018年の公開データでは19,546頭となっており、トイプードル、チワワに続いて飼育頭数が多い犬種です。

同じダックスフンドでも、カニンヘンが6,094頭、スタンダードが65頭となっており、ダックスフンドの中ではミニチュアの人気は群を抜いて高いと言えますね。

ミニチュアダックスフンドの歴史を知ることは上手に育てる第一歩

ミニチュアダックスフンド 歴史

小型犬の多くは愛玩犬として改良されているのに対し、ミニチュアダックスフンドは狩猟の効率化のために改良されたという歴史を持っています。

そのため猟犬としての本能が残っており、穴掘りなど運動が大好きな犬種です。日本ではとても人気の高い犬種ですが、誕生のルーツを知って上手に育てていきたいですね。

  • 公開日:

    2019.08.14

  • 更新日:

    2020.03.11

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