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犬種 / イヌ図鑑

2019.08.14

ミニチュアダックスフンド誕生のルーツとは?歴史に迫る

ミニチュアダックスフンドは、小型犬の中でも人気の高い犬種です。そんなミニチュアダックスフンドの誕生ルーツを知って、性質や特徴の理解に繋げましょう。

#ミニチュアダックスフンド

Author :docdog編集部

ミニチュアダックスフンドの誕生のルーツ

ミニチュアダックスフンド 歴史

ミニチュアダックスフンドは名前の通り、ダックスフンドを小型化した犬種です。まずは、ダックスフンドの歴史を知ることがミニチュアダックスフンドのルーツを知るための良い材料となります。

ダックスフンドの歴史

古代エジプトの壁画にダックスフンドと酷似した犬種が描かれているのが、ダックスフンドの最古の記録といわれています。実際に記録が残っているダックスフンドの祖先は12世紀頃にスイスにいたジェラ・ハウンドという狩猟犬です。このジェラ・ハウンドがドイツやオーストラリアにいたピンシェル(ドーベルマンとミニピンの祖先)と交配し、ダックスフンドが誕生したといわれています。現在のダックスフンドの体重は9kgほどですが、当時は10kg~20kgほどあったとされています。

ダックスフンドという名前はドイツ語でアナグマを意味する「Dachs」と犬を意味する「Hund」を組み合わせた名前で、アナグマの猟犬であるとことから名付けられました。

毛質の違い

ダックスフンドにはスムース、ロング、ワイヤーと3種類の毛質があります。もともと、ダックスフンドはスムースタイプのみでしたが、その後シュナウザーやテリアとの交配によりワイヤータイプが誕生し、15世紀ころにはスパニエルと交配しロングタイプが誕生したそうです。

ミニチュアダックスフンドの歴史

ミニチュアダックスフンド 歴史

ミニチュアダックスフンドはダックスフンドを改良して誕生した犬種で、小型化されたのは狩りの効率化を考慮してのことでした。

小型化の理由

スタンダードから小型化した犬種は多くありますが、例えば人気の高いトイプードルは愛玩犬として小型化されたのに対し、ミニチュアダックスフンドは狩りの効率化のために小型化されました。

ネズミやアナグマ、野うさぎ、イタチなどの小型動物の狩猟を行うため、小さい穴へ入りやすいようにと小型化が行われました。

小型化の公認

ダックスフンドの小型化は1900年代初期に開始され、当初は見た目のばらつきが大きいため犬種として登録はされていませんでした。1910年頃になると、スムースにはミニチュアピンシャー、ロングにはパピヨン、ワイヤーにはミニチュアシュナウザーと毛質に合わせた交配を行い見た目が統一されるとサイズのバラエティーとして登録されました。

カニヘンダックスフンド

ミニチュアダックスフンドをさらに小型化した犬種として、カニヘンダックスフンドも存在します。このカニヘンダックスフンドも狩猟の効率化のために小型化が行われました。カニヘンはドイツ語でウサギという意味で、穴に潜むウサギを狩る猟犬として改良されたといわれています。

ミニチュアダックスフンドの飼育頭数

ミニチュアダックスフンド 歴史

ミニチュアダックスフンドは明治時代に日本へと入ってきたといわれています。その後人気が高まり現在の日本での飼育数は、JKC(ジャパンケネルクラブ)の2018年の公開データでは19,546頭となっており、トイプードル、チワワに続いて飼育頭数が多い犬種です。同じダックスフンドでも、カニンヘンが6,094頭、スタンダードが65頭となっており、ダックスフンドの中ではミニチュアの人気が最も高いと言えそうです。

ミニチュアダックスフンド猟犬として誕生

ミニチュアダックスフンド 歴史

小型犬の多くは愛玩犬として改良されているのに対し、ミニチュアダックスフンドは狩猟の効率化のために改良されています。そのため猟犬としての本能が残っており、穴掘りなど運動が大好きな犬種です。頭も良く初心者でも飼育がしやすいことから飼育数が多いのが特徴です。

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